つまようじで
今日はすっかりと晴れの日だった。今日は珍しく犬の散歩に行った。今日は海の日だ。海の日。。っといえば海水浴だか、泳げない人にとっては何だか腹立たしい日だ。高2の頃修学旅行で、沖縄にてシュノーケリングっちゅうもんをやった。今考えてもあの時の気持ちとしても、まあアレはもう悲惨だった。あの短い筒とスポーツするときに付けるメガネを合体させたようなもんで、ちょっともぐってても筒が水の外に出てたら息ができるっていうアレ、ありゃあもう存在事態が信じられん。もうシュノる前から嫌な予感がしてならんかった。いざ始まってみると、一応は初心者のために、インストラクターが浮き輪を持って助けてくれたりしてくれとる。やっぱり何人かはそこにいた。泳げんからそやつらと共に頑張る。5分くらい浮き輪につかまってると、全員追い出される。「もう一人でいけるねー?あっちの船のロープあるトコまでいってみよーかぁー」そんなコト言われたら行くしかなくなる。行く。泳ぐ。泳ぐ。波来る。あの変なメガネ筒に海水が入り込む。飲む。むせる。あせる。ジタバタする。むせる。でもなんとかこんとかで、行けと言われた目標の、船と繋がってるロープにつかまる。「はーい、みんなぁ、これエサだから、魚にあげてみよーね」なんかぐっちゃりしたエサもらう。生き抜くために、そっこう捨てる。なんちゅったって、ロープに掴まってないと流されてまうから、片手でさえそんな余裕ないボケ。「そしたらー、エサでよってきた魚みてみよーかー」見る。魚いる。興味ない。終わる。死ぬかと思った、マジで。先程 一緒に浮き輪に掴まってたやつも同じ事言って話しかけてきた。沖縄に住んでたら泳げない人なんて想像できないのかなと。あれは本当にまいったまいった。