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カテゴリ:おいしい
私の地元ではいか人参というおそうざいがある。 生の細切りにした人参と酒でやわらかくした細切りのスルメをだし醤油で合えたもの。 本来は冬の保存食品。大量に作りおきしたものだが、一般的に冬以外は持ちが悪くなるので作らない。もっともスーパーのお惣菜コーナーには年中販売してはいるが。 実は知り合いから今年の冬にいか人参用の細切りスルメを頂き、自分でも買ってあったので使い切れず冷蔵庫に入れたままだった。 かき揚げやお好み焼きに使ってもみたが細すぎて食感がいまいち。 そこでいか人参は保存がきかないけど一日で食べる量を作れば、今の季節作っても何も問題ないと気づいた。 3寸人参3本と一掴みの千切りするめ。 いつもより量が少ないので作るのも楽。 この郷土食、今の季節でも美味しいと再発見した。 <作り方> 1、細切りスルメを蓋がしっかりしまるタッパー等に酒とともに入れ、蓋をしっかりと締め、時々シャカシャカと振ってスルメ全体に酒をいきわたらせる。 一日おくとスルメがしんなり柔らかくなる。 2、人参を千切りする。 3、千切り人参をザルに入れ熱湯をかける。 4、鍋にだし醤油と酒をいれ沸騰させたら3の人参を入れ、好みの柔らかさにして火を止め、冷ます。 5、冷めた人参と1の柔らかくなったスルメと浸けておいた酒も一緒に入れよくまぜて保存容器に入れて冷蔵庫へ。 ※持ちは良くないので煮物と一緒で1~2日で食べきること。 ※だし醤油の量は多くならないよう、少しずつ様子を見ながら調整する。 ※人参の柔らかさも各家庭さまざまです。 熱湯をかけない家庭もありますが我が家は殺菌と柔らかさを増すためにしています。 だし醤油で煮るのも硬い人参が好きなお家は煮ないお家もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.22 14:45:27
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