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カテゴリ:読書感想
(上)キリストの聖骸布が保管される、トリノ大聖堂で火災が発生。焼跡から発見されたのは、「舌のない男」の焼死体だった。その2年前、同じ聖堂で逮捕された窃盗犯にも、やはり舌がなく、指紋もすべて焼かれていた。美術品特捜部部長マルコは、二つの事件の関連を疑い、捜査に乗りだす。だがこれは、やがて世界を震撼させる恐ろしい陰謀劇の序章にすぎなかった……。聖骸布をめぐる謎と歴史のうねりが織りなす、歴史ミステリ巨篇。 (下)収監されていた“舌のない男”を囮にし、その背後にある秘密組織を暴こうと作戦を練る美術品特捜部。一方、独自に事件の調査をつづけるジャーナリストのアナも、聖骸布とテンプル騎士団との歴史上のつながりに気づき、刻々と真相へと近づいていく。しかし、そんな彼らの動きを封じるべく、影の世界的権力者によって下されたある“決定”とは!?―衝撃のラストに向け、二千年の血塗られた歴史が捜査員たちに襲いかかる。 スペインで27刷り、50万部突破の大ベストセラー。現在、17カ国語に翻訳されている。・・だそうです。 私はとっても面白かったです。 「ダヴィンチコード」を面白く読んだ方ならこれも絶対オススメの本です。 磔の十字架からおろされたキリストを包んだ麻布のたどる運命をあの日から2000年に渡る日々と、現代に起こるミステリーとが並行して描かれいます。 聖骸布にも奇跡の力が備わっていた・・。 あの布は2000年当時のものではないことが証明されてしまってるんですよね。 なので致し方ないラストにはなってますがね。 これも映画化されるとか・・楽しみです。 ところで女系天皇の話題のせいで男系に伝わるY遺伝子を知りましたけどダヴィンチコードの中のキリストの末裔はもしかしたらマグダラのマリアの末裔と言うべきなのかもしれないなぁとふと思いました・・マリアの子供が男の子でずっと男性によって引き継がれてきたのならキリストの末裔と言えるけどもし女の子なら違ってきますね小説ではそこは書かれていましたっけ?一口に末裔といっても血を考えると何がなんだか分かりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年11月21日 09時59分09秒
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