市長からの手紙
郵便受けを見ると、A4版の封筒が各戸に差し込んであった。他には、いつもの大量な広告と幾つかの封筒類。広告にまぎれていたA4が三つ折になった1枚の手紙。Brisbane City Councilからのものだ。「私たちの市の将来を話し合うワークショップを開催する」お知らせだった。数ヶ月前、新聞にパグ一家が住むエリアが再開発地区に選ばれたとあった。その後、このような手紙が数度となく届いていた。もちろん、参加した事もなければ、しようと思ったこともないです~。が、今回は「私たちのエリア」ではなく、「私たちの市」とある。しかも、$1,500のGreat Prizesが用意されているらしい。ぶりすべんのActivitiesのパックとあるが、なんだろう?気になる。ちょっと興味がでてきた。が、最後に、参加するならばお知らせ下さいとある。だれでも、ふら~と行って参加できる、そんな甘っちょろい会合ではなかった。託児施設まで用意されている~。すでに諦めモードだった。次に、A4版の封筒を開けると、それは市長からの手紙だった。ブリスベン市の未来を考える会「Your City, Your Say」のメンバーになりませんか?とある。なんと、12歳以上の誰もが参加できるらしい。他にもキレイに印刷されたニュースレターなど盛りだくさん。ちょっと目を通していたら、ビーチで遊ぶお兄さんの写真が目に入る。またまた「・・・to WIN $1580」。次のぺージをみると、先ほどのワークショップと同じ景品らしい。ただ、こちらは、このアンケートをだせば、景品獲得のチャンスがあるという。しかも、ぶりすべんのActivitiesのパックの内容が細かく記されている。「モートン島での一日ツアー、エコクルーズ、etc・・・」魅力的~。普段は流し読みなのに、こういうときだけじっくり時間をかけている自分に気づくがもう止まらない。アンケート記入は約15分でできると親切に書かれてあるが、私は、二倍の30分はみておかないといけない。さ~て、始めようかと思ったが、後ろから冷ややかなお言葉が、「短期の居住者になんか当たらないでしょ」と。諦めのいいお母さんパグは、すでにペンを置いていた。少しの間だったけれど、楽しい夢をみられた~。あれ?日付が~。一方は先週の水曜日、22日付け。まだ許せる。他方は、13日付けになっていた。学校の手紙もそんな感じだっけ。