まだ続く
なんだか冬戦争の再来?地上波のニュースは・・・・・本当にひどい内容にコメンターの低レベル・・・・これを鵜呑みにする人がいるんだと思うと恐ろしくなる。ロシア(ソビエト連邦)を屈服させた戦争は数えるしかない。領土を失ったのは日露戦争。第1次世界大戦でウクライナを失っているが、これはロシア帝国が倒れた後遺症。ソビエト連邦に生まれ変わるゴタゴタの中で生まれ、ソ連に編入される。ロシアからソビエト連邦に生まれ変わる中で、ポーランド、フィンランド、ウクライナ、バルト3国など多くの地域を失った。それらの奪還のためにナチスドイツと秘密協定を含む独ソ不可侵条約を結んで、再占領に乗り出す。ウクライナはさっさと自分のモノにしたが、その後バルト3国は占領。フィンランドやポーランドには大敗。フィンランドは一部割譲で手を打ち、ポーランドは防衛完遂した。ソビエト連邦が、ロシアに生まれ変わる中で、白ロシア、ウクライナ、ジョージア(グルジア)・・・・多くの地域を失った。そして、再度失った地域を取り戻そうとしている。ロシア帝国が拡大主義を取ったのはその時代の常識だったから。領土こそ力であり、植民地の争奪戦が行われた。異民族に対する同化政策が行われ、その大半は強制移住。そして、軍隊・経済力など力による支配。ソビエト連邦でも基本は変わってない。植民地が衛星国に代わり、移住の代わりに思想の強制。軍隊・経済力など力による支配は何も変わらない。強国に見えるロシアは、耕地を求め南下し外洋を求め拡大し、結果として報われなかった。世界一の国土地帯の大半はウクライナに帰結し、外洋を求めたはずの湾港はすべて内海。その、拡大に対する欲求はロシアの根本であるかもしれないが、まるで駄々っ子のように見える。ウクライナはソビエトの一部だった。ウクライナはロシアのやり方を骨の髄まで知っている。だからこそ徹底抗戦するだろう。冬戦争をドローに持ち込んだフィンランドのように・・・・(フィンランドもロシアの一部だった・・・・・)