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カテゴリ:日々のこと
年一回の健康診断。
本当は近くの個人病院がいいのだけと案内が来てすぐ連絡してもすでにうまっている。 なのでいつもの総合病院へ。 午後からの予約なので外来は終了して待合室は閑散としている。 私の前に70歳前後の夫婦が予約に並んでる。 旦那さんは大柄で車椅子にその脇に小柄な奥さんが付き添いにいた。 他に施設から来たらしい車椅子の女性のお年寄り3人と付添の職員らしき人。 私のヘルパー時代担当だった人がいたらいいなと思った。 あの方達に会いたい。 会っても覚えてない確率の方が高いだろうな。 待合室の前の水槽では、業者らしき若い男性が空の容器や掃除道具を床において掃除をしている。 受付で検査の順番を説明されるがもうちょっと年をとったら忘れそう。 まずは血圧。 機械で何度も経験してるのに、空気圧で腕を圧迫されるといつも緊張する。 つぎにレントゲン。 若い男性技師。 検査用の上着に着替える。 サラサラと肌触りが心地よい。 着替えの場所がドアのすぐ手前なのが気になる。 鍵もかかってなくて不意に誰か入ってきそう。 でもそんな心配は無用なのかも。きっと配慮はされてるはず。 次に体重と身長。 機械で一発。 身長が以前より縮んでる。 体重は心配なし。 次に尿検査。 私の後に入った人は入院着で点滴を押している同年代の女性。 どこが悪いんだろう。 そのあと一旦待合室へ。 地元プロバスケットボール選手の色紙が数枚貼られている。 なんだか小学生のような幼い字のサインが気になり、近付くと外国選手だった。 丁寧に一生懸命書いたひらがなが好ましい。 待っている間、先ほどの施設から来た女性のお年寄りが付添の職員とおしゃべりしている。 生まれはどこどこで、夫も亡くなったし、彼氏がいればいいななんて話している。 穏やかに話す様子が親戚のおばさんを思い出す。 彼氏という言葉が意外で職員さんもびっくりしていた。私も同感。 名前を呼ばれて血液採取。 やっぱり注射は苦手。 採取される様子はとても見られない。 担当の看護師さんはテキパキして人当たりもいい、きれいな人。 名札を見ると主任だった。 最後の医師の診察を待合室で待っていると受付けで見た旦那さんが車椅子の夫婦が診察を終わって出ていくところ。 そこで大柄な旦那さんがいきなり立ち上がろうとして椅子から崩れ落ちるようにころんだ。 私はバッグを隣の椅子に置いて、手伝おうかと様子を見ていると「なにやってるのよ!」と奥さんが叱責し、どうやらトイレにひとりで行こうとしていたらしい。 意外にすぐ椅子に座り直して待合室を出て行った。 私の出番は無かった。 名前を呼ばれ医師の診察。 担当の医師はひょうひょうとしたコロナ騒ぎの時の説明に良くニュースでお馴染みになったあの医師を彷彿とさせるおじいちゃん先生。 レントゲンの結果を知りたかったが無かったのが残念。 診察を終わり、会計を待っていると熱帯魚の掃除の業者はまだ作業をしていた。 水槽の水を入れ物に吸い取っているのに、水位が変わらないのは、新しい水がはいっているからなのか。 それでは効率悪いんじゃないか。 でも水槽が大きいせいで実際は水位がさがってるのかも。 そのまえに網でゴミも取って、その作業だったら私もできそう。 でも小さな魚達をうっかり取ったりしないよう注意しなくちゃね。 水を吸い出すのもホースの口は敷石の付近に置いていた。 ぼんやり作業を見ていたら会計で名前を呼ばれ、あれ!無料じゃ無かったんだと思い400円を支払って病院を出たのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.06 23:41:52
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