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カテゴリ:介護
父の介護が始まって一年が過ぎた。
弟、妹がいるが当然のように私が担当することに。 必然ではあった。 別棟に住んでいる弟に任せるのは忍びない。 食事の準備や身の回りの世話を働いている弟にさせるわけにはいかない。 妹は県外在住でシングルマザーで子供も小さく、物理的に無理だ。 当初は私も働いていたが、夕食の時間が遅くなるので退職。 私の年金が貰えるまで、父の毎月の生活費の予算から残ったものを雀の涙ほどだが私が貰うことにした。 今は父の貯金と年金でまかなっているが長生きすれば兄弟で出すようになるのかな。 カツカツで生活している妹に請求するのは忍びない。 親戚で叔父が独り暮らしで認知症が出ても、子供達は介護すること無く、定期的に様子を見に行くだけで、最後はグループホームに入所した。 先に叔母もグループホームに入所していて亡くなるまで10年いたことになる。 介護保険を使ったとしてもその費用は膨大だと思うが、子供達は大企業勤めや会社経営をしていたので兄弟みんなで出し合えばそれ程ではなかったのかも。 私に置き換えれば先が見えない介護。 生活が父のせいで大きく変わったのに、それがまた当たり前とみられているようでモヤモヤする。 父はわがままは言わない。 それほど手はかからない。 と自分をなだめているけれど、やっぱり私は犠牲になっている。 特養の施設にいれたいけど介護度3からが入場要件なので対象外だ。 食事の内容を完ぺきになんてしなくていいんだ。 緩く緩くやるんだ。 と自分に言い聞かせ、毎日を過ごしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.20 09:50:51
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