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カテゴリ:こころ
先日の私の誕生日。
もう、この年だし 人に祝ってもらうことは期待していない。 それでも自分で自分を祝いたい気持ちはある。 夕方、所用で出掛けた帰り、閉店の準備をしているシャトレーゼに入りショートケーキを探したが売り切れ。 残っているケーキで一番ボリュームのあるのを一つ。 夫は和菓子好きなので大福ときんつばを買った。 閉店準備の商品も、ほとんど売り切れの洋菓子店。 何となく侘しくて、夫と二人の生活も、何となく気持ちのすれ違いとイライラでお互い不穏な空気を感じていた。 小さなケーキの箱を抱えて車に乗り込んだとき、なんだか寂しくて泣きたくなった。 泣きたいのはなぜだろう。 母と父を見送ったとき泣けなかったから? 今まで生きて、あれこれ後悔ばかり。 人が当たり前にできることができない自分が情けないから? たくさん周りの人に迷惑をかけた後悔。 不甲斐ない自分の存在価値。 それでも、私は自分を見捨てない。 一番の見方の自分を見捨てない。 家に帰ると夫が食事を待っていてくれた。 カレーを作ったので先に食べてと言ったのに。 明日撒くじゃがいもの種芋を切っていた。 翌日は隣に住む息子がショートケーキを買ってきてくれた。 こんな小さなことで気持ちは簡単に上向きになる。 私は自分の子供達に会う為に頑張って生きてきた。 それだけは後悔していない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.03 20:46:06
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