バリでくらして

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• バリのホテル（１）

  バリのホテルと言っても最高級のホテルから、ロスメンと呼ばれる民宿のような物まで様々です。バリにいた時の私たちの楽しみの一つはこれらの高級（そうでない時もあった）ホテルを見て回る事でした。そう見て回るのであって、泊まる訳ではありません。（料金が高く泊まれません）ホテルに行っては、お茶をしたり、中を散歩したりしていました。まずどのホテルに行っても言えるのは、エントランスが広々としていてとても開放的でした。そして、ホテルのスタッフの人達がとてもこちらの気分を良くしてくれた事でした。しかし、しかしである。ひとつだけ不満がある。前にも書いたように私はバリ人に間違われるので、ホテルにかみさんと一緒に行くと、どうも私はお客さんを乗っけてきた単なる運転手として扱われてしまう事だ。かんべんしてくれー。俺も客なんだから。かみさん側の車のドアは開けてくれても、私には「駐車場はあっちだ。」とか言わないでよー。頼む。

  2005.04.08

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• バリのピサンゴレン

  ピサンは（バナナ）ゴレンは（揚げる）。直訳するとバナナ揚げとなるのだが、見た目はバナナのフリッターのような感じだ。日本ではバナナはそのまま食べるのが普通だが、バリでは何種類ものバナナがあり、食べ方も色々だ。その中でこのピサンゴレンはおやつ的存在でよく食べた。家でも作るが買って食べても安いしおいしい。２０００ルピアも出すと、８個ぐらい包んでくれる。店によって多少味が違い、やはり揚げたてがおいしい。私たちのお気に入りは家から車で五分程の所にある店だったが、開店時間がだいたい１１時ぐらいなので、その時間をねらっていくと、時々やってなかったり、午後にずれこむこともある。やはりその店はおいしいのか、売切れてしまう事もある。その為、早めに行ったこともあるが、まだ開店しておらず、どこかのバナナ屋さんと契約しているのだろうか、店の前にバナナだけドンとおいてあるだけだったりする。日本に帰ってきて作ってみるのだが、あの味はでない。今日はここまで。

  2005.04.07

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• バリで思った（夕焼け）

  ジンバランの海辺で夕焼けを眺めながら思った。とりあえず今世の中どうでもいいや。二日続けてごめんなさい。PS：遠くにいるのは焼きトウモロコシ屋さんです。

  2005.04.06

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• バリで思った（ビール）

  ビールをごきゅごきゅと飲む。バリで思った。とりあえず今は世の中どうでもいいや。PS：今日はビールの売上に貢献したなー。

  2005.04.05

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• バリの携帯電話

  私が住んでいたころバリでもかなり携帯電話が普及していたが、庶民にはまだまだ高値の花だった。日本製、韓国製その他の国の携帯電話があったが、一番人気は（ＮＯＫＩＡ）だった。私もＮＯＫＩＡを使っていた。最近ではバリでも日本と同じぐらいの性能をもった物が出ているらしいが、そのころは本当にただ通話ができるだけという感じだった。通話料はほとんどプリペイドカード式で、写真にあるようなカードを購入して指定の電話番号に、スクラッチをけずったその番号を入力すると使えると言う訳だ。確か料金は最低でも１０００００ルピアだと思った。やはり高い。携帯電話は確かに便利だが、バリらしさが失われていくようで寂しい気もする。私の我がままであろうか？今日はここまで。

  2005.04.04

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• バリのマッチ

  私はタバコを吸うので、日本では使い捨てライターを使っていた。バリでタバコを吸うためにはマッチを使用していた。後でわかったのだが、バリでも使い捨てライターはそんなに高くはない。しかし最初のうちはマッチの方が安いだろうと思い込み。マッチばかりだった。たしかにマッチは安いのだが、実は中身の四分の一ぐらいは使い物にならない。マッチの燐の部分が極端に少なかったり、ひどいものは燐がぜんぜんついてなかったりする。こうなるともはやマッチではなくただの木屑と同じである。それでもタバコだけではなく、蚊取り線香をつけたり、蝋燭に火をつけたりと、けっこう便利だった。（ライターだと指が熱くなる）私の買っていたマッチの柄は何故か動物シリーズで、毎回楽しみにしていた。今日はここまで。

  2005.04.03

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• バリでギャレリアに行く

  ギャレリアはバリのヌサドゥアにある観光客向けのお土産屋さんや食べ物屋さんがあるかなり広い一帯の事です。ある日ヌサドゥアに用事があり、少しお土産でも見ていこうかとギャレリアに行き、お土産屋さんに入り色々見て回りましたが、どれも高いのでびっくり。バリに住む前、観光の時にここへ来た時には値段の事等何もわからず買っていたのですが、住んでみて、市場やそこらのスーパーで値段がわかっているので、つい普段買っているものの値段と比べてしまう。結局入り口で持ってきた買い物篭はからのまま、又戻してきました。皆さんももしバリに行くような事がありお土産を買う時は、是非スーパー等を覗いてみて下さい。今日はここまで。

  2005.04.01

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• バリのライステラス

  私の住んでいたウブドの近くにもライステラスがあるが、隣のタバナン県はバリ有数の米作地帯だ、タバナンはわりと平坦な土地だが、ちょっと奥に入るとライステラスが見られる。ウブド近くのライステラスは、急斜面で狭い。それに比べてタバナンのライステラスは広い。バリでは米は年に二回収穫される。広い田んぼであれば、田植えをしている横で稲刈りをしていると言うような、日本では見られない光景にでくわす。田んぼを見ていると何故か心が落ち着く。今日はここまで。

  2005.03.30

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• バリの常識

  隣町に行き、喉が渇いたので目に付いたワルンでコピバリでも飲もうと車を道端に停めたら、道の反対側に居たおじさんが、｢そこにはとめるな」と言ってきた。別に交通の邪魔にもならないし、他にも停めている車はあるのにとおもい「なんでここはだめなの？」と少々不満顔で聞くとおじさんはだまって、上を指差した。車の窓から上を見ると。納得。車の上には今にも落ちてきそうな椰子の実があった。あの実が落ちてくれば我がスーパーおんぼろジムニーの屋根は確実に穴があき、へたをすれば今でも穴があいている車の床の穴がさらに大きくなっていたかもしれない。おじさんは親切で言ってくれたのだ。おじさんにお礼を言って私は別の場所に車を移動した。まさか日本では椰子の実が落ちてくることなど心配しないからなー。今日はここまで。

