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カテゴリ:マメマメ知識・雑学
IDEAs(Industrial Design Excellence Awards)という面白い賞の記事を読んだ。
ビジネスウィークがスポンサーで、様々な製品のデザイン性を金、銀、銅で評価しているものだ。 企業にとって、機能性だけでなく“デザイン”というものが戦略的な位置づけになってきており、個人にとっても購買決定要因、選択の大きな基準になってきている。 今回発表された2006年のサプライズは、日本企業を中心とするアジア企業の躍進だ。 Panasonicが6つの賞を受賞し、アップルコンピューターなどを含めた欧米企業と大きな差をつけた。 例えば、MIT Media Labsのプロジェクトの$140のラップトップコンピューター。 アフリカ、ブラジル、中国、インド、タイなどといった、ネクストマーケット向けの低価格PCだ。 5歳から15歳くらいの子供を惹きつけるユニークなデザインは勿論だが、持ちやすいハンドル、発展途上国における悪条件(温度、電力不安定、ネット環境など)を考慮した製品作りがなされている。 その他、2秒で設営できるテントや、素敵な寿司プレートなど様々だ。 こうした世界のデザインへの潮流から、デザインを学ぶ学生も増加している。 記事広告には、“MFA is the new MBA” というメッセージがあった。 MFA(Master of Fine Arts)、美術学修士号のことだ。 最近発売された大前研一さん訳の本、ハイコンセプト(The Whole New Mind by Daniel H. pink)にも、これから求められる6つのセンスとして、デザインは取り上げられている。 百聞は一見にしかず。 ぜひご覧になって欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 9, 2006 07:17:52 PM
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