モルトの灯

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• 昨日よりしばらく断酒

  　冬の風物詩（ってわけでもないが）、ヘルペス様が珍しくＤａｎｎｙの体にやってきちゃいました。ので、治るまで一週間ほどの断酒と相成りました。最近ちとウェイトが・・・という状態だったので、丁度よいダイエット週間となりそうです。モルトは、「香りだけでも・・・」と思いましたが、多分香り嗅いだらそのまま飲んじゃうと思われるので、ボトルだけ眺めることにします。。。うぅ。。。（禁断症状？？？）

  2006.02.19

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  今日は久しぶりにＪ’ｓ　Ｂａｒへ

  　今日は久しぶりに、池袋にあるＪ’ｓ　Ｂａｒにお邪魔してきました。バックバーに並ぶモルトの種類は、そのＢａｒのマスターの嗜好が如実に表れますよね。ここのＢＡＲには知らないお酒がいっぱい並んでいるので、とても新鮮で楽しいです。　今日はなんとなく、ストラスアイラの気分だったので、オーダーしたところ、出てきたボトルがダンカン・テイラーのピアレスコレクション（生憎ＯＢが在庫切れ）。いきなりこれいってしまうと、味のバランス的にもＤａｎｎｙの懐具合からいっても、後が続きません（＾＾；　動揺を隠し切れないＤａｎｎｙ，つい、「えと、じゃ、ハイランドパークを・・・」つい先日、「ハイランドパークのオフィシャルはしばらく呑まない！」と宣言したにも関わらず、ついオーダーしてしまいました。。。【ピアルス】ストラスアイラ 1967Y～2002Y 35Y 51.1% 700ML↑多分、これ。美味しそう・・・（でも高そう（＾＾；）一杯目Highland Park 12YO, OB不本意ながら（笑）オーダーしてしまったハイランドパーク。なんやかんやいっても、落ち着いて飲めるお酒です。口ぬらしに・・・ハイランドパーク　12年二杯目Link Wood 10YO, Wilson&Morgan, 58.7%今日のお題と決めてきた、リンクウッド。J's BarではＷＭの１０年ものが出てきました。注いだ瞬間、華やかなフローラルとウッディーな香り。シェリー樽を連想させる色合いだが（このお店、照明を落としているので、実際の色合いは実はよくわからない（＾＾；）、それほどシェリッシュなフレーバーはない。セカンドフィル？味わいは甘みと酸味がせめぎあって、まるで若いリンゴを齧った時のよう。若干固い味わいかなぁ。フィニッシュも割りと短め。これがマスターの言う「切れのよい」感じなのかなぁ。比較として、同じくＷＭのハイランドパークをワンリック、マスターが出してくれました。確かに固さを感じるのど越しでした（普通のハイランドパークよりナッティな味わいでした）。リンクウッド　[1988]　10年　カスクストレングス　シェリーウッドウィルソン＆モーガン↑なんか違うような気がするんですよね。シェリーウッドって表示に記憶がありません（＾＾；三杯目今日のハラキリモルト。長期熟成ならではの深い味わい。ちょっと焦げた香りと、よくある昆布のアミノ酸系旨味。横のお客様は「お茶（紅茶？）っぽい」とおっしゃってましたが、Ｄａｎｎｙにはお茶っぽさは感じず。ご馳走様です。ところで情けない話なのですが、ブラックアダーの長熟だったことは覚えているのですが、蒸留所名が思い出せません（o_._)oドテッ四杯目先ほどのリンクウッドが気になって、もうワンショット追加。初回に感じたウッディな香りは強く感じませんでしたが、やっぱり青リンゴっぽい（しかも完熟ではない、若いリンゴ）の風味があります。2杯目、あるいは3杯目でちょっと気分を変えたいときなどには丁度良いモルトかもしれませんね。

  2006.02.17

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  WMLに行って来ました（４）　ＭＣ23白州蒸留所

  　ＭＣシリーズ第二段は、【ＭＣ23白州蒸留所】　白州蒸留所はサントリーの第二蒸留所として山梨県の甲斐駒ケ岳山麓の白州の地に開設された、比較的新しい（自分の年といい勝負だｗ）蒸留所。山崎蒸留所のほうは、昔大阪に住んでいたこともありなんどか訪れたことがあるのですが、白州のほうは行った事がありません。あまりモルト「白州」について知識はなかったのですが、勉強のため参加しました。　ＭＣ直前まで展示ブースで呑んだくれていたせいもあり、着席して会場が暗くなった瞬間睡魔に襲われてしまいました（大汗）。そうでなくても暗い所に入ると反射的に瞼が下がってくるのに、暖かめに調節された空調、そして、これまたまったりとした講師（輿水さん）の口調とで、もうすっかりグロッキー状態(o_._)o ドテッ　とりあえず前半部で覚えているのは1.白州蒸留所では、できるだけ環境を保持するように心がけている　　樽の熟成には、温度だけではなく湿度の年内変動も　　重要に関わっている。こういった温度、湿度変動は　　周囲の森林生態に強く影響を受けるので出来るだけ　　保存していきたい。また森林帯のマイクロフローラ　　（の乳酸菌？）がウォッシュ生成に関与しているの　　で大事にしたい・・・みたいな事だったかな。2.白州蒸留所では、発酵酵母にもこだわっている　　蒸留に用いるウォッシュ生成時に使われる発酵酵母　　によって、最終的に生成されるスピリッツに含まれ　　る香りの複雑さ（特に硫黄化合物）に差が出るので　　この研究は大事だ・・・　　でも、この説明の時、香りの複雑さの指標となった　　三硫化物（ジメチルトリサルファイド：ＤＭＴＳ）　　恐ろしく臭い（卵や玉葱の腐った匂いの主成分）し、　　本当に硫黄化合物で匂いの複雑さ、評価できるのか　　なぁ・・・今度学会でサントリーの人に聞いてみま　　すｗといった所でしょうか。ほとんど意識朦朧としたまま、テイスティングタイムに突入です（これでいいのか・・・）さて、テイスティングの細かなポイントは、shibuya8604さんのサイトを参照してもらうことにして、以下は素人Ｄａｎｎｙの所感を・・・【白州原酒】　shibuya8604さんのサイトによると、「エステリー」というタイトルがついております。なぜかボクのメモ帳には「白州原酒」とあります。寝ぼけていたんですね(o_._)o ドテッ　まずストレートで頂くと（ノージングデータがない（＾＾；）苦味、そしてなぜかマヨネーズの風味を感じる。モルトからマヨネーズを感じたのは産まれて初めて。そのせいか一度マヨネーズを感じてしまうと、なかなかその風味が消えません。加水するとクリアなエステル香が湧いてきます。更に酸味とウッディーさが出てきて、最後にバニラ様の甘い香り。【シェリー（樽熟成）】　これは明らかなシェリーのトップノート。でも、やっぱりマヨネーズを感じてしまいます。多分硫黄系の香りと酸の香りが混じってマヨネーズに感じてしまっているのでしょう。よくシェリー樽モノにある硫黄臭とはちょっと違うようです。加水すると個性が消えて（とメモにある）、甘み、オイリーさが残ってまったりとした味わいになるようです。【スモーキー】　「スモーキー」と銘打ってありますが、それほどスモーキーさを感じません。酔っ払っていたせい？でもshibuya8604さんの所にもそう書いてあるので、間違いないでしょうｗ。それくらいしかメモにありません（＾＾；【１８年熟成】　ここに至っても、どうしてもマヨネーズの風味が外れないようです。たださすがに完成度は高く、エステリーでシェリッシュ。また、他の樽ではあまり感じなかったリンゴ様の甘酸っぱい美味しい風味を感じます（ま、これもエステリーといえばエステリーか）。といった所です。でも、なんで「マヨネーズ」を強く感じてしまったんだろう？？？他のＭＣや試飲では感じなかったので、単に体調の問題だけではないような気がします。ＤＭＴＳの話を聞いてしまったので、感覚がそこに引っ張られてしまったのかもしれませんね。