  2005.03.29

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• バリ人に間違われる（１）

  私はよくバリ人に間違われた。はっきり言って私はジグロである。それにとても日に焼けやすい。何日と言う単位ではなく、数時間と言う単位であっという間に日焼けする。そして最近は少なくなってきたが、バリの男性は口ひげをはやしている。私も口ひげを生やしていたので、ますます間違われた。一番言われたのが、目がバリ人と同じだと言われた。と言うわけで、時々バリの人からバリ語で話し掛けられる。普段バリの人はバリ語で話しているので、私がバリ語はわからないとインドネシア語で答えると、今度はインドネシア語で、インドネシアのどこから来たのかと聞かれる始末である。きっと私のご先祖様は、インドネシアあたりから来たものと思われる。今日はここまで。

  2005.03.27

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• バリの家族（カデ）

  コマン家の次男坊。私達が一番多く接したバリ人ではなかろうか？。なにしろまだ３歳だったので、しょっちゅう家に遊びに来ていて、ご飯やお菓子を食べていくは、悪戯をしていくはと、とてもやんちゃな子でした。カデは兄貴と違って、バリの音楽や踊りが好きで、私たちの前でも踊りを踊ってくれたり、とても楽しかったです。今は幼稚園に通っているそうです。カデにもいろいろバリの事を教わることがありました。バリではインドネシア語は小学校から勉強するので、カデはバリ語しかわからないはずですが、兄貴のせいとテレビからの影響でしょうか、結構インドネシア語も通じました。と言うよりも、私たちのインドネシア語が３歳児なみだったからかもしれません。カデにも早く会いたいです。

  2005.03.27

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• バリの家族（プトゥ）

  コマンさん家の長男。もうすぐ中学２年生（７月が、新学期）。私がバリに居たころはまだ小学生だったが、日本で言う今時の小学生で、おしゃれにも興味を持ち、勉強よりは友達と遊んでいることのほうが多かった。勉強はいまいちのようだったが、宗教の成績は良いようだった。（自分で自慢していた。）暇な時は私の良き遊び相手であり、バリ語やインドネシア語も教えてもらった。今どのぐらい成長したのだろうか？早く会ってみたい。今日はここまで。

  2005.03.26

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• バリの家族（クトゥさん）

  コマンさんの奥さん。クトゥさんにも大変お世話になりました。バリの料理も教えてもらいましたし、市場でどの店の物が良いかなども教えてもらいました。とても働き者で、典型的なバリの女性と言う感じです。

  2005.03.26

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• バリの家族

  （写真はこれから書くコマンさんです）ここで、隣に住んでいたコマンさんをご紹介します。コマンさんはウブド内のホテルで働いています。私たちがバリで一番お世話になった人です。色々バリの事を教えてくれたし、何かあると相談したり、そこでお礼を言うとあなたたちは家族なのだから、なにも遠慮はいらないと言ってくれました。とても感激しました。コマンさんだけでなく、奥さんのクトゥさん長男プトゥ次男カデみんな家族同様でした。コマンさんはクルンクンの生まれで、兄弟はコマンさんを入れて７人兄弟。私たちも全員の兄弟と会っています。次回もコマンさんについて書いていきます。（コマンさん無断で写真を掲載してごめんなさい。でもどこかの旅行会社のポスターにしたいぐらいかっこいいでしょう。）今日はここまで。

  2005.03.21

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• バリのケッチャック

  ケッチャックダンスは何回も見たが一番印象に残っているのが、ウルワトゥ寺院の東側で見たケッチャックだ。ここは崖の上の屋外ステージでしかも夕暮れ時から始まるので、雰囲気が抜群によい。まだ日があるころからはじまり、丁度クライマックスあたりに夕焼けが空いっぱいに広がるので、なんとも言えない幻想的な気分になる。みんなケチャと歌っているように聞こえるが、実は同じように聞こえる中に５種類ぐらいのリズムがあり、さらに３パターンぐらいに分かれているらしい、なので非常に複雑な響きとして聞こえる。色々なグループがあり、それぞれやはりうまいへたがある。人数が多ければ迫力があるかと言うとそうでもなく、個人の技量とグループのまとまり、そしてオーケストラで言えば識者のような役割の人がいて、この人の掛け声で決まってくるように思う。今日はここまで。

  2005.03.18

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• バリってなんでもあり？（１）

  隣町に行こうとして車を走らせていると、前を走っているバイクのナンバープレートがなにかおかしい。近ずいてよく見てみるとなんとナンバープレートがダンボールでできている。そこにマジックで手書きのナンバーが書かれているではないか。ないよりはましだと取り付けたのかもしれないが、明らかに違法であることは間違いない。その他写真にあるように手造りと思われるサイドカー。後ろから見ていると非常に不安定だし。バリの道がけっこうでこぼこなのを考えると乗っている方も怖いと思う。女性たちもバイクに乗っているが、あるおばさん等は、頭に荷物を入れたたらいを乗っけていて、しかも左手でお菓子を食べながら運転していた。当然ヘルメットはかぶっていない。まるで曲芸のようだ。ここまでくると多少の事では驚かなくなってくる。慣れとは恐ろしい。今日はここまで。

  2005.03.17

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• バリでドライブ（１）

  わが愛車ジムニーはおんぼろながらもよく走ってくれました。そして、色々な所に行ったのですが、バリの詳しい道路地図と言う物が見つからないのです。おおまかな主要道路しか載っている地図しかなく、あとは地元の人に聞くか、自分の勘で運転しなければならないのです。それでもけっこう目的地には着くものです。しかし時々目的地と外れてしまうことがありますが、そこですばらしい風景にであったり、人々とのふれあいが有り、おもしろいものです。写真の場所もそのひとつで、海が眺められるレストランなのですが、お客さんは誰もいませんでした。私たちだけの貸しきり状態です。食事もまあまあでしたし、なにしろ海がきれいでその景色だけで十分と言う感じでした。バリにはまだまだ知られていないすばらしい場所がたくさん有ると思います。今日はここまで。

