ビタミンB群と心筋梗塞
ビタミンB群が豊富な魚や野菜などを多く食べる人は、心筋梗塞になりにくいことが厚生労働省研究班の、大規模調査で分かったそうです。魚、野菜、米を中心にした日本食の優れた点が改めて裏付けられたようです。岩手、秋田など4県の40~59歳の男女約4万人を対象に、約11年間にわたって調査。食事内容から、ビタミンB群のビタミンB6やB12、葉酸の摂取量を算出した。その結果、B6の摂取量が多い人(1日当たり1・6ミリ・グラム)は、最も少ない人(同1・3ミリ・グラム)より、心筋梗塞になる恐れが48%低くくB12や葉酸でも、それぞれ47%、37%低下したそうです。ただ、B群のうち1種類だけ多くても、発症の恐れは1・45~1・74倍高くバランスの良い食事が重要と言える様です。ビタミンB群とは水溶性ビタミンのうち、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称で ・記憶力や学習能力を向上させる(B1) ・砂糖、でんぷん、アルコールの消化分解を助長する(B1) ・余分な水分の排出(B1) ・皮膚・爪・髪の毛を丈夫にする(B2) ・神経の働きを正常に保つ(B2) ・粘膜の新陳代謝を促進(B2) ・がん細胞の発生を抑える(B2) ・血液の循環を良くする(ナイアシン) ・コレステロール値や中性脂肪値を下げる(ナイアシン) ・アレルギー症状を改善する(ナイアシン) ・高血圧を改善する(ナイアシン) ・ストレスの解消(パントテン酸) ・シワの防止(パントテン酸) ・免疫力を向上させる(パントテン酸) ・動脈硬化を抑える(パントテン酸) ・乳酸の生産を抑える(パントテン酸) ・関節炎を予防する(パントテン酸) ・血液をさらさらにする(B6) ・ナトリウムとカリウムのバランスをとる(B6) ・脳内の神経伝達物質を作る(B6) ・ビタミンB12の吸収を助ける(B6) ・前立腺肥大の予防をする(B6) ・細胞の新陳代謝を促進する(葉酸) ・さまざまな栄養素の代謝に関わる(葉酸) ・動脈硬化の原因・ホモシステインを減らす(葉酸)ビタミンB群には、この様な効果が沢山あり摂取がとても重要の様です。 ←ポチッと押して下さいネ ←こちらも押して下さい