退職へむけて2
しかし「やっぱりもう少し続けたい」と思うこともある。やは利用者さんと心が通じ合っているなと自覚できるとき。たわいないおしゃべりをして二人で笑ったとき。「あなたが来てくれてよかった」と言われた時。そう、働いている手応えがある時なんだ。退職の理由は働いていると休みが思うようにとれず父の介護ができないこと。別居ではあるが2番目の孫も生まれるのでその手伝いも今の状況ではできないから。無職になったら時間に余裕ができる。趣味の洋裁も思う存分できる。畑仕事もやりたい。もちろん父の介護と孫の世話をしてあいた時間ということだけど。年齢的に仕事をリタイアするのは当たり前なのだけど、無職になる怖さもある。ぼーっとテレビを見ている1時間と必死にストレス付きの時間内に完璧に納める仕事での1時間。もーやめたい。でももう少し続けたいでゆれている。無収入もこわい。来年には年金満額もらえるけど、それまでは預金を崩しての生活になる。でも決めたこと。今年の秋、私はどうしているかな。