  2005.03.16

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• バリの紅茶

  以前バリのコーヒーについて書きましたが、今回は紅茶についてです。スーパー等で一般的に売られていて有名なのが（サリワンギ）と言うティーバッグの物ですが、これははっきり言ってあまり味がありません。その他様々なフルーツ味の紅茶も売られいます。又ボトルで売られているものもあります。私が一番気に入ったのが店でだされる紅茶。と言ってもこれも紅茶というよりは、濃い麦茶と言う感じです。そしてコーヒーと同じようにやはり甘いのです。でもこれがおいしい。しかも安い。私の飲んだ中で一番安かった値段はなんと５００ルピア日本円で約７円ぐらいでした。皆さんもバリは行った時に是非飲んでみてください。今日はここまで。

  2005.03.15

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• バリの家

  昨日、日本テレビで放映されていた（伊豆＆バリの物件）と言う番組を見ていて、バリの物件の一番最初に紹介された家を、実は訪れた事があるのです。特にその家を見に行った訳ではないのですが、海を見たいと思い、まだ行った事の無い場所と言う事で行ってみました。場所は確かタバナンというところの近くの海でした。その海も大変きれいで、それこそひとっこひとりいない砂浜で、まさにプライベートビーチです。その帰りに偶然目にした昨日の家に寄ってみたのです。特に新しい家は探していなかったのですが、バリを散策している時にこれはと思うこのような家に寄り、中を見るのが楽しみになっていました。大抵は気さくに見せてくれますが、残念ながらこの時は応対にでてくれた人が、中に入る鍵を今持ってないので見ることができないと言われ、しぶしぶ諦めましたが、昨日のテレビを見て、びっくりしました。本当に入り口からは中があのようになっているとは想像もつきませんでした。バリで様々な家やホテルを見てきましたが、本当に見るだけで幸せな気分に浸れます。今日はここまで。

  2005.03.06

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• バリのサテ（２）

  ある日隣のマス村に行ったとき、おじさんが道端でサテを焼いていた。普通は屋台や店で焼いているのだが、そのおじさんは道端にサテを焼く道具を一式ならべて焼いていた。かたわらのかなだらいをのぞくと、なにやら茶色い液体状のたれの中に焼く前のサテが、並べてある。見るからにあぶない。しかし、焼いている匂いはとてもおいしそうだ。肉は山羊ではなさそうだ。大きさも普通は小指の先ぐらいの肉が串に指してあるのだが、このサテの肉はその三倍ぐらいある。とりあえずこの肉は何の肉？と聞いてみたが、おじさんはニヤと笑うだけで答えてくれない。まわりで見物していた人にも聞いてみたが、皆ニヤニヤしているだけだ。意を決して５０００ルピア分ちょうだいと言うと。５本包んでくれた。車に戻り一本食べてみた。おいしい。しかしやはり山羊ではない。鳥でもない。豚とも少し違うようだ。牛？違う。うーん。そういえばシガラジャの方（バリの北側）の人たちは犬を食べると言う事を聞いたことがある。今もってあれは何の肉かわからない。でも本当においしかった。きょうはここまで。（写真のサテは本文中のサテではありません）

  2005.03.05

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• バリのサテ（１）

  サテとは？日本でいう串焼きのようなものである。ただし、肉だけである。肉は日本だと焼き鳥のように鳥がポピュラーだが、バリでは山羊の肉が一般的だ。その他の肉は鳥もあるし、豚もあるが、数は少ない。これに甘辛いピーナッツソースをつけて食べる。それともう一つはつくねのようにして食べるが、これは最初から香辛料が肉に練りこんであるのでそのまま食べる。どちらもおいしい。値段は１０本で５０００ルピアぐらいだ。が、ある日時々サテを買いに行っていた店に行ってみると、いつものおじさんはいなくて、二十歳ぐらいのおねーちゃんが店番をしていた。いつものように５０００ルピア分ちょうだいと言うと、３０本包んでくれた。間違いじゃないのと言おうとしたが、１０本に減らされるかもしれないのでそのまま帰ってきた。試しに又おじさんが居るときに買うと５０００ルピアで１０本。おねーちゃんの時は３０本なのである。よくその前を通るので、観察していると、午後の２時ぐらいまではおじさんで、その後はおねーちゃんに代わるようだ。当然私はその時間帯を狙って買いに行くようになった。今日はここまで。

  2005.03.04

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• バリの公衆電話

  バリにも公衆電話がある。日本と同じように、コインとテレフォンカードが使えるようになっている。コインは１００ルピアを入れるようになっているが、１００ルピアでも２種類あり、日本の５００円コインぐらいの大きさと重さの１００ルピアと最近出てきたアルミ製の１００ルピアが有り、公衆電話では５００円コインと同じような１００ルピアしか使えない。カード式の公衆電話で使うカードは日本のテレカと比べると厚みがあり、キャッシュカードと似ている。ある日市場前の公衆電話から電話をかけようとして、テレカを入れたのだが、なかなか入らない。何回か押し込んでいると、なんとその入り口から小さな蟻が出てきた、それこそあふれ出るように何百匹と出てきたのである。どうやら公衆電話の中は蟻の巣になっていたようだ。驚くやら、あきれるやらでその場を立ち去った。今日はここまで。

  2005.03.03

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• バリ島庶民の足

  庶民の足と言えばなんと言ってもバイクだ。しかしこれが結構高い。新車であれば日本とそんなに変わらない値段だ。大体１２万から１５万ぐらいする。それを６０回ローンぐらいで手に入れるのだから大変だ。その為か、とにかくふる活用する。二人乗りはあたりまえで、最高５人乗りを見た。おとな二人と子供３人。よく運転できるなーと感心する。その他人間だけではなく、にわとりも後ろの二台に何羽もくくりつけているし、子豚なども籠に入れて運んでいる。荷物も、もうこれ以上つめないと思うほど積んでいる。おまけに、ちょっと街の中心部から離れると、どう見ても小学生と思しき子供も乗り回している。ここには交通法規はないのかとさえ思う。しかしちゃんと法律はあり、ヘルメットはかぶらなければいけないし、（ただし、セレモニーに行く時の服装の場合は免除されている）免許が無ければ当然乗れないので、子供は運転できない。とにかくバイクは庶民の味方だ。これだけ活用できれば十分もとは取れる。今日はここまで。

