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カテゴリ:あの日の光景
介護ヘルパーしていた頃、ある利用者宅の道路を挟んだ向かいのお宅の畑は理想だなといつも思っていた。
自宅の西側の5m✕5m程の敷地に数種類の野菜が育てられ、いつ見ても雑草がなく整然としたきれいな畑だった。 利用者宅の引戸式の門を開け締めするたびに眺めて年を取って自家菜園をするのにこのくらいの広さで自宅の隣という立地で理想的だなと思った。 眺めていて、見たこともない1メートル程の高さの葉っぱの大きい植物は今思うと、ズッキーニかオクラあたりだったのだろうか。 傍らにはコンポストもあり、その野菜の旬が終わるといつの間にかきれいにたがやされ、きれいな畝が形づけられていて畑は美しいものなのだと思えた。 我が家にも自宅前に大きな畑があり、夫が管理し、私はその手伝いでしかないが、もしかして夫が体力的に難しくなったら私が受け継ぐようになるのかな。 自分一人では手に負えない広さで、夫のトラクターで頻繁に耕していたけど、私がやるようになったらどうしよう。 草茫々の畑を見るのは忍びない。 心配ごとはきりがないが、今できることだけをしよう。 ふとあの頃のよそのお宅の綺麗な畑を思い出したのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.17 07:53:38
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