平成26年も遠野馬力大会(岩手)へ、そして鹿追ばん馬競技大会(十勝)は平成26年7月20日(日)!
十勝の鹿追町で道産子馬たちと暮らすIさんから届いた平成26年7月20日(日)に開催される「第53回鹿追町競ばん馬競技大会」へのお誘いメールには会場や大会の様子が分かってありがたいパンフも添付されていました。(感謝)存続が危ぶまれ昨年で最後という報道もあったけど、(詳しくはこちら / 継続に至った「午年に止められない by鹿追町長」な経緯はこちら)、今年も襷(たすき)ならぬ手綱(たづな)が繋がったようです。風土のどこまでもおおらかな十勝の鹿追町でございます。きっと美味しい出店もたくさん並んでいるに違いありません、フフフ。アトラクションの「300kgの麦かんロールを人間5人で転がすレース」も気になります。置戸町の人間ばん馬などもそうですが、馬一頭で軽々と曳ける重量にヒトが大勢で取りかかって四苦八苦しているのを見ると「やっぱり馬は大したもんだなぁ」とちょっと誇らしい気分になるのです。私は分類学上「ヒト」に属するのに、ね。先月(6/21,22)、はじめてツレと一緒に訪れた岩手県遠野市にて復活したSL銀河に遭遇する。ひと駅ごと宮沢賢治さんにエスペラント語の名前を授けられそれはピカリと地上に散りばめられた小さな星々のようなJR釜石線では、人だかりや混雑に巻き込まれることなくSL(C58 239)を堪能することができます。JR盛岡支社「SL銀河情報」・遠野市SL停車場プロジェクト推進室なんと6/14には「馬とSLの併走イベント」も催され大好評だったとか。かつて石炭や木材を力の限り運び人や産業を支えた歴史の双璧をなす馬とSLが相まみえたその雄姿、見たかったなぁ~ふたりで行ったからできるワザ↓、上↑の「写真を写してるヒトを写す」(笑第39回東北馬力大会・馬の里遠野大会会場にて。写真はツレがしっかり撮っているだろうからいいやー、と、私は知人の馬運車の中に座って写真を撮ったり、楽(ラク)してました。ボクらのともだち「新燕号」、今年は勝てなかったけど無事にゴール!レース後、心なしか去年よりちょっと年を取ったように見えた9歳の君。手を伸ばし背伸びして君の額の真ん中をポリポリ掻きながら、「あなたには大事な馬搬の仕事があるんだから、絶対に怪我しちゃダメだよ」とツレとふたりでくり返し言い聞かせてたんだ。怪我なくゴールしてくれて本当にありがとう。馬搬=古くから伝わる馬を使った木材の搬出作業「地駄曳き」。重機が入れない山でも作業でき、地表を荒らさない地球に優しい集積方法だが、木材価格の下落や機械化で技術継承が難しい。詳しくは コチラ とか コチラ 昨年、積載量750kgのレースで優勝した新燕号、今年参戦したのは積載量825kgのレース。新燕号の持ち主が腰を痛めてずっと山から木を運び出す仕事を休んでいたこともあり、本来のコンディションではなかったのかもしれません。いや、それに何しろ825kgだし・・・新燕号、平成26年も7/26,27,28と開催される福島県伝統の祭り「相馬野馬追」へ重さ20kgといわれる甲冑を身に着けた武将を乗せてのお行列などを手伝うため馳せ参じるとか。見かけたら声をかけてあげてください。期間中、あまり暑くなりませんように・・・お昼ごはん準備中の馬運車の中に、なぜか北海道限定生ビール「サッポロクラシック」が並ぶ(笑霜降りっぽい厚切りのラム肉ジンギスカンをご馳走になったのですが、甘さに頼りすぎないタレといい「遠野ジンギスカン」が人気の理由が分かりました。遠野ならでは、「お父さんにカッパの髪型にされたんだ」と言いながらポニーに乗っていた男子、素敵です!母へのお土産は、彼女曰く「懐かしい味」だという「凍み大根」を道の駅みやもりの店頭に並んでいた分ぜんぶ。今回は、いわて花巻空港からレンタカーでの移動だったおかげで、遠野にある上閉伊酒造のワンカップ「SLたいのしいねっ♪遠野カップ」など重たいものも宅配にせずお持ち帰り(遠野駅前「旅の蔵 遠野」売店で発見)。帰りの空港へ向かう途中、nhk「日曜美術館」で見て気になっていた花巻市東和町にある「萬鉄五郎記念美術館」にも立ち寄ることができました。