  2005.03.01

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• バリの雑草

  バリの雑草は日本で言えば観葉植物である。日本の花屋さんで売られているような観葉植物は、バリではただの雑草扱いである。バリの家の隣とは塀で仕切られていたが、そこに蔓がびっしりと生えていて、そこに雨季になるとアジアンタイム等が生えてくる。日本では鉢に植えられ、大事にされているが、コマンさんは蔓が伸びてくると、蔓ごとアジアンタイムも刈られてしまう。その他ポトスみたいなのや、とにかく日本で売られているような観葉植物は、ばちばちと切られてしまう。しかし、ここでは切られても、あっという間に新しい芽を出してくる。始めのころは、もったいないなーと思っていたが、そのうち当たり前のようになってしまった。日本に帰り花屋をのぞくとたくさんの観葉植物が売られている。バリに行く前は、けっこう観葉植物が好きで、買っていたのだが、なんだかばからしくなってしまった。今日はここまで。

  2005.02.26

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• バリのコーヒー

  日本で私はほとんどコーヒーは飲まず、どちらかと言うと紅茶派だった。バリで初めてコーヒーを飲んだときの印象を一言で言うと＜甘い＞むちゃくちゃ甘い。最初にバリのコーヒー（コピバリ・・以降コピバリ）を飲んだのが、コマンさんに庭でお茶を飲もうと誘われたときだった。まず見た目の印象は、すごく濃い感じがした。（何故か、バリの人はガラスのグラスで飲む。）そしてガラス越しに見る中身の中には、細かい粉が見える。そして底の方には厚さ５ｍｍぐらいに粉が沈んでいた。一くち口に含むと口の中がざらざらする。そして甘い。はっきり言って閉口した。（こんな甘いコーヒーをいつも飲んでいたら、糖尿病になるんじゃないかと思った。）後日、クトゥさんにコピバリの入れ方を見せてもらったら、まずコピバリの粉をスプーンで三杯ほどいれ、そこに砂糖（椰子から作ったブラウンシュガー）も三杯。そこにお湯を入れて、中の粉が沈むのを待ち、その上澄みを飲む。なるほど甘いわけだ。しかし、慣れとは恐ろしいもので、このコピバリ私は大好きになってしまった。しかも、この暑いバリでは、砂糖は重要なエネルギー源だとわかりますます好きになった。事実朝食はコピバリだけという人も多い。というわけで、今もコピバリを飲みながら、これを書いている。今日はここまで。

  2005.02.19

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• バリの郵便（え、まけてくれるの）

  バリから日本へはがきを出すときは、必ず郵便局へ持っていった。ポストはあるのだが、どう見ても（とどかないよー）という顔で口を開けている。はがきはたしか４０００ルピア封書は７０００ルピアだと思った。封書の方は重さで多少料金が変わる。これは日本と一緒だが、ある日日本へ小包みを出す事になり郵便局へ行くと、用紙に小包みの内容物やら、その内容物の値段等を書き、あとは局員の人が大きさや重さを量ってくれて、日本までの料金を出してくれるのだが、計算してくれた料金の端数は、まけてくれると言うのだ、「え、まけてくれるの？」と聞き返すと、「そうだ、まけてあげる｣と言う。うーん、まけてくれるのはありがたいけど、インドネシアの郵便は国営だし、しかも、単なる窓口のおじさんが勝手にそんな事をしてもいいのかなーと思いながらも、料金を払う。本当にちゃんと届くのだろうかと少し心配したが、後日日本から無事届いたと連絡があり一安心。さすがインドネシア。今日はここまで。

  2005.02.18

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• 床屋へ行く

  日本を発つ時髪の毛はどうしようかと思った。バリの床屋はどのようになっているかわからないので、とりあえずかみさんに切ってもらおうと思い、はさみ等がセットになっている物を持っていった。しかし、もともと好奇心旺盛な私は、バリに着いた二週間後には床屋に行くことにした。知り合い（コマンさんのお兄さん）の紹介で、家から車で五分ほどの床屋へ行った。あの赤と青のくるくる回っている目印もなく、ただ「ワヤンの店」としか書いてなく、中を覗かなければ何の店かもわからない。中は狭く四畳半といったところだ。散発の椅子も一つだけであとは待っている人のための椅子が三つと先発用の椅子が一つのシンプルな床屋だ。すでに終わりそうなお客がいて、次はいよいよ私の番だ。椅子に座りあまり短くしないでと言っただけで、あとはお任せ状態で待っていると、バリカンで刈りだした。どんな髪形になるのかと心配したが、特に問題もなくバリカンで刈ったあとは鋏で整えて、終わり。最後にブラシで服に付いた髪の毛を払ってくれて一丁あがりだ。時間にして約２０分ほどだろうか、料金は１００００ルピア日本円で約１４０円ぐらいだ。安い。それから毎月この床屋に行くことにした。残念なのが、私が帰国するその月にこのとこやに行こうとしたら、閉店になってしまったことだ。近所の人に聞いたら、田舎に帰ってしまったと言う事だった。本当にお世話になりました。今日はここまで。

  2005.02.17

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• 雨季

  今の時期バリは雨季でまいにちの様に雨が降る。よくスコールと呼ばれるようにザーと降ってすぐやむような事はなく、どんよりとした雲が広がりとてもうっとうしい。雨の勢いはすごくて、あっという間にそこらじゅうが水浸しとなる。道は川のようになり、傘などは何の役にも立たない。この雨季で困った事がある。当家には洗濯機というものがなかった。最初は買おうかとしたが、かみさんがいらないというので、当然手洗いとなる。洗濯機がなくて気ずいたことは、洗うのが大変ということもあるが、なにより脱水能力が有るという事実である。手で洗濯物を絞るのだが、やはり限界があり、あまり強く絞っても生地が傷んでしまう。そうなると雨季の時期洗濯物が乾かない。生乾きだとあのいやな匂いもするし、着る物もだんだんとなくなってくる。そこで最終手段として街のランドリーに洗濯物を持っていく。ここでは洗濯から乾燥まで一日で仕上げてくれる。とても助かった。しかも日本では考えられないような安さだ。シャツやズボン等は１０円ぐらいと驚いてしまう。それでもバリの物価からするとやはり贅沢なので、本当に我慢できなくなったときしか利用しなかった。それにしても洗濯機のありがたさが良くわかった。今日はここまで。

