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カテゴリ:家族
前回の日記でうちの娘が風邪を引いたことを書きましたが、薬局で買った薬を飲ませても症状が改善せず、ときどき耳をひっぱたりする仕草がみられたので、Ear infection、中耳炎かな・・・と思いお医者さんに見てもらうことになりました。エリカは4ヶ月前に風邪を引いたときも中耳炎になったことがあったのです。
ここアメリカでは、風邪くらいではお医者さんに行くことは殆どないようで、自分で薬を買って飲むのです。そのため薬局で殆どの風邪薬、日本では処方箋が無ければ買えないような薬を買うことができます。 これも前述したように、医療保険制度の違いにあるようです。私の働いている病院は同じ関連の病院にかかる限り、従業員とその家族には診察料を払わずにすむような保険を提供しています。これは珍しいほうで、殆どの病院では診察一回につき、$20から$50位はとります。 お医者さんに診てもらう時はまず予約をしなければなりません。直接行ってもだめです。予約するために、まず(うちの病院は)Advice Nurseが電話で問診し、それで医師に診てもらう必要があると判断されたもののみが予約を取れるのです。 うちのエリカもこうやって予約を取り、小児クリニックへ出かけたのです。 タイトルにもありますが、私の家族は医者嫌いの病院嫌い。看護師べきたるものが・・・と思われますが、嫌いなものは仕方がありません。 エリカも私のDNAを引き継いでしまい、病院に行くたびに大泣きするのです。1ヶ月検診からこの悲劇は始まりました。 今日も例外ではなく、白衣を着たお医者さんが診察室に現れたとたん、 ”びえええええええんん。ぎゃあああああ。!” と号泣するのです。何もしないうちからこれです。子供が泣くのに慣れている小児科の先生もエリカの叫び泣きにはびっくり。唖然としていました。 気を取り直されて、聴診器をエリカにあてようとすると、エリカは泣きながら死に物狂いにそれを払いよけようとします。その様は何かにとり憑かれたようでした。 小児科の先生は聴診もそこそこ、私の話も半分聞くか聞かないかで、”Ear infectionね、抗生剤だしとくから。”とそそくさと退出されたのであります。 私としてはもっと聞きたいこともあったのだけれども、うちの娘の泣き声のものすごさに負けてしまいました。完敗です。 診察室をでても泣きじゃくっているエリカを見て、もう病気にならないでね、と心から願った私でありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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