タンポポ茶でテーハリア
お母さんパグは、一日に二回のティータイムを楽しむお気楽主婦。朝は、コーヒーをブラックで。その時に決まってすることは、前の晩にセットして録画したNHKのニュースを見ること。NHKのニュースはオーストラリアの移民のためのSBSチャンネルで、早朝5:25から6:00。SBSの番組表を見ると、Russian,Greek,Arabic,Indonesianのニュースが放送されている。これらは、昼前の普通の人々が起きている時間帯なのに、なぜJapaneseだけ早朝なのだろう。まあ、ないよりはいいけど。あ~、オージーは早起きだった、起きていないのは自分だけ?今日のNHKは昨晩の7時のニュース。WBCで優勝した全日本野球チームがいままさに成田に到着という。松坂投手のインタビューがでてきた。でも、画面は「放送権の都合でお見せできません」スポーツ関係では良くある事だけれど、インタビューまでも。画面はどこかの野球場。MVPを獲得した松坂投手。甲子園で優勝した時の期待にこたえて、ぐんぐん成長し続けている。あの時、お母さんパグも優勝の祝勝会に参加し、彼とツーショットで写真を撮ったんだ~。彼のとこだけ、行列ができてたっけ。制服姿の彼、今ではもう一児のパパさん(だったよね)。月日がたつのははやいなあ。お母さんパグももちろん若かった♪さて、アフタヌーンティーは、ブログを書き始めてからコンピューターに向かってとることが多くなった。午後はやっぱりお紅茶で。と思っていたのはいつの日か。10年も前に通った紅茶教室で教わったマサラティーはたくさんのスパイスが入った感動のお味だったわ~!が、東南アジアの雰囲気に染まってしまったお母さんパグが今はまっているのが「テーハリア」(マレー語)。昨日までこの名をテーアリャと我が家では呼んでいた。実際、東南アジアはこれで通じる。ところが、昨日、「テーはお茶、ハリアは生姜のこと」とネットで知り愕然とした。パグ家のテーハリアはおなべでチャイのティーバッグと生姜の薄切りを煮込み、ブラウンシュガーと牛乳か豆乳を加えたもの。これをひと夏飲み、ウォーキングを続けたおかげで冷え性がかなり改善されたのは本当の話。なぜ、我が家はマレー語で呼ぶのか。チャイのエキゾチックな香りがそうさせる。ところが、今日、そのチャイを買いに行ったら、同じメーカーのタンポポ茶があった。以前、友人が「タンポポコーヒーは許せるけど、ティーは絶対すすめない」と言ってた。「これだこれだ。さっそく試してみましょ」と20袋、$2.15で買ってきた。がっくり。薬っぽいけれど、チャイとさほど変わりはない。テーハリアにしたら、ぜんぜんOK。もっと刺激的な味を想像していた。余談:なぜ、常夏の国、マレーシアではお茶の時間を楽しめないのか?一流ホテルのカフェでもコーヒーはインスタントがでることもあるし、有名な高原のアフタヌーンティーを食べに出かけたら、紅茶はローカルのティーバッグ。BOH TEA。まあ、ここのフレーバーティーも種類が多くて楽しめるけど。同じティーバッグでも、Harrodsの方がずっ~と品があると思うんだけどなあ。じゃあ、家で?一歩外に出たら、RM10(10リンギ=300円)だせば、ちょっぴり豪華ランチが食べられるというのに、わざわざ「今日は宅でお茶しましょ」なんてこと、考えない、考えない。いかに安くて美味しいものを、楽して食べられるかが在馬日本人主婦の楽しみの一つなのです。ぶりすべんで、外食をめったに楽しめないお母さんパグは、ネットで豪華な食事を目で楽しんでいる。おいしいケーキも食べた~い。