  2005.02.15

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• お散歩

  車を手に入れたが、やはり歩かないと色々な物が見えてこない。家からウブドの中心まで行き、よく歩いた。小さな路地や、ちょっとはずれた所まで行くともう田園風景が広がっている。暑いのでゆっくり歩くそれでも汗でぐっしょりになる。そういゆ時は、店に入り冷たいものを一杯。そして又歩き出す。バリの人達はとても笑顔がすばらしい。そんな散歩を繰り返していると顔なじみも増えてくる。声をかけてくれる人もいる。そういえばウブド市場の近くでぼんやりしていると、いつもどこからか現れ、タバコを一本くれと言うおじさんがいる。無愛想だがなぜか憎めない。人も空気もゆっくり流れている。インドネシア語で散歩のことをジャランジャランと言う。ジャランは歩くと言ういみだ。それを二つつなげて散歩と言う意味になる。ただ私は、もう一つの散歩と言う意味のマカン．アンギンと言う表現の方が好きだ。マカンは食べるアンギンは風と言う意味つまり風を食べると言う事になる。今日はここまで。="http://plaza.rakuten.co.jp/img/user/18/01/12791801/12.jpg" width="144" height="108" alt="10">

  2005.02.13

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• 救急車に乗る

  くしゃみ一発椎間板ヘルニアになってしまい、痛くて何もできなかった。痛いといえばある日の朝起きると、右の下っ腹が痛い。少したてばおさまるかと思っていたが、ますます痛くなる。これはもしかしたら盲腸炎かもしれないと思い、以前どこかでもらった、日本人向けのフリーペーパーに日本語の話せるドクターの連絡先が書いてあったのを思い出し、さっそくかみさんに電話してもらった。風邪ぐらいだったら近くのドクターのところに行くが、もし盲腸炎だったらこの近くのドクターでは心もとないし、盲腸炎＝手術と言うことが頭に浮かび、もし手術となればその後の複雑な会話は無理だと思ったからだ。ドクターは幸い居てくれて、症状を説明すると家まで来てくれると言うので待つ事にした。待つ事２時間（さすがバリ時間）来てくれました。問診と触診でもしかしたらやはり盲腸炎かもしれないと言うのでデンパサールの病院へ行く事になった。通りまで出るとなんと救急車が止まっていた。バリで見た初めての救急車だ。外見は日本の救急車とあまり変わらず、一回り小さい感じで赤色灯が赤ではなく青だったよう気がする。中は一応横になって運べるようになっていたが、日本の救急車のように医療用具は何一つなかった。特にサイレンも鳴らさず、約４０分で病院に到着。着いた病院は私達も以前から良い病院だと聞いた事のある病院だったので一安心。痛みはいぜんあるが、腰の後ろにも少し痛みが出てきた。そこで、その事をドクターに話すとそれではとりあえずレントゲンを撮ってみましょうというので、レントゲンを撮る。するとありました。石が、そう尿管結石だったのです。痛み止めの注射をうち少し経つと痛みはほとんど消えました。ドクターが、「石を取る手術をしますか｣と言うので、それは断り、タクシーで家に戻ってきました。お世話になったそのドクターはハリー先生といって、日本の某有名旅行会社の担当医師だったのです。ハリー先生ありがとうございました。このハリー先生に関しては又偶然の後日談が有るのでそれはまた。きょうはここまで。

  2005.02.11

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• 一番高価なお買い物

  バリで買ったものの中で一番の出費はやはり車だった。最初バイクも考えたが、雨季の激しい雨を考えると二の足を踏んでしまう。さらに、バリの人たちの運転の荒さを見てしまうと安全面からも車が良いだろうと、さっそくマリックさんに相談する。なにしろ車がないと不便でしょうがない。べモと言う小型の乗合バスは走っているが、割と早い時間に終わってしまうし、時間もばらばらだから。二日程でマリックさんから連絡があり、車を売りたい人が見つかったので明日の夜見に行こうと言う。夜？（塗装状態や細かい所がわからないじゃないか）ちょっとひっかかったが、すぐに決めるわけでもないし、せっかくマリックさんが探してきてくれたので、翌日マリックさんの案内で見に行った。車は２台あり、どちらもスズキのジムニー。１０年おちのと１１年おちの物で、案の定暗くて外装はよくわからない。とりあえず試乗して見た。エンジンはどちらもまあまあだが、１１年おちの方がギアの調子があまり良くない。とりあえず試乗したので、他にも探してからもし他に探して見つからなければ１０年おちの方に決めようと思っていたところ、実は新聞に［車売ります］の広告を出していて、明日の朝には車を見に来る予定になっているので、もし決めるのであれば今しかないと言われ、迷った挙句結局１０年おちジムニーを買うことに決めてしまった。値段を聞いてビックリ。日本円で約４３万円。日本だったらとっくの昔に廃車になっている様な車が４３万円だ。バリの車の値段などわからないので、マリックさんにこの値段が高いのか安いのか聞いてみると、だいたいこんなものだと言う事だった。その日に手付金を払い翌日残りの現金を支払い。ようやく車を手に入れた。ところで、車の売買はすごく簡単で、まず車の持ち主の履歴が記入されている手帳に名前を書き、後はちゃんと税金を払い済みですよという証明書を受け取り、それで終わりだ。これでやっと不便さから開放される。と、思ったが、この車後々トラブルを発生させてくれたのである。今日はここまで。

