人工降雨・・・佐世保
深刻な水不足に、悩む佐世保市から依頼を受けた九州大が17日人工降雨に挑み、佐世保市を含む県北部で小雨が降りました。午前11時すぎ、軽飛行機が佐賀市の佐賀空港を離陸し長崎県北部の壱岐島方面に向かい、11時40分ごろから約1時間、積雲の下で液体の二酸化炭素(液体炭酸)を散布。液体炭酸が蒸発して空気を冷やし、雲の中に氷の結晶ができそれに水蒸気が付着して成長し、重みで落下すれば雨になる仕組み。液体炭酸をまいて1時間以内に県北部で雨が降れば成功との想定午後0時半ごろに佐世保市では、ぽつりぽつりと雨粒が落ち始めました。佐世保市に水を供給する県内の主要6ダムの貯水率は61.6%(16日現在)で安定供給に必要とされる80%を大きく下回っています。市は昨年12月、人工降雨の実験を続けてきた九州大に「雨を降らせてほしい」と頼み2回分の経費として200万円の補正予算を組んだ結果です・・・ ←ポチッと押して下さいネ