  2006.02.15

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  ＷＭＬに行って来ました（３）　ＭＣ１１アラン蒸留所

  さて、今日からＭＣシリーズです。第一弾は【ＭＣ１１　アラン蒸留所】　アラン蒸留所、1995年のオープン後まだ１０年と、歴史の浅い蒸留所ですが、最近はグレンモレンジーの向こうを張って、様々なウッドフィニッシュものを世に送り出しています。後発の蒸留所とあって、色々と戦略的なセールスを展開していて、これからどう伸びるのか楽しみだな、と思いＭＣの受講を決めました。ＭＣでは、まず蒸留所近辺の紹介の後、力が入っていたのは樽の話がメイン。とにかく「樽命っす！」という感じでした。次々と新しい樽を試しているあたり、若くて元気な蒸留所だな、とも感じますが、今一歩樽に対する「ポリシー」を感じません（＾＾；尤も、オープン１０年なのでまだ、本当に方向性を探っているのかもしれませんが。後半はお待ちかねのテイスティング。ちなみに酔っ払って記憶が怪しいところもあるので（一応メモ帳を見ながら書いてはいますが）、間違っていたらゴメンなさい。一杯目New Spiritsまさに麦焼酎。加水してもやっぱり麦焼酎（ｗ）。12ppmでピート薫蒸しているということで、舌に乗せると微かなピート香を感じます。アランといえばこれまでは基本的にはノンピートだった（はず）のですが、これからはライト・ピーティッドな原酒がメインになるのかもしれませんね。二杯目Arran (1996 vintage), 46%今ひとつ印象の薄いモルト。6000本限定瓶詰めということで、お勧め品らしいです。。。バーボン樽とシェリー樽のバッティング。この4月から販売するって言ってたような・・・（記憶が曖昧）三杯目Arran 10YO, 58% (cask strength)バーボン樽60％：シェリー樽40％のバッティング。カスクならではの力強さはあります。加水して香りが開きます。ミディアムボディ。四杯目Arran ?すみません、メモ帳の文字が読めません（大汗）。このロットは１００％バーボン樽熟成ということで、他のロットとは一線を画しています。バーボン樽由来のバニラのような甘い香りがしました。加水すると甘い香りは増しますが、若干苦味を感じました。バーボン樽熟成の宿命？↑多分これだと思うんだけど・・・自信なし五杯目Arran Chanpanigu Cask Finishバーボン樽１００％から一転して、シャンパンフィニッシュ。シャンパンの樽はヘンリー・ジローの所で2年間シャンパンを熟成させた樽を買ってきて、その樽でアランモルトを6ヶ月程度貯蔵しフィニッシュさせたものだそうです。樽からもらった甘さと微かな酸味がとても美味しいです・・・って、これ、よくＭＯＯで飲んでいるボトルかも。六杯目Arran Chateau Margaux Cask Finish 最後は、特級畑のワイン（シャトーマルゴー）のワイン樽でフィニッシュをかけたアランモルト。ここまで行くと、相当強く樽の個性を拾ってしまうようです。フレイバーも、ワインの酸味と甘みを強く感じてしまいます。蒸留所の方のコメントにも「このクラスのワイン樽になると非常に個性が強く、アランの個性が消えないように気を使う」という一節がありました。こうしてみると、比較的ライト～ミディアムボディーのアラン・モルトは、フィニッシュの樽を変えることによって容易にその風味を変えることができるモルトのようです。ただ、それは逆にいうと、「モルトそのものの個性が乏しい」ということにもなります。新興蒸留所として、なんとかして安定した販売実績が欲しい、というのはわかりますが、消費者に媚びず「うちのモルトはこういうんだ！」という背骨が一本入るといいなぁ、なんて生意気に思っちゃいました。ちなみに最後、ちと意地悪な質問で「アランは多様なフィニッシュ物を用意していてとても楽しいモルトだけれど、本当は、どんなモルトを作りたいのか？」と質問したところ、苦笑いされ「日本でいっぱい売れる、そんなモルトを作りたい」なんてジョーク（本気？ｗ）で返されちゃいました（笑）ちなみにアランのプレゼンテイターのお兄さん、英語も分かりやすくとてもよかったです。ＭＣの後、ちょこちょこお兄さんと雑談。相当日本人のモルトに対する嗜好性に興味があるらしく、色々質問されました。ボクなりの意見は出しましたが、ボクの好みも、かなり偏っているからなぁ（大汗）。↑サインもらった後、ゴードン・ミッシェルと記念撮影♪ゴードン、ちょっと緊張気味（お疲れ気味なのかも？）明日は「白州」のマスターコースの紹介をする予定です。初稿ではなんか無茶苦茶に白州のＭＣを貶していましたね（＾＾；　酔っ払いの戯言ということで許して下さいませませ m(_._)m

  2006.02.14

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• WMLに行ってきました（２）　展示ブース続き

  さて、ＷＭＬで出展していたブースの感想第二段です。まだ二日しか経っていないのに、結構記憶が飛んでいます（元からか？）【Ｗｈｉｓｋ－ｅ（アラン、スプリングバンク他）】　Whisk-eのブースでは、アランやスプリングバンクなどのお酒が出展されていました。個人的にはソサイエティーのお酒が出るのでは？と大分期待（かなり確信めいた）を持っていたのですが、予想外の展開にちょっとびっくり（がっくり？）。アランはＭＣを受講するので今回はパス。スプリングバンクとロングローを一通り頂きました。大分酔っ払っていたのか、ロングローのピーティーさ、余り感じなかったなぁ。漫画レモンハートでは「女性の香水のような華やかな香りがいつまでも続く」と表現されていますが、最近のスプリングバンク、そうでもないですよね？（酔ってたからか？）昔のスプリングバンクを知らないので、比較のしようがないのですが。実際どうなんでしょう？【サントリー（マッカラン、バルベニー他）】　ここではマッカラン、ボウモア、バルベニーなど、有名どころの蒸留所がずらりと並んでいました。やっぱり真っ先に呑んだのはDanny's Best 3にも選ばれる（いつ選んだんだってｗ）バルベニー。一通り頂きましたが、やっぱり１２年のダブルウッドが一番味わいとしては好きですね。ラベルは１５年のほうがカッコイイのですが。次はマッカラン。10年、18年、カスクストレングスと頂きました。やっぱりカスク物は味が深いです。でもさすが名品といわれるだけあって、どれも美味しいです（結構ミーハーな味覚を持っているみたい（＾＾；）他、スキャパ、ボウモア、ラフロイグと頂いたはずですが、あまり記憶に・・・（大汗）【ケンタッキーディスティラーズ】　ここのキャンペーンのお姉さんのおみ足、とても美しかったです。って、酒の感想じゃねぇじゃん（爆）。【グレンロセス（の輸入元）】　ロセスファンのＤａｎｎｙとしては、このブースに行かないわけには行きません。ただ、ブースの前で「ＭＣ取るんだし、ここは余り呑まないほうがよいのでは？」などとしばし逡巡しましたが、でも目の前にある「1969 vintage」の魅了には抗しがたく、結局全てのボトルを試飲させて頂きました（ぉぃ）。1971 vintageがなかったのがちょっと残念。若いモノは若いなりの魅力がありますし、２０年以上の長期熟成ものは、それはもう、マロヤカで溶けてしまいそうな美味しさでした。風味としては、最近でた1972物より、1973物のほうがマイルドでＤａｎｎｙ好みです。ただ、それを上回ったのが1967 vintageでした。いや、ほんと、1967物、素晴らしい！！！！！としかいいようがありません。なんとかして手に入らないものか・・・【ハイランドパーク（の輸入元）】　ここでも一通りテイスティング。15年ものは美味いっすね。ただ、残念だったのが、ハイランドパークの卓上カレンダー（非売品）をもらい損ねたこと！目の前の麗しいお姉さまは「ありがと～♪」と貰っていたのに、僕にはくれませんでした（まだあったのに・・・（怒））。やっぱ、お姉さん優先なのか・・・しばらオフィシャルのハイランドパークは飲むの止めよう（結構器が小さいｗ）。【トマーチン（の輸入元）】　えっと、国分のブースだったかな？すごい量のトマーチンが並んでいました。グレンモレンジをもがれてしまったので、トマーチンで巻き返しか？試飲したはずなのですが、メモにも記憶にも残っておりません（大汗）【パン屋さん（名前失念。ベヌーガ？ベヌーゴ？）】　ありがたかったのが、このパン屋さん。お昼はここで「イングリッシュ・セット（怪しいｗ）」なかには・スコッチエッグ・サラダ・コンビーフのグラタン（あれ、なんていうんだっけ？）のセット。かなりお腹膨れました。あと、4時くらいに、おやつに頂いた具沢山スープ、これが酒で荒れた胃にとても優しく美味しかったです。ただ、どれも結構なお値段だったなぁ。さすがインド系、商売上手です（売り子のお姉さんもかわいかったし♪（こればっか自爆））【スコッチ文化研究所】　ここのブースでは、土屋守著の書物の販売と、コニサーズ認定試験の問題集（？）みたいなものを販売していました。第一印象が「予備校の売店」（爆笑）。なにもそこまで熱心に売り込まなくても、ねぇ。さてさて、次回からは、お待たせ（待ってないって？）マスターコースの記事をアップしていこうと思います。乞うご期待（なんて言っていいのだろうか（大汗））

