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カテゴリ:日々のこと
12日に亡くなった親戚の御葬式へ。
夫の伯母さんのお嫁さんで96歳。 姑が付き合いを広げていたので夫婦での参加。 同じ親戚で他は長男だけの参加だった。 他の家に比べても付き合いが多かったがそろそろ終息しそう。 夫の両親の兄弟で健在なのは二人となった。 今回の喪主も付き合いはかなり消極的で人数が少なかった。 火葬場に行ったのはなんと9人。 告別式も座席がまばらにしか埋まっていなかった。 高齢者ということもあるだろう。 私自身の葬式もささやかな家族葬でと夫には伝えている。 数えきれない位行った火葬場。 直近は父だった。 係員の年配の女性が靴が合わないのか歩くたびに靴の踵が脱げて赤いソックスが見えた。 ずっと以前、親戚の教師だった人が妻の火葬で、係の人が骨を丁寧に寄せているのを見て「いい加減終わりにできないのか!」と苛立った様子で言ったことを思い出した。 あの時の年配の係の人が手元は動かしながらも、はっとした様子だったのが気の毒だった。 そんな気難しい元教師のおじさんを嫌っていた姑も彼が亡くなったときは、声を出して泣いていた。 血縁は無いが長い付き合いだったからか。 そして私が死んだら泣いてくれる人はいるのかなと思った。 決して遠くない未来になった天国。 知り合いがたくさんいるから楽しみでもある天国。 だんだん身近に感じられるようになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.21 21:13:06
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