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絶対負けなければいい戦いです

［対戦カード］セレッソ大阪　-　愛媛ＦＣ
(29日15時半　大阪市・ヤンマースタジアム長居）

［予想メンバー］
ＦＷ　玉田・田代
ＭＦ　パブロ・山口・橋本・関口
ＤＦ　丸橋・茂庭・山下・田中
ＧＫ　キムジンヒョン

［みどころ］
先週のセレッソ大阪はホームで東京ヴェルディと対戦し、２－０で快勝。これまでプロ１得点のベテランDF茂庭の２ゴールでリーグ最終戦を久々の勝利で飾りました。監督交代の劇薬もひとまず効果があったということでしょうか。

とはいえ、２得点はいずれもＣＫからで、玉田・田代で先発し、交代でエジミウソン・パブロを起用と考えられる攻撃の手は全て尽くしましたが流れの中からの得点は生まれませんでした。この点はプレーオフに向けての大きな懸念材料となります。短期決戦でのセットプレーは攻守に渡り重要ではありますが、90分の長い試合をどうコントロールし優位に進めるかが試合のカギです。

プレーオフ初戦は引分けでも決勝進出となるため、先の東京戦のように失点しなければ必ず突破できます。愛媛にとっては１得点以上挙げることが突破の条件ですからここは大きな差です。ホームで戦え、かつこのような有利な条件があるわけですから、ここでつまづいてはいられません。来週の決勝へ確実に進みましょう。

［対戦相手］
先週の愛媛FCはホームで徳島ヴォルティスと対戦し、３－０で圧勝。先制・中押し・ダメ押しと効果的に得点を挙げ四国のライバルに差を見せつける勢いある勝利でした。これで近５戦は福岡に敗れた以外全て完封勝ちで４勝となりました。

好調なチームを支えるのはFW河原和寿選手で、ポイントゲッターとなるだけでなく中盤にも積極的に顔を出しチームを前線から鼓舞しています。韓国人選手が在籍していますが、実質的にメンバーは純国産。当初目標が五割見当、財務面での不安アリと厳しいスタートだったためリーグ５位というのは躍進という他ありません。

［今シーズンの結果をおさらいしましょう］
６月にヤンマースタジアムで対戦した際にはシュートをわずか３本に抑え１－０で勝利していますが、８月に愛媛で対戦した際には後半ロスタイムに逆転を許し１－２で敗戦しており互角の結果です。ちなみにもう一つの準決勝「福岡－長崎」も２試合ともスコアレスドローで互角の結果となっております。

［突破条件をおさらいしましょう］
プレーオフ準決勝(初戦)は、３位・４位チームのホームスタジアムで開催されます。勝ったチームが決勝へとコマを進めますが、引分けの場合にはリーグ戦上位チームが進出という規定があります。つまり、福岡・大阪は失点しなければ決勝進出ということです。愛媛・長崎にとっては点を取らないと話にならないわけです。


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