  2006.02.13

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• ウィスキーマガジンライブ行ってきました(改訂版）

  　いやぁ、昨晩酔っ払った勢いで書いていたので、支離滅裂＆言いたい放題（これはいつもかｗ）書いてありますね。ちと見苦しい点もあったので、ちょっと書き直します。とても印象深いライブだったので書きたいことはたくさんあるのですが、ちょっと全部を一度に書くのは無理そう、ということで1.ライブ全体の感想、展示ブースについて2.ＭＣ11　アラン蒸留所3.ＭＣ23　白州蒸留所4.ＭＣ22　グレンロセス蒸留所と分けて所感をつづってみようかと思います。【1.ライブでの出来事、展示ブースについて】　待ちに待った2/12、有明の東京ビッグサイトでウィスキーマガジン・ライブがありました。午前中はちょっと所用で参加できなかったのですが、ちょうどお昼くらいから会場へ。どこかのサイトで「胃腸薬と水２Ｌは必需品」との情報を得ていたので、会場入りする前に、コンビニにて「南アルプスの天然水」を購入（仕事かばんだったので、さすがに２Ｌペットボトルは買えなかった。入らないしｗ）。そうこうしていると、darkrum7さんからメール。既に会場内にいらっしゃるよう。「こりゃいかん、出遅れた！」とばかり会場へ。　会場への入り口で、クロークに荷物を預け、入場証をもらうと、今日のお土産（テイスティンググラス等）が貰えました。「もしかして、今日のテイスティングは全部これでするのかな？洗うところとか、あるのかな？」なんて、ちょっとズレタことを考えながらメインブースへ。この時点でホワイエのソファーで爆睡している人もちらほら（このとき12時半くらい）。ウィスキーライブ、恐るべし！と思いながら、いざメインブースへ！（入り口の警備のお兄さんの目つきが怖かったｗｗｗｗ）　メインステージ前広場（勝手に命名）につながる廊下（衝立で仕切られてたので）は、既に人、人、人・・・・さすが日本で一番ウィスキー中毒者ウィスキーを愛する人たちが集うライブだけあります。しかも丁度ご飯時で流れは内→外向き。流れに逆らいながらも、いざ戦場へ。真っ先に気づいたのは、会場のあちこちに「給水所」があること。なんだ、これなら水買ってくることなかったのに・・・でもとても素晴らしい配慮ですね。各ブースに負けないくらい給水所に人だかりが出来ていましたｗ　相当の人ごみでしたが、メール連絡で、無事darkrum7さん、whisky-mistさん、パブデ・ピカソさんにお会いすることが出来ました。みなさん、揃ってお酒の達人の雰囲気を醸し出してらっしゃいました。また今度、いろいろお酒のこと教えてくださいm(_._)m パブデ・ピカソさん、今度似顔絵お願いします（是非プロフィールで使わせてくださいm(_._)m）。　　結構いろいろなブースが出ているのでどこから行ったものか？と迷うくらいでした。ま、とりあえずシングルモルトのブースから挑戦しようと片っ端から試飲させてもらいました。以下、記憶に残っているブースの感想を書いていきます（メモがないので大分記憶も怪しい）。思い出した順に書いているので、順不同です（＾＾；【（有）ベンチャーウィスキー】　埼玉は羽生にポットスチルを構える、イチローさんのIchiro's Maltを蒸留している会社です。今回は真っ先に行こうと決めていたのですが、何せすさまじい人出。なかなかブースにたどり着けません。イチローさんもひっきりなしに訪問者の対応をしていたので、なんだか邪魔しちゃ悪いな、と声をかけれませんでした。でも、今回展示ブースの中ではダントツの熱心さでした。新興蒸留所だと、こういう試飲会は、一回一回が勝負なんでしょうね。「なんでもいいから、感想を聞かせてくれ」と、とても熱心でした（他のところは「まぁ、呑んでみて。気に入ったら、買ってね」位。悪く言えば殿様商売（＾＾；）ここでは、トランプシリーズを一通り試飲させて頂きました。個人的には「ジャック」の味が好みでした。呑みやすく味のバランスも最高です。【ＭＨＤディアジオ・モエ・ヘネシー】　さすがはディアジオ。どでかく、小奇麗なブースを構えております。展示のメインは「花と動物シリーズ」「レアモルトシリーズ」。ここでは、モートラックが呑めるのでは？と密かに、いや、かなり期待して行ったのですが、残念ながらモートラックはなし(o_._)o ドテッ　それでもさすがに色々とボトルは揃っています。何回かに分けてこのブースには訪れ、おそらく全てのボトルコンプリートしたと思われるのですが（笑）、印象に残ったのは・クラガンモア29年・ブローラ30年・オスロイスク10年？・ブレアソール12年？長熟物2点は、もうさすが、という感じ。クラガンモアなんて、骨格残したままここまで深みを増すんだ！と感心してしまいました。オスロイスクは初めて呑んだのですが、いいですね～。好みです。ブレアソールは、ちょっと独特の風味だったのが印象てきです（肝心の味わいは忘れてしまったのですが、「変わってた」という印象だけは残っています（＾＾；）　ただ、折角の数と種類を揃えたにも関わらず、今ひとつインパクトに欠けたブースでした。「どだ、タダ酒だ。呑みたまえ」みたいな。【リカーズハセガワ（ブラックアダー）】 ハセガワさんは、ブラックアダーを中心（ってか、それだけ？）に展示。この当たり、結構色々呑んだはずなのですが、既に記憶が・・・(o_._)o ドテッ　ただ、とてもよく覚えているのが、マッカラン。普段シェリー樽熟成のマッカランしか飲んだことがないので、シェリー熟成でないマッカランの味がとても新鮮でした。というより、ブラインドで出てきたらマッカランって分からないです、ハイ。すみません、ちと書きつかれて来たので、以下はまた明日に・・・【Ｗｈｉｓｋ－ｅ（アラン、スプリングバンク他）】【サントリー（マッカラン、バルベニー他）】【ケンタッキーディスティラーズ】【グレンロセス（の輸入元）】【ハイランドパーク（の輸入元）】【ベンリアック（の輸入元）】【パン屋さん（名前失念。ベヌーガ？ベヌーゴ？）】【スコッチ文化研究所】

