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カテゴリ:映画
見終わってもエンドタイトルをずっと見ていた。 良かった映画は無意識にそうしている。 中国製3Dアニメ映画。 中国はもともと実写映画は良いものを作っているがアニメもこんな素晴らしいのがあったとは。 中国伝統の獅子舞をひょんなことから知った少年が仲間と三人でかつての獅子舞名人で現在は干物屋を妻に尻をたたかれながら抜け殻の様な生活をしている男性を師匠にお願いして全国大会を目指すよくあるスポ根ドラマ。 しかし、最後まで目が離せなかった。 キャラクターがみんな良い。 アジア人て美しいと思った。 アジア映画は食事シーンが良い。 この映画では少ししか出てこないが、テーブルを外に出し、複数の大皿のおかずと丼飯をみんなでかきこむ。 体の栄養のもとになる食事をワイワイ言いながら賑やかに食事する風景は私にとっては過去の光景になっている。 日本の獅子舞は宗教的な厳かな雰囲気だが、中国の獅子舞はエンターテインメントでスポーツ大会にもなる。 長崎の龍の舞を彷彿とさせる獅子舞で二人中に入ってアクロバット的な演技を競う。 大会の序盤は訳あって師匠が中に入るが、年齢を考えて体力温存しながら効率的に踊るのが笑える。 仲間三人と師匠とのチームワーク。 ライバルチームとの軋轢のちエールを貰える場面。 獅子舞の顔の部分の愛らしさ。 鼻の脇にある丸い飾りが動きとともにプルプル揺れる。 中の人が操作する瞬きする目のユーモラスさ。 顔を歪めながら演技をする中の二人と太鼓を叩く少年の必死の表情。 一生懸命はなんて美しいのだろう。 日本語吹き替え版があれば孫達に見せてあげたい。 https://gaga.ne.jp/lionshonen/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.26 07:47:10
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