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カテゴリ:こころ
実家で。
洗濯機の前で、父のショートステイの荷物から洗濯物を出し、選り分け作業。 大便が少し付いたパジャマを発見。 さっそく酸素系漂白剤をかけるとシュワシュワと小さい泡が真っ白く汚れを被う。 ちゃんと仕事してくれてる、と小さなしあわせを感じる。 同時に私、ちゃんと父の介護している、と自分を誉めている。 そして以前のように自分のこと大嫌いとは思わなくなった。 ちゃんとやるべきことを淡々としていること。 それと仕事をやめてストレスがないのもある。 当時は広い意味でみんなが当たり前にできることを、できない自分が腹立たしかった。 理不尽なことに対して毅然とした態度を取れない自分に怒りを覚えていた。 数十年、人の波に揉まれ、自分を奮い立たせ、叱咤激励してきたのに、結局理想の自分にはなれなかった。 結局、本来の自分を無視していた。 でも今は違う。 介護は予想外で大変なこともあるけど、父は優しい。 家族も優しい。 孫も可愛い。 それで十分じゃないか? もう働かなくてもいいなんて天国じゃないか? 私は十分頑張った。 会社勤めで社会にも貢献した。 今も、身内の為に貢献している。 これで十分だ。 堂々と生きて行こう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.10 11:29:35
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