  2006.02.12

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  父の誕生日プレゼント

  　今日は父の誕生日、ということで、久しぶりにワインを買いに行きました。今年で退官、ということで、ちと奮発してシャブリ・グラン・クリュ・ブーグロ。父は普段はカリフォルニア・ワインを愛飲していますが、さすがにボクよりかはワインを知っています。父「ほぅ、お前にしちゃ、奢ったな・・・」Ｄ「まぁね、たまには、いい酒呑みなよ」父「お前、この酒呑んだことあるのか？」Ｄ「まぁね（ホントはありません（＾＾；」てな会話があったりしました。たまには親父と呑むのもよいものです。今日は父も嬉しかったのか、珍しくはしゃいでいました。今日は妹夫婦も実家に来ていたこともあり、楽しい酒宴と相成りました。普段老夫婦だけの生活なので、子供達がくると気分も盛り上がるのかな？たまにはワインもいいですね。ワイン（特に赤ワイン）は体質にあわないのか、どうも二日酔いになりやすくちょっと避けていましたが、今日のブーグロは香り、味わいともにすっきりと素晴らしかったです。ま、いつもいつもこんなワインばかり飲むわけにはいかないのですが（笑）。　ちなみに横のBLACK CUILLINは今一歩お気に召さなかったようです（＾＾；　予約販売・シャブリ・グラン・クリュ・ブーグロ・コート・ブーグロ [2002] ウイリアム・フェ...

  2006.02.11

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• 我が家の酒器（２）ロックグラス

  　我が家の酒器、第二段は、ロックグラスです。食欲、酒欲、色欲の強いDannyですが、正直あまり物欲がありません。ただ、使い勝手が良いか、悪いかというのが評価の基準になっているようです。ので、あまり「ブランド物」というものがよくわかっていません。で、今日紹介するロックグラス（実はこれももらい物ですが（＾＾；）はルックル社のボヘミアン・グラスだということです。正直いうと、ルックル社ってよく知らないし、ボヘミアン・グラスだ、ということがどのくらいの価値を持つのか、僕にはさっぱりわからない訳ですが（＾＾；　ただ、このグラス、重さ、特に手に取ったときのバランスのよいグラスです。きちんと氷を入れた時の重さが計算に入った（無意識の計算か？）グラスですね。お箸やご飯のお茶碗と同じく、食器の重さというのは、無意識ながらにも非常に感覚に訴えるものがあると思います。そういう意味で、とても気に入っているロックグラスです。カットもなかなか品のよい仕上がりだと、一人悦にいってます（笑）。このグラスはお酒を楽しむ」というより、酒を呑んでいる「自分を楽しむ」グラスですね。

  2006.02.08

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  J's Barにおじゃましました

  　今日は思ったより仕事が早く片付いたので（ってか、行き詰ってしまって（大汗））、気分転換に池袋のJ's Barにのみに行きました。J's Barとえばマスターによるブログ（ブログ侍）でも有名です。バーのマスターともなると体面を守るため余計なトラブルを抱え込まないために、余り酒に対するストレートな思いを表明しないのですが、ここのマスターは熱く控えめながら、その所感をオープンにしているので、とても興味を持っていました。　さて、早く仕事が終わったと言ってもなにせ22時すぎ。BARがちと駅から遠い（といっても徒歩１０分くらい？）ので、道中怖いお兄さんたちに誘われてしまいます（笑）。なんとか追撃をかわしつつ、お店へ到着。おしゃれなお店です。Dannyのような田舎物だと、一瞬入店を躊躇してしまいます（＾＾；　お店に入ると、既に先客がマスターと盛り上がっています。緊張しつつ（実は相当の緊張しぃ）、とりあえずギネスを注文。ギネスを呑みながらバックバーを眺めてみる。うん、相当の数のモルトが所狭しと並んでいます。残念ながらDanny、近眼のため、端っこの方の席に座っていると、チケット（ラベル）が読めません（＾＾；　ただ近眼のDannyでも、はっきりと識別できるボトルが・・・そう、ダルマさんボトルのグレンロセスです。最初の一杯にも最適と早速オーダー（ただ、近眼のためヴィンテージまでは確認できず）。一杯目GLENROTHES 1992 (OB)　うん、やっぱりロセスだ（笑）。以前1989年蒸留のボトルを呑んだとき、かなりの硫黄臭さを感じたのでチョットだけ警戒していたのですが、このボトルに関して言えば硫黄臭さはほとんど感じませんでした。ただ、家で呑んでいる1973年と比べると、若干若さを感じます（あたりまえか）。あと、1973と比較するとテルペンアルコールのような、柑橘系の香りより、むしろエステルやケトン系のフルーティーさを感じました。うん、でも、やっぱり美味いっす。グレンロセス1992 【ブリティッシュフェアー】↑2月一杯、ブリティッシュフェアということでお買い得だそうです。二杯目GLEN ELGYN 43%(OB)　二杯目は、実は最近マイブーム（ふるっ）のモートラックを所望しました。あまりBARで見かけない銘柄なのですが、J's BARのweb siteでキングバリーとマーレイ・マクデイビッドのボトルがある！とのことで飲み比べしてみよう、という魂胆だったのですが、生憎両方のボトルとも完売(o_._)o ドテッ　うぅ、ちと、くやしいぃ・・・・ということで、若いバーテンダーさんに「モートラックみたいなモルト下さい」とオーダーしたところ出てきたのがグレンエルギンでした。正直「こんなのどうですか？」とグレンエルギンが出てきたときは、少々狼狽しました。ボクの記憶の中のグレンエルギンはフラワリーで華やかさがあり、ライトな味わいのスペイサイドモルト。正直いうと自分の持っているモートラックのイメージとは随分と違う。でもお勧めなのだから、きっと自分が気づいていない「何か」があるに違いない、とオーダー。香りはやっぱりフワラリーさが真っ先に感じます。柑橘系より、エステル・ケトン系でしょうか。味わいはやっぱりライト。麦系の甘さを微かに感じますが、やっぱりさっぱりした味わいです。これはこれで美味しい、と思ったのですが、モートラックとの関係がイマイチわかりませんでした。ウーム・・・（＾＾；新グレンエルギン　12年　700ml　43度（Glen　Elegin　12YO）↑これはこれで、とても美味しいんです。華やかで軽やかなお酒です。3杯目Highland Park 14YO (SMS?)　3杯目はちょっとスモーキーなものが欲しくなり、ハイランドパークをオーダー。マスターはハイランドパークがお気に入りらしく、次々とハイランドパークのボトルが出てきます。明日がお休みならかったっぱしから呑んでいく所なのですが、生憎明日も通常業務（涙）。マスターお勧めのSMS(?)のボトルをチョイス。いやぁ、ハイランドパーク、やっぱり美味いっす。スモーキーなのにヨード臭さが表に出てこないあたりが最高です。フィニッシュは塩っぽくスパイシーでとても長いです。いいお酒です。マスターありがとう。4杯目BLAIRFINDY 22YO, 57.6% (Blackadder) (GLENFARCLAS) 4杯目は予定通り、マスターのハラキリモルト。家呑み用のSTRATHSPEY (これもグレンファークラス)との比較したら面白いかなぁ、と思っていました。さて、香りのほうは、紛うことなきシェリー樽の香り。なにせカスクものなのでアルコールのアタックはありますが、そのアタックを凌駕するシェリーの香りです。ただ、シェリー樽によくある硫黄の嫌味な匂いは殆ど感じません。味わいのほうは、これまたシェリー樽の個性を十二分に拾った華やかな味わい。その中に麦芽系の甘さがほどよくミックスされています。ストラススペイと比較すると、遥かにピュアで上品に仕上がった味わいです（ただ、マスターに言わせるとストラススペイのほうが上品だそうです。Dannyのテイスティングも当てになりません（笑））。ストラススペイのほうが個性（野趣）を感じます。好き嫌いは人に寄りそうですね。ブレアフェンディ、柔らかく美味しいお酒でした。【RC】 ブレアフィンディ （35年）追記　「グレンエルギン」の謎解きをするべく、家でモートラックを飲みました。うーむ・・・・参りました。やっぱり「モートラックっぽい」お酒で「グレンエルギン」が出てきた、その心がわかりませんでした。モルト侍様、あるいはグレンエルギンをチョイスしてくださったバーテンダー様、その心をご教授下さいm(_._)m

