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テーマ:セレッソ大阪(970)
カテゴリ:セレッソ2016「勝つ!」
[予想メンバー] [今季を振り返る]今シーズンのセレッソ大阪は22勝9分10敗で4位が確定。負け数だけみると上位3強のほか、京都・愛媛よりも多く、連勝で勢いをつけることができなかったシーズンであることがわかります。一試合あたり得点は1.5点、失点は1点とこちらも平凡で持てる力を十分に発揮したとはいえないでしょう。 17節の長崎戦で柿谷が負傷し長期離脱したことが大きく響きました。ケガはスポーツ選手につきものではありますが、本人にもチームにも痛すぎる離脱でした。また当時チーム得点王だったMFブルーノメネゲウが中国チームへ引き抜かれたこともマイナス要因となりました。途中から日本代表MF山口が加入しましたが、プラス材料にすることはできず昨年同様に終盤に失速していきました。 プレーオフを目前に控えて、FW柿谷・FW田代が戦列に復帰したのが明るい話題です。田代は前節得点を挙げており切り札的存在としてプレーオフでも活躍してくれることでしょう。MF秋山のテスト起用もあり、使える戦力の見極めをしているのがうかがえます。今日の試合ではMF関口・MF丸岡あたりを最終チェックしておきたいところ。 [対戦相手]今シーズンのロアッソ熊本は12勝10分19敗でここまで15位。シーズン当初は開幕戦で降格チームの松本山雅を破るなど3連勝し一躍脚光を浴びたものの、4勝1分2敗の時点で熊本地震が発生しチーム事情が一変しました。当初日程の変更による過密日程などに十分対応できず徐々に黒星が先行していき、3失点以上の試合が4試合もあるなど低迷することになりました。一時期は降格ラインも見え隠れする位置まで来てしまいましたが何とか今期の残留は確定しています。 震災後本拠復帰初戦となったセレッソ戦は熊本にとって今シーズン印象に残る試合の一つかと思いますが、セレッソにとっても印象に残る試合です。というのも早い時間に熊本に退場者が出たとはいえ、試合を通じて「攻める姿勢」を全面に出し追加点を貪欲に狙っていき、また結果としても5-1と圧勝できたからです。年間を通してリードしている時間帯にゲーム全体が緩くなるケースが多々みられましたが、この試合だけは終了までしっかり厳しく戦うことができました。 このアウェイ熊本戦のような戦い方がほかの試合でもちゃんとできていれば、現在のような順位に甘んじていることはなく、4チームで自動昇格を争っていた、あるいはすでに優勝を決めていた可能性もあります。 [そのほか]昨季のプレーオフは両試合ともヤンマースタジアムで行われましたが、今季はキンチョウでの開催が予定されています。通常本拠地開催というと有利にはたらくものですが、セレッソにとっては本拠での勝率がよくなく、むしろ今期に限っては決勝が3位チームの本拠地で行えるのであればそれはありがたいことと思えるくらいです。 今期の観客動員ランキングですが、今日の試合で松本よりも15375人多く動員すれば札幌に続く2位となりますが実現は不可能ですので今季は観客動員3位が確実です。ちなみに昨年の総観客数は256880人で今季はここまで251239人ですので、昨年を上回ることが確実です。集客が見込めるヤンマースタジアム開催の回数が減ったにもかかわらず動員が昨年比増というのは柿谷人気の賜物であるとともに、フロントスタッフの努力によるものだと思います。 チームカラーで仮想清水の愛媛FCに勝利し、仮想松本の東京に勝利したので、今日の仮想札幌の熊本にもバッチリ勝利し予習は完璧な状態でプレーオフに突入したいですね。
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最終更新日
2016年11月19日 21時25分46秒
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