続 人間にとっての「二方向性」 & 雑記
【続 人間にとっての「二方向性」】「セントラル・ライン」を「存在筋群( being muscles )」が支え、「動作筋群( doing muscles )」が適切な角度で回転を起こせば(速度の遅い独楽のように)、たとえば1つのリーチ動作で、「二方向性( Palintonicity )の原理」は「体現」される。四肢だけではなく、脊柱は目に見えて伸長するのだ(「調整盤」があるので、伸長率を調整できる!)。【雑記、身体内外の空間的連続性】私たちは、身体空間と周囲空間とを連続的なものとして認知することで、初めて三次元空間を自由に移動することができる。三半規管、耳石、外眼筋群がその役目を担う。固有受容器感覚の働きだけでは、姿勢の保持や簡単な運動さえも(特に「セントラル・ライン」の移動を伴うような運動は)困難だ。たとえば前庭機能(三半規管、耳石、外眼筋群による)を失うと、ベッド上での寝返りを、「身体の周囲をベッドが回る」ような感覚として捉えてしまう。