  2006.02.07

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• 我が家の酒器（１）ショットグラス

  　さて、酒ネタもぼちぼち尽きてきたので（ぉぃ）、我が家に逗留しているグラス達の紹介をしていきたいな、と思います。まず第一発目は、かなり昔、学生の頃入手した（昔の彼女からのプレゼント）ショットグラス。実は最後の大喧嘩の時遠隔武器としてブン投げられた際、底の一部がちょっとだけ欠けちゃった、そんな思い出深い（ｗ）グラスです。大きすぎず小さすぎず、装飾も派手すぎないので、結構お気に入り。ちなみにバックのギネスのビールは大きさの参考用です。別にこれでビールを飲んでいるわけではありません。。。バーボンなんかを「クイッ」とやるにはお手ごろです。確か「ノリタケ」のグラスだったような・・・その元彼女も既に結婚して人妻・・・危ないのでガラス製品を投げるのはやめましょう：P

  2006.02.06

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  MORTRACH 14YO(1988) [57.8%], (WM Cadenhead)

  「我が家もモルト：＃６」MORTRACH 14YO (57.8%)distilled in 1988,Bottled by W.M. Cadenhead←やっとアップしました。遅くなってすみません　以前から欲しくて欲しくて仕方がなかったモートラック。「花と動物シリーズ」の１６年モノにするか随分悩みましたが、カスクストレングスに惹かれて、今回はケイデンヘッドの瓶詰めによるボトルを購入しました。ケイデンヘッドのボトルを買うのは今回が初めてです。　MORTRACHは、ダフタウンにある７つの蒸留所の中でも最古の創業と言われています。日本でも有名なブレンデッド・ウィスキー、ジョニー・ウォーカーの原酒として知られ、その大部分がブレンド用に回されているようです。実際、イワユル「オフィシャルボトル」というものが殆ど見当たらず、あえて言えばUDVで瓶詰めされている「花と動物シリーズ」の16年もの、それから同じくUDVの「レアモルトシリーズ」の、20年、22年ものくらいのようです。花と動物シリーズのほうは、細々と日本にも入荷しているようですが、レアモルトシリーズとなると、少なくともネット上では現在販売している酒屋さんはなさそうです。またBARに行ってもMORTRACHを置いているお店は少ないです。　さて、このボトルの印象ですが、まず色合い。我が家のシェリー軍団（ストラススペイ1971、アベラワー・アブナ）が、イワユル「シェリー色」をしているのにたいし、このモートラック、割と明るい色をしています。どちらかというとバーボン＆オーク新樽仕上げのグレンモレンジーの色合いに近いです（ちなみにボトルには「シェリー樽」の表記はありません。シンプルにmatured in an oak caskとあるだけです）。正直開栓するまでは「バーボン樽熟成かも」なんて思ってました。ただ、開栓した瞬間、明らかな「シェリー香」。ちょっと安心（笑）。香りは、糖蜜の甘い香りとシェリーの甘酸っぱい香りが心地よく、よく言われる煙っぽさは控えめ。煙っぽさより、甘さを感じさせます。シェリー樽にありがちな硫黄臭さは感じません。味わいは、カスクらしいアルコールの「ピリッ」としたアタックの後、麦芽とシェリーの甘さが舌を包みます。舌の上で転がすと煙っぽさ（ヨード臭くないのが素晴らしい）と微かな苦味（嫌味のない上品な、微かな苦味）も感じます。とても複雑で馥郁としたフレーバーが口中に広がります。オイリーさは普通ですが、フィニッシュはとても温かく長いです。いやないピリピリ感がありません。カスク物とは思わせない滑らかさです。この酒、やばいです。上手すぎます。。。この値段で、この味が出せるのか・・・立て続けに3杯も飲んでしまいました(o^.^o)オイチィモートラック・1988・CD・14年・57．8度・700ml↑こういう上手い酒に出会うたびに紹介するかどうか、葛藤が起きます。ホント、心の狭い人間です、ワタクシ（＾＾；だって、本当に美味しいんだもん・・・（2/6　完売したようです。美味いもんなぁ・・・）ケイデンヘッド・モートラック14年　[1988]　57.8度　700ml　【新発売】↑新発売情報発見♪ん？ぐはぁつ、ボクが買った値段より安い（ToT;

  2006.02.03

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  イチローさんに遭遇

  　今日は夕方から外勤だったので、平日にも関わらず大塚MOOへ呑みに行ってきました。巷で噂の「セレンディピティー」が今週入荷する、ということだったので楽しみにしていましたが、ボクが店に入った瞬間マスター「入ったよ～」完全に見透かされています（＾＾；　　で、ウダウダ管を巻きながら呑んでいたところ、初老の男性が入店。その瞬間、マスターが何やら目配せ。知り合いでもないし、いったい何やねん・・・と思っていたら、何やら後ろ出で、「Ichiro's Malt」を指差しています。いくら酔っ払っていたといえども、さすがにDannyにもわかりました。かの有名なイチローさんだったのです！（老婆心ながら、もちろんシアトル・マリナーズのイチロー選手ではありません。念のため）彼のホームページからも読み取れる、モルトへの熱い思いから、てっきり自分と同年代の人なのかと思っていたので、ちょっとびっくり（イチローさん、すみません）。マスターと話が盛り上がっていたし、なんだか恐れ多くて（笑）声をかけられませんでしたが、樽への熱い思いをマスターに語っていらっしゃいました。マスターから「彼、今度のライブ参加するんですよ」と紹介してもらったら「是非うちのブースにも遊びに来てください」と丁寧な挨拶。恐縮です・・・来るなといわれてもお邪魔しますよぅm(_._)m 来週がとても楽しみです。（Ichiro`s Malt Vintage Single Malt [1988]）イチローズ　モルト

  2006.02.02

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  ありがとうBALVENIE、ようこそGLENMORANGIE

