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カテゴリ:Life
皆様こんにちは。
前回の日記を書いて以来沢山の方に励ましや暖かいお言葉を頂きまして有難うございました。 お1人お1人にはレスを書きませんでしたので、ここで皆様に御礼をさせて頂きたいと思います。 ご心配をかけましたが、おかげ様でLouisianaとMississippiに住んでいるimmediate familyの無事がやっと確認できました(*^0^*) 本当に有難うございました♪ Hurricane Katrinaが南部にtouch downして以来家族の無事を確認できなかったこともあり、ここ約1週間家にいる間はずっとNewsをつけっぱなしにしていた。 そのNewsの画像や報道を見ながら最初は心配そして不安な気持ちになったが、時が経つうちにだんだんとその気持ちが怒り、いや激怒に変わっていくのを覚えた。 そして沢山の疑問が頭の中をぐるぐる回り、挙句の果てには恥ずかしい、情けないと思う気持ちまでもこみ上げてきた。 Hurricaneが去ってから何日も経つのに生存者や被害者の救助、援助は遅れる一方。 政府がもたもたしている間に何千、何万人という数の人達が水や食料不足で苦しんでいる。 避難場所は残酷な場所と化し、動物の住む所よりも悪い凄まじい環境に着の身着のままでやっと逃れてきた国民達が助けを求めて待ち続ける。 高温の中コンベンションセンターの外や道の上、屋根の上で苦しんでいる。 政府からの支持もなにもなく何が起きているのかもわからない市民達が途方にくれている。 そして弱い赤ん坊やお年寄り、病人達は命を落としていく。 死体は道端や避難場所にごろごろ放置されたまま。 大人をはじめ、特に子供達がどんな思いをしているかを考えると涙が流れる。 被害の大きかったNew Orleans市民の10人に7人は黒人。 そしてその内多数は貧乏人 ハリケーンの後に取り残されたその国民達のほとんどは貧困層に当たる。 昨日やっとブッシュ大統領が被害を視察し、政府が動き出した。 やっと飢え死にする寸前の被害者、生存者達に水や食料が配給された。 ハリケーンが去って4日以上も経ってからのことである。 そして5日以上経った今、まだNew Orleansの市民達が全員は救助されていない。 だれの責任とか、こうすれば良かったとか言い出したらきりがないので今回はこれについて触れるのは止めておく。 今はただ一刻も早く被害者、生存者の方々が安全な場所に避難し、人間として最低限の環境と権利を取り戻すことが出来ることを願う。 そして政府も今はその事に重視するべきだ。 でも今回の天災に対してのアメリカ政府の対応の悪さは言い訳の余地はない。 そのせいで沢山の人たちが命を失った。そしてその命を落とした国民の多くは貧困層の黒人達。 もし被害者達、生存者達が上の階層の国民達だったら政府から同じ対処を受けていただろうか? 階級や肌の色によって国の対処が違うんではないだろうか?そう問わざるにいられない。 そんなことはないと言う人もいる。 でも本当にそうなのだろうか? アメリカは貧富の差が激しい国だ。 奴隷制度は終わり、国民平等をアピールするアメリカ。 『Land of Equal Opportunity』 本当に平等なのだろうか? 奴隷制度は本当に終ったのか? いくら貧しくてもれっきとした国民だし、人間だ。 考えてもらいたい。 How could this happen in U.S.?と人は問う。 Howでなく、It was matter of "When"だったと思うのは私だけなのだろうか? とうとうアメリカのdark sideが表に出ただけなのではないだろうか? そしてそう言わなければいけないことに対して恥を覚える。 どんなに酷い天災や災害でも、沢山の命が奪われても、それには理由があるはず。 偶然で事は起きたりしないと思う。 そしてこの天災から学んだことは何なのか?この天災の起きた意味は何なのか? 私はそれがわかるような気がする。 PS 日記『B-boy Battle!』のコメントへのレスを付けました。コメントを書いてくださった皆様、よろしければ読んで下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 4, 2005 11:00:16 AM
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