老いに向かう生活
最近、夫が先に逝って私一人残された生活を想像することが多くなった。先日も換気扇の外側を拭いている時思った。中のファンを掃除するとき、ネジを外す時はできても、掃除後のセットはファンが重くていつも夫に代わってもらっていたこと。それを一人でするようになるんだ。隣に住んでいる息子にお願いすることも勿論できるができるだけ頼りたくない。物理的、体力的に難しいことは勿論、他にも親戚付き合いや金銭的なこと。他にも迷った時一人で解決するようになるんだと。夫に先立たれた近所の知り合いを思い出した。離婚した私の妹はエネルギッシュで頑張ってこなしているのが話からわかる。一人暮らしの娘も親を頼らずほとんど一人でこなしている。できないはずはないのだ。今まで夫にまかせて手を出さなかった私が悪いのだ。一応、日記的に家の事は記入していたが、他人事のようで頭に入っていなかった。少しずつ、覚えるしかないのだ。先ずはノートを買ってきてわかるように記入しよう。ジャンル別に書けるよう、一枚一枚が取り外せて入れ替えできるノート。我が家と親戚の先祖との見取り図も。そんなこれからのことがあれこれ心配になって考えていた。反対に夫は、私が先に亡くなっても実務的には慌てることはなさそう。 食事や家の掃除や身の回りは不便かもしれないが、私ほどのダメージは無いと思う。