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カテゴリ:フローレス・コモド釣行記
再び海に出て2日間が経過。
体はまだ慣れてこないけど、やはりこの充実感はイイもんだ。 大変だけど、心地よい。働いたな、って満足感がある。 ・・・しかし、この時点で既に何かを勘違いしていた自分がいる。 この仕事がどういうものか、僕は全くわかっていなかったのだ。 U―さんは俺にここを任せたいのであって、 一緒に船に乗っているというのはまだ全然仕事ではない。 ましてや俺の勉強のために仕事を任せるのではない。 1人で海に出れるようになって、お客さんも呼べるようになって 初めて仕事として成立するのだ。でなければ意味がない。 そのためには船や海や現地でのことだけじゃない、 釣りの事も勉強していかなくちゃならない。そんなの当然のことだ。 しかもこのインドネシアの海で人の命を預かり、 お金をかけてここまで釣りに来た人をガイドする。 そんなことが「仕事として割り切って」なんてことでできるわけがない。 ましてや「3年、5年でも勉強させてもらって・・」なんて覚悟で やっていい仕事じゃあ絶対にない。。。。 海に出て仕事として見ていると、そんな考えが再び頭を巡りだします。 反面、いやそれも逃げだ。根性が足りないだけなんだ。 と言い聞かす自分も。 3日目、新たなお客さんが到着するというので U-さんは海へ。僕は空港へ出迎えへ。 U-さんが戻るまで時間があったので、僕は事務所で釣りの雑誌を読んでいた。 そこにとある釣り船の船長の話が載っていた。 たしか沖縄かどこかの海で釣り船船長をしている人の話だったと思う。 ・・・深い。命を預かって海に出て行くということ、いかにお客さん に楽しんでもらうかということ、そのためにどんなことを考えているか ということが淡々と書かれていたのだ。 違うんじゃないか?? 覚悟を決めてきたはずの僕の頭の中に またまたまた迷いが大きく渦巻いていくのでした。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.13 14:55:08
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