写真の加工－アート

4月の上旬頃から、GENOウイルス(JSRedir-R)というウイルスが急速に広まっています。改ざんされたサイトを見るだけで、感染してしまいます。先日は小林製薬さん、成美堂出版さん、など大手の会社のサイトまで被害に遭い、ちょっとした騒ぎになりました。
サイトに悪質なJavaScriptを埋め込まれ、別の所からウイルスをダウンロードします。
主にAdobe ReaderやAdobe Flash Playerの脆弱性を突いてくるタイプです。
一度感染してしまうと、現段階では一番良い復旧の方法は、Windowsの再インストールです。
サイトを自分で持っていて、FFFTPなどのFTPでアップロードしている方の場合、IDやパスワードを盗んで、勝手に悪質なJavaScriptを埋め込んだサイトを、アップロードしてしまいます。
皆様におすすめの対処法です。次の点を確認して下さい。

・Adobe Readerが最新であるか確認

スタート、すべてのプログラム、Adobe Reader 9をクリック。
ソフトが起動したら、ヘルプ、「アップデートの有無をチェック」をクリック。

・Adobe ReaderのJavaScriptを無効にする

編集、環境設定をクリック。左側の、JavaScriptを選択。「Acrobat JavaScriptを使用」のチェックをはずす。OKをクリック。

・Adobe Flash Playerが最新であるかを確認する

次のサイトを開く。
http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/ts/documents/tn_15507.htm
Your Player Versionの所にある、赤い部分と、少し下の方の、現在の Flash Player バージョンの所の、自分のパソコンに当てはまる部分を比較する。もし違っていたら、すぐ最新のバージョンをダウンロードし、インストールする。
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/

GENOウイルスに感染しているかどうかは、次のサイトに確認方法が書かれています。
http://www29.atwiki.jp/geno/pages/14.html
簡単な方法は、スタート、「ファイル名を指定して実行」で「regedit.exe」を入力して
レジストリエディタを起動してみて下さい。もし何も起動しなければ、感染している疑いがあります。

言うまでもありませんが、Windowsのアップデートは自動更新にして、最新の状態を保つ。セキュリティソフトは、常に最新の状態にアップデートしておく。これらは基本です。

可能なら、ブラウザはFirefoxを使用し、アドオンにNoScriptを入れる。これはかなり有効な手段です。

もし感染していたら、ただちにインターネットの回線を切断し、大事なファイルをバックアップし、Windowsの再インストールをして下さい。ウイルスそのものは駆除できても、パソコンのあちこちをいじられてしまうので、現段階ではこれがベストです。

ウイルスに感染しているかどうかのオンラインスキャン(IEで利用する)
http://www.nifty.com/security/vcheck/

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