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カテゴリ:ブラックカルチャー
今日は真面目な日記です。
書くかそれとも書くのをよそうか少しためらったけど、事実なので書くことにしました。これはあくまでも、アメリカに住むlow to middle classのcivilianの黒人達の事で、日本にいる黒人の方はどうなのか、ミリタリー関係の黒人の方はどうなのか、お金持ちの黒人の方はどうなのかは良くわかりません。 でも、私の日記を読んで下さっている方の旦那様や彼の中には、私の旦那と同じ様な経験をされている方も沢山いるかと思いますし、これから黒人とお付き合いをしたいと思っている皆様、そして幸いにも今まで黒人の旦那様や彼がこういう経験をした事がなくても、残念ながらいずれ接するだろう問題なので書くことにしました。今は私がこれから書く事にぴんと来ない方もいるかもしれませんが、黒人の配偶者を持つにあたっていずれ「あ~、こういう事だったのか。この事を書いていたのか。」と思う時が来るかもしれません。いや残念ながら来るでしょう。 この内容は私のフリーページの中に書いた物と重なる所もあるし、こういう事はフリーページに書いた方が良いかとも思いましたが、日記に書いた方が沢山の方に読んでいただけそうなのでこちらに書きますね。 前にも書きましたように(9/29の日記参照)、旦那はすごく人から嫉妬される。その為に何度も嫌な思いをして来たし、苦労もして来た。そして残念ながらその影響は私達家族にも及ぶ。 旦那はある商売を自営業している。まだまだ黒人によって経営されているbusinessはこの国では少ない。small businessだけど、私達家族の為だけでなく、黒人社会や黒人のイメージを向上させる為にも、旦那はこのhard workを毎日一生懸命している。 差別がまだまだ続くこの国で、黒人が商売をするのはすご~く大変な事。同じ事をしている白人の2~3倍もwork harderしなくてはならないのが事実。そしてそれでなくても数少ない黒人によって経営されるbusiness。黒人社会や黒人イメージの向上の為にも他の黒人達は旦那の様なBrotherをsupportするのかと思うかもしれませんが、実はその反対。残念ながら旦那に問題を振りかけたり旦那の足を引くのは、ほとんどの場合own peopleの黒人達によってである。 こういう事を言わなくてはいけないのはすごく悲しいけど、多くの黒人達は自分より成功している黒人や恵まれている黒人に対してすごい嫉妬をし、自分達黒人自らによって、黒人社会の向上に役立って頑張っている黒人達の足を引く。 彼らにしてみれば、日本人の私と結婚して、一軒家を所持し、small businessだけど商売を経営している旦那が気に食わないのだろう。 でもそれでなくても黒人以外の人種から差別され、苦労する黒人達。自分達自らown peopleの足を引いていたら、黒人社会が向上するわけがない。なぜ黒人同士unite出来ないのか? この前旦那は近所に住む刑務所で働く白人の男性にこんな質問をされた。"Blacks always fighting with other blacks, but why? Why do they hate each other?" 旦那は度々この事に対して胸を痛めている。そしてown people のこういう所に対して情けなくなると言う。私はこれではいつか旦那が黒人相手に商売をするのが嫌になってしまうのでは???と考えてしまう。事実実際、数少ない黒人のBusiness ownerは黒人相手に商売をしたがらない人が多い。自分達黒人を雇いたがらないのも事実。旦那がown peopleの黒人達によって散々苦労させられているのを見ている私は、それがなぜだかわかる。 奴隷時代からpass downされた黒人社会の欠点。このままpass down to generation to generationしていたら、アメリカの黒人社会の未来は暗い。 具体的な例をあげなかったので、旦那と同じ様な経験をされている黒人の旦那様や彼を持つ方以外には、わかりにくい日記だったかもしれません。でもアメリカで黒人と暮らしている又は暮らす予定の皆様は、黒人と生活を共にして行く上で、残念ながらいつかは私の書いた事が身にしみてわかる日が来る事と思います。そして私が何を言いたかったのかわかって頂けるでしょう。 いつか黒人達がお互いを助け合い、黒人社会や黒人のイメージ向上の為にもunite出来る日が来るのだろうか? 私達の子供が大人になるまでには、改善されるのだろうか? そう願いたい。 これについての皆さんの意見や経験を是非聞かせて下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 5, 2004 12:33:14 PM
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