  2004.12.11

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• お買い物（市場編１）

  お買い物と言っても住んでいる訳ですからお土産類ではありません。まず食べるもの、これは市場に行くか、スーパーに行くか後は外食になりますが、ここでは市場の事を書きます。市場は家から車で５分ほどのところにありました。市場の中は食べ物、衣類、観光客目当てのお土産屋さんと、所狭しと商品が置いてあります。市場は店を持っている人、道端に商品をひろげている人、その他は単にかごを持って売っている人など様々です。私達がよく行った店はまず果物屋さん市場のほぼ中央にあり、豪快なふとったおばさんがいて仲良くなり、今日はこれがおいしいとか、オレンジが欲しいと言うと今日のはあまり良くないとか、欲しい商品がないと他の店を紹介してくれたりとか、（その店はおばさんのお姉さんの店でした。）よくおまけもしてもらいました。それから卵屋さん、ここにはかわいい１５～１６才ぐらいの娘さんがいて、とても明るくいい娘でした。又私達に欠かせないお米これはクトゥさんに教えてもらったお店で買っていましたが、値段は驚くほど安く、５ｋｇで約１５０円ぐらいでした。野菜もなんでもあり、やはり安く、とても助かりました。ただし菜っ葉などは虫食いだらけでしたが、日本の様に農薬など使ってないんだな～とかえって安心していました。魚もありましたが、これは川魚が主で見た目もあまり新鮮でなさそうなので買いませんでした。肉は鶏肉と豚肉が多くこれは新鮮そのものです。なにしろ先ほどまで生きていたやつをさばいて売っているのですから、・・・ただしさばいたやつは、そのまま板にのせている状態なので、早く買わないとどんどん鮮度は落ちてしまいます。なにしろ暑いですから。その他香辛料は何十種類とあり、しかも日本の様に粉状でなく、原型そのままですので、いちいちこれは何と聞かなければわかりませんでした。とにかく市場は見ているだけで楽しい場所でした。今日はここまで。

  2004.12.08

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• 果物その１

  今日スーパーに買い物に行きました。そこで何気なく果物売り場を見るとマンゴーがありました。最近目にするメキシカンマンゴーと言うのは小ぶりで、私達がバリで食べていた大きなマンゴーとは違う種類なのかもしれません。又沖縄で栽培されているものは、大きさこそ同じぐらいですが、バリのマンゴーは黄色みがかっていて沖縄の様に赤みがかっていませんでした。今日見たマンゴーはバリでたべていた物と同じようで、思わず懐かしさで手にとってしまいました。味は同じか、一つ買ってみようと値段を見ると一つ９８０円。・・・９８０円です。そう９８０円。私達が食べていたマンゴーは、季節にもよりますが、３つか４つで日本円で１００円ぐらいでした。バリでは一ついくらではなく、一キロいくらと量り売りなので、多少個数に差はでますが、それにしても値段が違いすぎます。バリでは１０月頃から雨季に入り、同時に果物の時期となります。上記の値段はその最盛期のものですが、果物好きの私達はその最盛期に、もう朝から晩まで果物三昧でした。マンゴーだけでも一日１０個は食べていたので、９８０円と言う値段からすると、マンゴーだけで一日一万円分ぐらい食べていた計算になります。当然一度手にとった今日のマンゴーは棚にもどしました。近くには椰子の実も売っていましたが、６８０円・・・・・・・・。バリで椰子の実にお金を払った事はありません。そこらじゅう椰子の実だらけですし、バリの家の庭にも椰子の木があり、コマンさんにお願いすれば、するすると高い椰子の木に登ってくれて、いくらでも手に入りました。この椰子の実も一般には、中にある椰子の実ジュースを思い浮かべますが、殻の中の内側についている乳白色色の柔らかい部分もおいしくて、椰子の実ジュースを飲み終わった後は、いつもスプーンでこそぎおとして食べていました。ちなみにこの部分は便秘にも良いそうです。まだまだ果物に関してはたくさん書く事があるのでまたの機会に書きたいと思います。今日はここまで。

  2004.12.04

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• にわにはにわとり

  一番庭で出くわすのが、コマンさんが飼っている鶏だ。こいつは闘鶏用の鶏なので気が荒いが、人間様にはさすがに向かってこない。時々裏口から家の中へ入ってくるが、追っかけると一目散に逃げていく。もちろん雄鶏なので、朝はこいつの鳴き声で目がさめる。日本にいた時は、まさか鶏の鳴き語で目覚めるとは思ってもなかったが、ここでは鶏を飼っている家が多く普通だ。最初はうるさく思ったが、そのうち慣れてしまい、日本の生活の中ではまず聴くこともないのでかえってさびしいくらいだ。そしてやはり爬虫類のお出ましだ。まず体長２０ｃｍぐらいの黄緑色のトカゲと言うよりもカメレオンに似たようなやつだ。日本のペットショップで見たようなやつが庭の木にいるのは何か不思議な気がした。その後又見かけたときにプトゥを呼んで聞いてみるとやはり体の色が変わると言う事だった。次のはすごい、このトカゲはあまり見かけなかったが、体長が１ｍ以上あり、隣の塀の上を歩いているのを数回見かけた。これはペットショップと言うよりは、どこかの動物園にある爬虫類館級のやつで、さすがにこれを見つけたときは、おぉと叫んでしまった。コマンさんに話すと時々小さい猫や犬も犠牲になるそうだ。あらためて自分が南の島にいる事を再確認させられた。それから、これは庭ではないが、家の前に用水路の様な川が流れている。この川にはまさに熱帯魚といって良い魚も泳いでいた。特に多かったのが、多分グッピーの原種みたいのがいた。もちろん日本で見るグッピーとは違い雄の尻尾も長くないし、体も小さいが、体の側面には朱の様な色がついていて、尻尾には丸い斑点があった。何より雌はまさに、グッピーの雌と同じだった。今日はここまで。