  　今日は、家呑みのスタンダードボトルだった、THE BALVENIE 12YO, double wood (OB)のボトルがとうとう空いてしまいました。バルベニーは、近所の酒屋さんではなく、ネット通販で購入した初めてのお酒、そしてシングルモルトの美味しさを十二分に教えてくれたお酒でした。開栓してから2ヶ月くらい。さすがに開栓当時の溌剌さは少し衰えてきましたが、それでも蜂蜜の香りは健在。最後なので、もう一回丁寧にnosingしたら、なんか懐かしい香りもしてきました。なんだったかな・・・と思ったら、子供の頃食べたカキ氷にかける糖蜜の香り！そう、こんな香りだったよなぁ。バーボンからもらったバニラ香とシェリー樽からもらったテルペンアルコール（柑橘系）香は、きつく主張せず蜂蜜香とバランスのよいハーモニー。そしてやっぱり微かなピート香（この微かさがタマラン！）。バランスいいよなぁ。暖かいフィニッシュも健在です。まるでブレンディッドのような滑らかさ。やっぱり美味いっす（感涙）。また会おうね！バルヴィニー　ダブルウッド　12年↑1月の特売品です・・・特売か、やっぱボクも買っておこう（笑）　で、バルベニー君の後釜がGLENMORANGIE 15YO (OB)。最近はあんまり見かけませんね（国分の在庫が尽きたとの噂も）。実はDannyが初めて飲んだシングルモルトがグレンモレンジ（ただし１０年もの）でした。当時学生だったボクは、ウィスキーといえば、サントリーオールド（黒い達磨みたいなやつね）、角瓶、シーバスリーガル、バランタインくらいしか知らなかったわけです。そんな時、とあるプールバーのマスターが、「おぃ、Danny,シングルモルトって飲んだことねぇだろう。一杯ごちそうしてやる」といって頂いたのがグレンモレンジー。ただ、1ショット1000円と言われ（ちょっとぼったくってないか？ｗ）、学生の自分にはちょっと高値の花だったのでそれっきりでした。でもその時「な、なんだこりゃ、ウィスキーって、こんなに香りの立つ酒だったっけ？」と思ったのを覚えています。　で、15YOに話を戻しましょう。開栓直後は、バルベニーに比べると大人しいめの香り。次第にバニラ香が立ち上がってきます。その影に潜む、鰹節出汁の香り（生臭いわけではない。アミノ酸の香り？）。味わいはクリーミーで若干スパイシー。塩っぽさは予想していたほどではない。どちらかというと甘さを感じます。ま、空気となじんでいくことで、落ち着いた味わいになるんじゃないかな。現在開栓しているラインアップ（グレンロセス1972、ストラススペイ1971）と比べると若さを感じますが（当たり前か）、逆にそれがとても新鮮で美味しさを感じます。これからもよろしく、グレンモレンジ君。グレンモーレンジ15年・正規↑このボトル、信濃屋が全部押さえちゃったみたい。恐るべし信濃屋！

  2006.01.31

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  衝動買い

  　昨晩、酔った勢いで（ぉぃ）お酒を衝動買いしてしまいました。丁度1月で切れる楽天のスーパーポイントも溜まっていたので・・・しかも、何を血迷ったか2本も（微かな記憶では、「どうせ送料かかるならたくさん買ったほうがいいだろう」みたいなことを考えたはず・・・どうやって呑みきるんだ！）1本目MORTRAC 14YO (1988), 57.8% (Cadenhead)　予てより欲しくてしかたがなかったMORTRAC、ケーデンヘッド社からリリースされているカスク物を購入することにしました。アイザワさんにあるUDVの「花と動物シリーズ」とどっちにするか、随分と迷いましたが・・・ま、カスク物のほうが加水具合が調節できるので、いいかな、と。楽しみです。モートラック・1988・CD・14年・57．8度・700ml2本目ABERLOUR a'bunadh, 59% (OB)　これは、まさに衝動買い。以前30.3のマスターに「アブナは寝酒にはいいよ～」と聞いていたののですが、その言葉が突然頭に鳴り響き、気づいたら「購入ボタン」をポチッとな♪みたいな感じでした（ぉぃ）。以前普通（？）のオフィシャルのアベラワーは呑んだことありますが、アブナは未体験ゾーン。どんなお酒が届くことやら・・・アベラワーa’bunadh・59vol・700mlこれら、また開栓したらレビュー書こうと思います（いつになるかな？グレンモレンジー１５年が開いたあとだから、あと一月くらいはかかるなｗ）

  2006.01.30

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  今日のお酒

  　今日はビリヤード帰りに大塚MOOに行ってきました。晩飯食べていなかったので、晩飯ついでに酒盛り・・・1杯目BLACK CUILLIN　晩飯代わりに「チーズコンビーフ」を注文したので、そのお供に黒ビールスタート。黒ビールは数あれど、あの「タリスカー蒸留所」のある、スカイ島の地ビールとなれば、これは呑んでみないわけにはいきません。味のほうは独特の風味があり面白いです。ただその個性の割には非常に呑みやすく、また度数も4.5度と低めなので、チェイサー代わりに丁度良さそうです。ブラッククィリン・瓶（500ml）2杯目ARDBEG (1996), 40%, connoissures choice (GM)　お腹も膨れたところで、まずアイラモルトからスタート。アイラだといつもは後半戦に登場してもらうのですが、マスター曰く「この酒、案外さらっとしてるから、最初のほうでどうぞ」。ということで、本日のスターティングボトルに指名。香りは、「アードベッグ」してます（当たり前か）。とにかくヨード。ヨードが押し寄せてきます。ただちょっと気になったのが、他のアードベッグに見られる「ヨードを包み込む甘さ」をほとんど感じなかったこと・・・ちょっと訝しく感じながらもテースティングへ。味のほうは・・・あれ？あれれ？アードベッグって、こんなにサラッとしてたっけ？昔他のボトルで感じたオイリーさがなく、スパイシーさもあまり感じません（少しはありますが）。おまけに土臭さが際立ってきます。あまりにヨードと土臭さが前面に出てきてしまって、Danny的には、ちょっとなぁ、という感じでした。ただ、ARDBEG蒸留所がLVHMに買収されてしまって、Godon&MacPhile社からのリリースはこれが最後になるそうなので、そういう意味では価値のあるボトルなのかもしれません。GMCC・アードベッグ19963杯目MACALLAN twenties, 40% (OB)　ARDBEGがあまりに土臭かったので、口直しに気分転換に（笑）マッカランを所望。マスターが「これ、もうちょいで開いちゃうから、呑んじゃってよ。全部入れるし」ということだったので、twentiesボトルを頂きました。でも、悔しいことに残量は丁度ワンショット分。マスター、お主なかなかやるなっ！なんでもいくつものMACALLANの樽をヴァッティングして1920年代のマッカランの味を再現した！ということですが、如何せん1920年代のマッカランそのものを味わったことがないので評価しようがありません（笑）。シェリーでライトなマッカランです。ハイ。マッカラン・トゥエンティーズ　40度　500ml4杯目Deramera Rum, PORT ELLEN CASK, 46% (Kingsburry)　3杯目は、Dannyには珍しくRumを頂きました（ってか、マスターのお勧めです）。キングスバリーは、モルト・フィニッシュのラムのシリーズを出していて、PORT ELLEN以外ではJURA, BUNNAHABHAIN, LAPHRAOIG, SPRINGBANKなんかのフィニッシュもありました。やっぱりアイラモルトは個性がしっかりしているので、フィニッシュには使いやすいんでしょうね。「AUCHENTOSHANフィニッシュ」とか作っても、多分その個性をラムに移すのは難しそう（笑）。ちなみに味は・・・うーん、なんというか、書道の墨（墨汁じゃなくて、石のほうね）のような、ちょっとカビ臭い感じ。あとは黒糖焼酎かなぁ。あまりラムやアイラモルトの経験が足りないので、その価値が今一歩よくわかりませんでした（＾＾；キングスバリー・ダブルマチュアード・ラム・ポートエレン・カスク19905杯目ALLAN, Chanpanigu Cask Finish, 59.3% (OB)　今日は色々呑んじゃったなぁ。ということで、最後はデザートモルト、アランのシャンパーニュフィニッシュで〆です。ロングロウ・トカイみたいな露骨な（ぉぃ）甘さはありませんが、これはこれで落ち着いた甘さのモルトです。やっぱり、ラムよりモルトの方がすきだなぁ。。。あ、これは好みの問題ですね。アラン・シングルカスクシャンパーニュ・カスク・フィニッシュ（750ml）【ブリティッシュフェア...↑只今セール中みたいです♪　日曜日はカメラ忘れたので、写真なしです。。。

