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2022.01.08
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カテゴリ:古い記憶
子供の頃、家の前に小さな堀があった。

元々はきれいな水だったのだろうが各家の排水が流れるので、次第に淀んでどろどろのどぶになった。

堀の脇は村道で当時まだ舗装はされず砂ぼこりが舞い上がり、それを少しでも無くそうと母は、柄の長い柄杓でどぶの水を道路に撒いていた。

どぶ水なので当然どぶ特有の匂いがする。
チャコールグレーのどぶは乾燥してもそのまま路上に撒いたまま残っていた。

人家のまばらな地域だったのでだれも苦情を言う人はいない。
むしろどこでもどぶ水は路上を横断するように線状に撒かれていた。

どぶ水を撒くことは、母は埃防止の他にどぶそうじも兼ねていたのかもしれない。

小学校高学年になっていた私はその作業を好んでした。

小さな堀なのですぐにどぶ水は無くなってしまう。
私は名残惜しくて、堀の内側の壁面を擦るようにして掬っていた。

今は下水工事か完了し、その堀は今はコンクリートの配水管が設置され、蓋がされてさらさらの水が流れている。

あのどぶの匂い、ドロッとした感触が懐かしい。





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最終更新日  2022.01.08 20:24:44
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