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テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:映画
映画のなかで一番繰り返して見た映画。 高校生の頃、雑誌「スクリーン」をよく読んでいた。 そのなかで人気投票でフランス女優のジョアンナ シムカスがいつも上位にいたのが不思議だった。 出演映画は日本で公開されたものはこの数年前の「冒険者たち」のほかに数本。 人気の理由はこの「冒険者たち」のヒロインのレティシアがよかったかららしい。 ブロンドのロングヘアーで確かに綺麗な人。 ファン投票で長い期間上位というのはどれだけ魅力的な人なのか。 社会人になってからテレビの放映でこの映画を見たのも彼女を見てみたいという動機だった。 人生で5~6回は見たか。 何度もみたのは彼女だけが理由ではないが。 スクリーンの中で見ると彼女は中性的で少年のようなイメージ。 印象的なのはやっぱり彼女の水葬のシーン。 映画中盤で船上で流れ弾に当たり、息耐えているのをドロンとバンチェラが見つけ、抱き上げると長い髪で表情が見えない。 昔の潜水服を着せられ、2人の男たちに見守られ、暗い海の中へ沈んで行く。 潜水服のヘルメットの中の彼女の顔が微かながら伺える。 暗い海の底に沈ん で行くシーンは、大好きな人が死ぬイメージそのものだ。 離れたくなくてもどうしようもできないこと。 男二人が水中で顔の表情が見えないのに辛そうにしているのがよくわかった。 ドロンから求愛され、実はバンチェラに気持ちは行っていた彼女。 確かに見た目はドロンでも夫にするなら私もバンチェラだわ。 ジョアンナ シムカスいい役もらったんだ。 BSで再放送されるたびに録画して少しずつ見ていた。不思議と飽きないで繰り返し見ている映画。 彼女の夫シドニー ポアチエがアカデミー賞の特別賞をもらった時、彼女、綺麗な娘達と一緒のところテレビに映ってた。 ぽっちゃりしていて美しさはそのままで、受賞が決まったとき、傍らの夫の肩をポンとたたいて「あなた、よかったじゃない!」と言っているように見えた。 彼女の当時の人気、男性からはもちろん、女性からも共感できる役柄だったからなのかなと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.08.03 10:06:17
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