  2006.01.29

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• 断酒明け（おおげさな）

  　昨日はがんばって禁酒したので（たった1日ですがｗ）、今日はご褒美に30.3へ。マスターが「何か開けるぞ～」と宣言していたので楽しみにしていきました。今日の封切は、なんとGLENLIVETのOLD BOTTLE。ということで、今日はまずGLENLIVETの現行品からスタートしました。1杯目GLENLIVET 12YO, 40%, OB　どこでもよく見かける、普通のグレンリベット。実はオールドボトル開栓がなくても今日はこのボトル飲む予定でした。というのは、とあるweb siteでグレンリベットを評して「オレンジ、レモン様の味わい」という一文を見つけたからです。僕の印象ではフルーティーさはあっても、それはむしろ桃や南国フルーツ系の風味だったので、「これは確かめとかなきゃ」ということでした。さて、改めてノージングしてみると、確かに最初一瞬オレンジ系の香りが「一瞬」かすめたような気も・・・でも、最初のinhalationの時だけで、後はどんなにnosingしても感じませんでした。感じ方は人それぞれだからなぁ。。。味は、いつものグレンリベット（ぉぃ）。なんとなく甘く、苦味、酸味（この酸味は特徴的かも）。オイリーさは感じず、肌理の細かな砂のようなさらさら感。フィニッシュは短かめで、なんともあっさりとした味わい。うん、やっぱり、こうだよな、グレンリベットｗ。2杯目GLENLIVET 12YO, 43%, OB (1970年代流通）　で、今日の真打、グレンリベット・オールドボトル。どうもコルクがボロボロだったらしく、マスター開けるのに四苦八苦。でも開栓した瞬間、カウンターの向こうから香ってきた香りは、明らかに現行ボトルとは異質なもの。それもそのはず、このボトル、どうやら色合いからしても香りからしても、明らかにシェリーカスク。現行物もシェリーカスクからもバッティングされているはずですが、それとは全然シェリー感が違います。Nosingすると、確かに現行物にもあるようなケトン、ラクトン、アルデヒド系の南国フルーツの香りもしますが、やっぱりトップノートはシェリー樽の香り。マッカランのような突出したシェリー香ではありませんが、ブラインドでこのボトルの香りを嗅いだら、ボクには絶対にGLENLIVETの名前は出てきません。味わいのほうは現行物よりコクがあり、フィニッシュもこちらのほうが長く暖かいです（度数の問題？それ以上だと思う）。でも、味の基本構成は香りに比べて現行ボトルに近いのかなぁ。勉強になりましたm(_._)m3杯目Arran Single Cask、57.4％最後はアランで〆ました。なんか頼りげなくちょびっと残っていたので、最後のワンショットは遠慮なくいかせてもらいました。ちょっとオリが溜まっていましたが、ま、これも出汁の一種みたいなもんでしょう（＾＾）最近はフィニッシュシリーズをいろいろ呑んでいたので、久しぶりにアランらしい麦っぽくオイリーな味を堪能いたしました。

  2006.01.27

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• 今日は休肝日

  　最近、ちと酒の量が増えているので、今日は休肝日。以前浴びるように酒を呑んでいた時期は、γ-GTP3桁いったり（さすがに２００は超えなかったｗ：パブデ・ピカソさんにばれたら怒られそう（＾＾；））してましたが、さすがに最近はそこまで無茶をしません。おうちに帰ってもじっと我慢。せめてグラスを触っていたいと、グラスを磨いております（アル中だわ、こりゃ）。　で、家のボトルを眺めてみると、もうぼちぼちBalvenie 12YO(OB)が空きそう。このBalvenieは呑み飽きのこない非常に優れたモルトでした。で、このBalvenieの後釜として、Glenmorangie 15YO(OB)が買ってあります。ので、次の我が家のスタンダードボトル（？）はGlenmorangieとなります。家で呑む時は　Balvenie→Glenrothes1972 のパターンが多かったのですが、どちらも「甘さ＆癒し系」でちょっと傾向が被っていたので、丁度いいかな、と思っています。で、問題は「後釜」の「後釜」です（まだ「後釜」の封切もしていないのに（＾＾；）。ってか、欲しいボトルっていろいろあるんですよね。最近はBARでも１０～１５年のボトルをいろいろ飲むようにしています。実はすでにほしいボトル（というか、蒸留所）は決まっています。それはMORTLACKスペイサイドでは名の通った蒸留所で、モルト好きな人なら誰でもその名前を知っているくらい。でも、み～んなジョニーウォーカーのブレンド用に回されているのか、驚くほどOBが出回っていません。BARに行っても置いてあるお店少ないんですよね。で、なければないで、呑みたくて仕方がなくなっちゃうわけです（苦笑）。アイザワさんに何種類かあるようなので、ちょっと時間をかけてじっくり選択しようと思います。

  2006.01.26

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  今日も今日とて酔っ払い（バーンズナイト）

  　今日は『バーンズ・ナイト』。ということで、普段これといってお付き合いのないバーンズ・ナイトさんのお誕生日を心の中でお祝いするべく（ｗ）、今日もBARへ。最近外呑みの事多いっす。財布が超寒いっす（＾＾；どのお店に行こうか迷いましたが、ハギスがありそう、ということで大塚MOOへ。　残念ながらハギスにはありつけませんでしたが、その代わりに自家製の美味しいビーフジャーキーをツマミに今日も今日とて飲んで参りました。1杯目LONGMORN 13YO, 46%, DUN EIDEANN　バーカウンターにつくと、目の前で「俺を、飲め！」と訴えかけてくるボトルがいたので、まず一杯目に頂く。MOOではDUN EIDEANNのボトルをいくつか飲んでみたが、どれもOBとは一風違う仕上がりになっている。まず香りは・・・麦っぽさが突出してます。OBだともうちょっとフルーティーな印象を受けるんだけどなぁ。。。ま、この当たりまでは想定の範囲内。で味はというと、第一印象が「あれ、これ、子供の頃に食べた黒っぽい飴ちゃんの味（笑）」シリアル系の甘さとは一味違う、なんというか、イノシン酸のような、昆布系の旨味を濃くしていったような甘みを感じる。これはこれまでのLONGMORNからは感じたことのない味でした。どこかのブログで、ウィスキーの味の１つに「出汁の味」というのをあげているのを見たような気がするのだけれど、もしかしてこういうのかな？でもこの味は初体験です。で、他はというと、本当にさらっとしていてオイリーさを感じない。フィニッシュはOBだともっと、こうスパイシーさを感じたと思うんだけれど、これはそうでもない。昆布味に引っ張られてか、微かに海のニュアンスを感じてしまいました。うん、不思議なLONGMORNだ。LONGMORN 13YO, 46%, DUN EIDEANN　2杯目MACALLAN 10YO, 57.4% CASK STRENGTH (Red Label), OB　なんとなくMACALLANが飲みたいなぁ、ということで、マッカランの在庫ボトルを見ていたら、このボトル見つけました。アイザワさんで紹介されていて興味があったのですが、まだ飲んだことないので１０年カスクストレングスをチョイス。カスクだけあってアルコールのアタックが来ますが、びっくりするほどでもない。やっぱりシェリーシェリーした香りです。味のほうは、これまたシェリーの甘さとわずかな酸味。そしてちょっと苦味を感じました。マッカランってこういう苦味って、あったかな？？？フィニッシュは温かくいい感じです。半分ほど飲んだところで、ためしにちょっとだけ加水してみた。加水は良いほうに転ぶか悪いほうに転ぶか、やってみないとよくわからないとこありますよね。このボトルに関して言えば、ちょっと失敗。加水すると、加水前より一段とアルコール臭がきつくなります（一瞬くらくら来た）。おまけに加水前には感じなかった硫黄香まで・・・加水で硫黄香花開く、じゃしゃれになりませんね(o_._)o ドテッマッカラン　赤ラベル　カスクストレングス　750ml　57.4度（The　Macallan　Cask　Strength）3杯目LONGRAW 10YO, 55.6% TOKAII WOOD FINISH, OB　最後はデザートモルトってことで、ロングロウのトカイフィニッシュ。以前散々「ロングローっぽくない」とこき下ろしたにも関わらず、結構飲んでます。好きなんですね（ぉぃ）。既存のロングロウと切り離して飲むと、これはこれで美味しいです。甘みに関しても、例えばバルベニーに感じるような蜂蜜系の甘さやシリアル系の甘さとはまた違った、砂糖というより果糖の甘さなんですかね。よくわかりませんが元々モルトにはない甘さをTOKAII WOODから拾っているようです。この甘さが軽い塩っぽさとライトなスモーキーさと相まって、余計に印象深い甘さになるんでしょうね。回を重ねる毎に好きになっていくモルトです。ロングロウ10年・トカイウッド

