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テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:介護
いつもの1000円カットへ。
客は三人。 待っている人は父一人なのに、みんな顔剃りが、これからで10分位待たされた。 いつもは待っている人が何人いても、すぐだったのに。 それでも早い。 帰りにお昼を、といつも行く幸楽苑ではなく、地元のタンメンが評判のラーメン屋さんへ。 椅子席がなく、座敷へ。 お昼前だったので、席は空いている。 そのうち、お祖母ちゃんと孫娘の二人連れが後ろのテーブルへ。 そのお祖母ちゃんの話し方が地元の人らしいイントネーションで耳に心地いい。 食べ終えて席を立つ時、父がヨイショと掛け声をかけながら慎重に立ち上がるのを心配そうに見ていたおばあちゃん。 目が合うとニッコリして「私も足が悪くて立つ大変なんだよ」という。 立ち上がった父が「俺は、はあ90なんだよ」とおばあちゃんに声掛けると「あら若いねえ、私なんて80なのに体はガタガタ」と笑って言ってた。 亡くなった母に面影が似ている。 父もそう感じたかな。 帰りに「アイスキャンデーが食いてえ」と言うのでコンビニで栗もなかを買うと、早速車の中で食べていた。 快晴の今日、行って良かった。 美味しいラーメン食べて、母に似た人とおしゃべりできて、デザートに栗もなかも食べられた。 運転しながら、もし父ではなく母だったら、母ともいろんな所へ連れて美味しいもの食べたり温泉に行きたかったなと思った。 昔の母への不満もきっと帳消しできただろうなと。 家へ着くと廊下へ広げていた布団が太陽を浴びて幸せな気分になった。 明後日には家へ帰れるという事実もそれ以上に幸せな気分だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.19 16:40:22
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