運転免許返納
65歳以上の運転免許保有者のうち、06年に免許を自主的に返納した人の割合(返納率)が都道府県により最大約70倍の差があることが毎日新聞の調べで分かったそうです。返納率の高い地域では、運転をやめた高齢者の移動や生活を支援する取り組みが進んでいる一方、施策や交通機関の整備が進んでいない所ではいくつになっても運転をやめられない高齢者が多い傾向が浮かび上がりました。高齢ドライバーによる事故増加を受け、警察庁は98年に加齢や病気による身体機能の低下を感じる人に対し、運転免許を自ら公安委員会に返してもらう制度を導入しました。毎日新聞が47都道府県警に管内の返納件数を尋ねたところ65歳以上の自主返納者は06年に全国で2万1390人。年代別統計を取り始めた02年に比べほぼ3倍に増えたそうです。高齢者にとって交通機関の整備が、これからの問題になりそうです。 ←ポチッと押して下さいネ