  2004.12.03

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• 我が家の住人

  我が家の住人と言っても、私とカミさんしかいない。そう人間だけならば、それでは他に何が居たかと言えば、まずチチャこれは日本で言えばヤモリだ。夜になるとどこからともなく現れ、電気の明かりに来る小さな虫等を食べている。次はトッケーこれは大型のトカゲ見たいので、体長４０ｃｍぐらい、全体的に茶色っぽく、所々オレンジ色が入りと、かなりどくどくしい色をしている。引っ越してきたその日から鳴き始めた。かなり大きな鳴き声で、まさに名前のとうり、トッケーと鳴く。だいたい続けて、７～８回以上トッケートッケーと鳴く。コマンさんにその話をしたら、トッケーの鳴き声が偶数の場合はラッキーで、奇数の場合はアンラッキーだと教えてくれた。まあ一種のジンクスみたいなものだ。このトッケーも夜行性らしく、昼間は台所の梁の上で寝ている。下から見ていると時々尻尾やら頭がのぞいているのが見える。このトッケー、時々台所のテーブルの上に糞を落とすぐらいであまり実害はないが、夜中に起きて、階下に行こうとして電気をつけると、壁にへばりついていたり、カーテンを登っていたりと、一瞬たじろいでしまう。次はゴキブリこれは二種類いて、日本で見かける黒いやつと、バッティック柄のやつだ。バッティック柄のやつは動きが遅く、いつもカミさんのスリッパの餌食になっていた。黒いほうもトッケーに食べられたり、でかい蜘蛛に捕まったりと、日本みたいにあまり天敵のいない環境と違い、生き抜くには厳しいようだ。その他は蟻、これはとても小さくて動きも速い。少しでも食べかすをこぼそうものなら、あっというまに集まってきて、あっというまに運んでしまう。次回は、庭の住人をご紹介します。

  2004.12.02

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• 隣人

  家も見つかりひとまず落ち着きました。さてこの家ですが、後からわかったのですが、日本人のある会の所有している家だったのです。年に１、２回ここに泊まりに来るような、別荘感覚の家でした。だから、敷地内には何棟かあり、その一つを我々が借りたわけです。その敷地内には、管理人さんの家族も住んでいたのでした。管理人さんの家族は４人で、名前は、コマンさんその奥さんのクトゥさんと子供が二人プトゥ、カデの二人の男の子です。ちなみにバリでは、生まれた順番により名前の最初にコマンとかカデとかつけるので、ここで紹介した名前はフルネームではありません。二人の男の子は、長男のプトゥ小学５年生と、次男のカデまだ３才です。丁度私が家探しの条件に合った子供たちが住んでいたのでした。この二人には色々教えてもらいましたし、よく遊びました。コマンさん夫婦にもとてもよくしてもらい、まさに、感謝感謝です。日本に帰ってからも時々連絡を取り合っています。さて、隣人と書きましたが、このコマンさん一家とは、同じ敷地内であり、庭を１０歩も歩けば着いてしまう距離なので、ほとんど家族同然で暮らしていました。コマンさん達も、あなた達は、ファミリーなのでなにも遠慮はいらないと言ってくれ、その言葉に甘えて、食事をご馳走になったり、クトゥさんから手作りのお菓子をもらったり、逆にこちらからおすそわけをしたりと、仲良くやっておりました。特にカデはよく家に遊びに来ていて、最初は珍しいものを見るように家の中をのぞいたり、クトゥさんの後ろに隠れてみていましたが、そのうち段々慣れてきたのか、家の中に入ってきてこれは何、あれは何と興味津々で日本から持ってきたものを弄繰り回すようになり、いつしか朝食時には必ず姿をあらわし私達の朝飯を食い散らかすまでになっていました。今日はこれまで。

  2004.12.01

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• 家を探す

  家を探すにはどうしたらいいだろう。日本なら不動産屋さんとかに探しにいけばよいだろうけど、はたして不動産屋さん等あるのだろうか？多分あると思うが、先ず不動屋さんを探さなければならない。そんな時間もないので、またまたマリックさんの登場だ。家の事を相談すると、家を紹介してくれると言う。先ず住む場所だが、希望はウブド。以前にも旅行で訪れた事があり、とても気に入っていたので是非ウブドに住みたいと希望をマリックさんに告げると、さっそく連れて行ってくれました。カミさんの希望は、田んぼが見渡せるところ。私の希望は、隣になんでも相談できるようなバリの人が住んでいる所。何しろはっきり言って、バリの生活習慣がまるでわからないので、色々な事を教えてもらいたかったのだ。そしてもう一つできればその家族には、幼稚園ぐらいの子供がいればなお良いと思った。なぜなら、私たちのインドネシア語は幼稚園児程度なので、インドネシア語の勉強にもなると思ったからだった。家を決めるまで何日かかかるだろうと思っていたが、なんと初日の４件目で決めてしまった。もっと探そうと思ったが、早く決めてしまいたかったのと、先にあげた条件を満たしていたのでここでいいやと思い、契約した。お金もなかったしその頃外国人でも土地と家と両方買える（以前は外国人が土地を買えなかった）と聞いていたがどうもいまいちはっきりしていなかったので、もちろん賃貸契約だ。料金は一年契約で、ガス、水道、電気代を含めて日本円で約６０万円の所を、２５万円しか予算がないと言うとそれでOK。良かったのか悪かったのか、うーんと考えさせられるところだ。間取りは一階にリビングとキッチン二階に二部屋とバス、トイレ付で、まあまあでしょ。年数が経っているのでだいぶ傷んでいたけど、二人には十分な広さだった。今日はここまで。

  2004.11.24

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• 犯罪者？

  マリックさんにイミグレイションまで連れて行ってもらい、基本的な名前とか生年月日とこを聞かれ、後はマリックさんにお任せ状態。大体一週間後には、書類ができあがると言う事でした。これで終わりかと思っていたら、次にマリックさんに警察に連れて行かれた。警察にもやはり届が必要だと言う。やはり最初にイミグレーションと同じ基本的なことを聞かれ、次に写真を前と横から撮られた。次に係りの人に、身体的特徴をチェックされた。目の色や髪の色、身長や体重、刺青はあるかなども聞かれる。もう何か犯罪を犯したような気分。最後のきわめつきは、やはり指紋を取られた事だろう。両手の指全ての指紋を取られた。何でこんな事をされるのか特には聞かなかったが、多分外国人が犯罪を犯した場合すぐに特定できるように、又反対に犯罪に巻き込まれた場合（死体になっているかもしれない）もすぐ確認できるようにだと思う。と言う事で、警察もからも開放され？いよいよ次は、家探しだ。そうまだ住む家が決まってない。イミグレーションと警察には住所が決まったら又報告しなければならないし、衣食住の住を急いで決めなければならない。ここで、またまたマリックさんに手伝ってもらう事となる。今日はここまで。

