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カテゴリ:ふと感じた事シリーズ
6月1日は鮎の解禁日。
待ちに待った鮎釣りファンが釣り竿を垂らす姿がニュースにも取り上げられた。 金曜日、私自身も湯河原の温泉で狩野川で捕れたばかりの、美味しい鮎をいただく機会があった。 鮎は日本伝統の魚で、夏を表す俳句の季語としても古くから知られている。 この魚は水が綺麗な清流にしか生息しないという事で、 今日は“きれいな川”の話。 先週、大阪へ行く途中の新幹線から、沢山の川を通過して見た。 釣りが好きな私は、湖、川を見ると本能的に反応し、見入ってしまう。 河口近くの大きな川、田舎の渓流の様な美しい川、そして護岸されたドブ川。 日本にもまだまだ美しい川があるんだなという感動。 そして、都心部の汚い川へのやるせなさを同時に味わった。 私の住む都内の町にも川が流れているのだが、異臭のするドブ川である。 どうして東京はこんなになってしまったんだろう・・・ 先日のTIME誌に面白い記事があった。 ソウル市の市長Lee Myung Bakが率先し、市内を流れる川の復興事業の成功だ。 以前は、本人自身が建築会社のCEOとして汚染の源を作っていた張本人だったらしい。 ところが、市長になった今では、ソウル市の象徴事業として高速道路を取り壊し、綺麗な景観の川をソウル市内に取り戻したのだ。 昨年10月に完成し、観光客が2000万人も訪れているそうだ。 市民にとっては、都会にできたオアシスと評判もいい。 象徴するのが、市長が川に足を浸して笑顔で笑っている写真。 東京都内でもいつかこんなことが出来る日を願いつつ、何が出来るか考えてみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 4, 2006 07:26:13 PM
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