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カテゴリ:フローレス・コモド釣行記
コモドのビーチからのびる木製のシブイ桟橋に船を横付け。
ついにコモドに上陸です。 桟橋の上を歩いていくと小さな門があり、 「Wellcome to Komodo!」 みたいな看板がありました。 描かれたコモドドラゴンのペンキもはげかけていて何だかさびれてる感が漂います。 少し歩いていくとレストランらしき影を発見。 まわりにはコモドドラゴンはうろついていないが野豚(猪?)が数匹ウロウロしている。 どうやら今夜はそこで食事するようだ。 しかしまずは部屋に荷物を置いて水浴びでもしたいところ。 数人の地元スタッフとU-さんが話をして部屋のカギを受け取る。 「じゃあまずは部屋に行きましょう」 向かった先にあるのは・・・ お!?意外とお洒落なロッジ風じゃありませんか!! これは予想外。さすが観光地、実は宿泊施設は充実してるのかい?そうなのかい? ・・と思ったのも束の間。近づいてみるほどにさびれた感がくっきり。 そりゃそうだよなあ。。 きしむ床板。汚いトイレ。 壁も薄いからかどこの部屋の会話もそのまま聞こえてきます。 でもベッドだけは綺麗でした。寝る分には問題なしかな。 が、電気の使える時間は自家発電のためPM6時から12時まで。 ってことはなにがなんでも12時まえには寝なきゃならんね。 (実際12時過ぎに目が覚めても真っ暗すぎてトイレにすら動けなかった。 目を閉じても開いても真っ暗という異常事態も初体験) そうこうしてるうちにもう食事の時間です。 荷物を置いて再びレストランに集合。 もうあたりはまっくらに。 さてどんな料理がでてくるのかな? 船長からひと言。 「今日はお米と焼きそばのそばしかないです。」 ぬぉ?? これにはさすがにビックリ。多少プリミティブな地元料理が出てきても 驚きはしないけど、米と麺しかないってのはいったい・・・。 どうやら向こうの手違いからか食材が届いてなかったようす。 くり広げられる炭水化物取り放題な食卓。 むむむむむ。 しかし,ここで天の助けか、嬉しい事に釣り人サン達が日本から つまみやらレトルトカレーやらお味噌汁の素を持参してきてくれていたのです! これは嬉しい。感謝、感謝です。 食卓が一気に贅沢な日本の食べ物で埋め尽くされます。 飲み物はビールを含めたくさんあったので、問題なし。 コモドにて疲れた体にビールを流し込み、 日本のつまみに舌鼓を打つ。ん~一転して贅沢な気分。 ほろ酔い気分でみなさん部屋へ帰り、ようやくの就寝タイム。 でも寝る前にこの汗でベタベタの体を洗わねば、 とトイレ兼マンディ場(水浴び所)にむかうと ん~溜めてある水には虫がほどよく浮かんでますねぇ~。 当然お湯、シャワーなし、この水を桶ですくってかぶるしかない。 こんなのはアジアを旅していた時以来だなあ。 水浴び、歯磨きをすませ、 疲れていた僕は沈むようにベッドに横たわります。 「はたして俺はこういう生活を仕事としてこれからもやっていくのだろうか?」 そんなことを考えつつ、深い眠りに就くのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.07 13:04:18
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