  2004.11.22

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• ドキドキ

  バリに着いたが、今度は入国審査が問題だ、本当にこのビザで入国できるのだろうか？なにしろシンガポールではどこの大使館にも自分達で行ったわけでもないし、ビザを見るのも初めてなので本当にこれが正式なビザなのかもわからない。不安をかかえ、ドキドキしながらポスポートを係員に出すと、そばにいたもう一人の係員が「オミヤゲ、センエン」と言うので、これがガイドブックに乗っていた話だなと思った。普段ならこんな言葉は無視するのだが、出した方がスムーズにとうりそうだし、おもしろい体験だと思って千円を渡す。その効果かどうかわからないが、別に問題なく通過できた。ただし、パスポートを持って一週間以内にイミグレーションにいかなければいけません。と言われた。着いたその日に又サンちゃんの所へ行き。イミグレーションにいかなければならない話をすると、今度はマリックさん（やはり本名は別にある）と言う人を紹介してくれた。彼は、サンちゃんの所で働いている人なのだが、サンちゃんの従兄弟でもある。そのマリックさんが、バリにいる間色々私たちのわからない事など面倒見てくれるので、相談するようにと紹介された。マリックさんはとてもいい人で、バリにいる間は本当にお世話になりました。そのマリックさんと翌日イミグレーションにいく事となりました。今日はここまで。

  2004.11.19

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• やめてくれー

  シーツに焦げあとを残したまま、翌日にはシンガポールに着いた。ビザの取得にはやはりサンちゃんの指示に従い、「シンガポールに着いたらオーチャード通りに近いホテルに泊まり、部屋番号を私の知り合いに電話して下さい。そうすれば手続きは全てしてくれます。｣と言うので、ホテルに着いてさっそく電話をしてホテル名と部屋番号を伝えると一時間程でその人は現れた。パスポートや書類、諸費用を渡すと帰ろうとするので、私たちはいかなくていいのですか？と聞くと、大丈夫だと言う。手続きはいつ終わりますかと聞くと、明日にはできているはずなので、又電話すると言ってものの１０分程で帰ってしまった。本当に大丈夫かなーと思ったが、渡してしまったのでもうしょうがない。パスポートのない不安はあったが、その日はオーチャード通りをぶらぶら歩き、紀伊国屋書店で本などを買って過ごした。翌日の朝には電話があり、今日ビザができあがるので、１１時頃ホテルのロビーで待っててほしい。と言うので、ホテルをチィクアウトしてロビーで待ってたが、約束の時間になっても来ない。昨日電話した所に再度電話したが、電話にも出ない。これは騙されたかと思い。サンちゃんに連絡しようと思った時、ホテルのフロント係りの人が近ずいて来て、○○さんですか？と言うので、そうですと言うと、パスポートを預かっていますと、パスポートを手渡された。やめてくれー冗談だろ。もしパスポートが悪用されていたらどうするんだよ。しかしパスポートの中にはしっかりとビザが発給されていたのでとりあえずよかったかな。というわけで、一泊で又バリにもどりました。今日はここまで。

  2004.11.18

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• 到着

  ついにやってきました。とはいうものの、まだ住む家も決まってない。とりあえず安いホテルに泊まって家を探さなければならない。ただその前にビザ。そうまだビザを取ってない。今は短期の旅行でもビザが必要だがそのころは必要ではなかった。当然私たちは、たんなる旅行者として入国したわけだ。日本でビザを取得してもよいのだが、時間とお金もかかるし、なにより日本のインドネシア大使館の対応が悪いまったくお役人口調で横柄な口のきき方で頭にくる。という訳でビザはシンガポールで取ることにしました。パスポートやその他の書類、写真（バックが赤でなければだめ）等を用意して、バリに着いて三日目ににはシンガポールへ、ただ出発前日の夜に早くもインドネシアやってくれました。その日近くのスーパーで、ドライヤーと巻き取り式の延長コードを買いました。部屋に帰り延長コードを取り出す時、からからと中でなにかネジが外れているような音がしていたが、さして気にせず大丈夫だろうとインドネシア生活初心者のあさはかさ。さて夜になりシャワーを浴び、部屋で髪を乾かそうとドライヤーと延長コードつなぎをベッドをまたぐようにしてセットして（コンセントがドレッサーの近くになかった）スイッチを入れると、３秒後ぐらいにバチバチと音がしました。何事かと横を見るとコードから煙が出ていて火花も見える。あわててベッドからコードをどけるとシーツの上に焼けたあとが・・・。部屋はゴムの焼けたような匂いがたちこめ、しばしボーゼン。今日はこの辺で

  2004.11.17

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• どうする？

  この話は、今現在ではなく数年前の話です。今は日本に帰ってきていますが、段々と記憶が風化していく中で、その記憶を留めておきたいと言う思いから書いています。バリには何回か旅行していて、段々とバリで暮らしてみたいという思いがつのってきた。しかし何をどうしていいのかわからない。先ず何が必要かと考えたら、そうビザが必要。そこでインターネットで調べまくり、現地（バリ）でビザ取得代行をしている所を見つけ連絡してみた。だいたいの事はわかったが、なにしろ相手はインドネシア人細かい部分が今一わからない。えーい実行あるのみと、バリまで行きました。実際その人（本名はあるが、日本人に親しみやすいやすいように、サンちゃんと呼んでと言うのでその後はずっとサンちゃんで通す）と会ってビザの取得内容を確認し、バリに住むにあたって税金が必要等色々教えてもらい、ついでにバリでの日常生活に必要な物の価格等を調べ、その他細かい事は住んでみないとわからない、後は何とかなるだろうと、生来の楽観主義で帰ってきました。いろいろと準備をして、いざ出発。行くのは私とカミさんの二人スツケース二つとザックをそれぞれ背負い、キャリーを一つ引っ張ってこれが全ての荷物、バリに送る事も考えたが値段が高くやめた。今日はここまで。

  2004.11.16

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