  2006.01.25

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  今日のお酒

  　今日は懸案の書類を一つ仕上げたということで（結局なんか適当な言い訳を見つけているだけですがｗ）、30.3へ。今日は珍しく（失礼）30.3で妙齢の女性が飲んでいらっさっしゃったのですが（ハーフ？クォーター？）残念ながらきっかけさえつかめず帰られてしまいました（おいらが嫌われたのか（＞＜；；）まだ何もしてないのに（ぉぃ））。　1杯目Benriach 10YO, 46%, Signatory最初の一杯、何にしようかと逡巡しているところで、マスター「スペイだけどスモーキーで変わりもんよ。まだ飲んでないでしょ？試してみる？」ということで、ベンリアックに挑戦。有名なロングモーンの兄弟蒸留所、ということでしたが、ロングモーンとは随分と違う香り。甘さとピート香が前面に出た第一印象でした。麦系の甘い香りとピート香、なかなかガンバリマス。変り種のアイラみたいな酒だな、と思いながら味を見ると、アイラ物とは違い、それほど塩のニュアンスが強くない（ちょっとあったかなぁ）。「スペイ」の概念を覆す、なかなか面白いモルトでした。こりゃ、何回か味わってみる価値ありそうです。。。（シグナトリー・アンチルフィルター）S　ベンリアック・ヘヴィー・ピーティッド　1994/2004 10...２杯目Maccallan 12YO, 56.7%, SMWS (24.70)　30.3に行けば必ず頼んでしまう、SMWS24.70。でも残念ながら今日が最後のワンショットでした。最後っちゅうことで、今日は普段よりちょっと多めだったかも。マスターありがとう（笑）。むかしからマッカランはバランスの取れた美味しいお酒だと思っていましたが、この１２年もの飲んで目から鱗が落ちました。１２年物とは思えない豊かな熟成香。よくマッカランは「硫黄香さえなければ・・・」などと言われますが、このボトル、ボクはほとんど硫黄の嫌味な香りを感じません。次から次へと湧き出すシェリーとモルティーな香り。ホント「幸せ・・・」と感じさせてくれる一品です。もしこのボトル、譲ってくださる方いらっしゃれば、是非ご一報下さい（いや、ほんと、マジで、お願いしますm(_._)m）３杯目Bowmore enigma 12YO, 40%, OB 　最後、アイラ物が欲しいな、といったところ、マスターがエニグマを封切ってくれました（マスター、ありがとう）。ボウモアと聞いて、ちょっと身構えて（正直ヨード香には未だになじめない）いたところ、「あれ？あれれ？？？」というほど穏やかな香り。いや、正直に書こう、香りがたってこないのだ。シェリー香にボウモアの特徴が隠れている、という訳でもなくまさに香りが「沈んでいる」という感じ。しばらくなじませていると徐々にシェリー香とヨード香、そして微かな（本当に微かな）テルペン香（柑橘系の香り）がしてくる。「ボウモアって、こんなんだっけ？？？」なんと思いながら口に含むと、これまたえらくあっさりとした味わい。「あれっ？」と思っていると、フィニッシュで遠くにスモーキーさと塩っぽさを感じる感じ。ボウモアって、もっとオイリーじゃなかったっけ？？？酔っ払っているのか？とにかく自分の持っている「ボウモア」の範疇からかなり逸脱したボウモアでした。しかし、なんでこういうフレイバーに仕上げたんだろう・・・まさに「謎（Enigma)」です・・・I　ボウモア エニグマ　　12年　40°（1000ml）

  2006.01.24

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  今日はセンター試験

  　今日はセンター試験の日でした。といってもさすがに三十路も半ばで受験ということもないわけで、今日は試験監督の日でした。試験監督で何が嫌かって、雪がふることなんですね（あとは補助のセンセイが遅刻することか（笑））。昨日は夜半からかなり降っていて、朝には数センチの積雪。都心の交通機関は雪に無茶苦茶弱いのでちょっと心配でしたが、無事電車は動いていたので予定通り都内某女子高へ（うちの大学なら楽だったのに・・・出張サービスは大変です）。　朝8時前に現地に着くと、既に受験生と思しき学生の姿がちらほら・・・おぃおぃ、試験開始まであと1時間以上あるぞ！とはいえ、万全を期する学生さんにちょっとした感動を覚えました（少なくとも自分はそういうタイプではないのでｗ）。しかし、女子高ってのは、綺麗なところですね。自分の母校はばっちい男子校（しかも公立高校）なので、余計にその差を感じます。ただ、欠点は、「男子トイレの数がほとんどないこと！」ま、女子高に男子トイレがふんだんに合ったら、それはそれでなんだか怖いことですが。。。試験の合間の休憩時間には男子トイレがごった返していました。だって、試験監督は圧倒的に男性のほうが多いんだもん。勘弁してくれ・・・（ＴｏＴ；　ちなみに試験会場が女子高ってこともあったせいか、受験生は女子高生（あるいは浪人生？ｗ）ばかり。おじさん、ドキドキしちゃったよぅ（マテ）試験そのものは割りと順調に行き（それでも拘束時間は7時半から20時までだから大変だった・・・）無事終了。最も懸念されていた、ヒアリングテストも、自分の担当の部屋では問題なく終了してよかったです。でも思うのですが、センター試験でわざわざ手間隙と金をかけてヒアリングテストする必要あるんですかねぇ？？？だって、ヒアリング用のＩＣレコーダー、使い捨てっすよ？どう考えても経済的ではないです。文部科学省と業者が結託したな、こりゃま、問題そのものはなかなかよく出来ていたみたいですが。　と、まぁ、女子高生のフェロモンを満喫したあと疲労感につつまれながら帰途へ。こんな寒い日は、酒を飲むに限る！ということで、池袋の「もるとや」さんへ直行（もるとやの紹介ページの一つです）。実はもるとやさん、今回が初めてです。「三越の向こうの公園のそば」っちゅう、なんともファジーな記憶だけでお店を探しましたが、思ったよりわかりやすかったですね。お店も綺麗だし、ボトルもいっぱいあるし、マスターの人柄も接客もすばらしいし（客とマスターとの距離感覚が抜群。あまり踏み込んでくるマスターはどうかと思っている）、なにが良かったって、横に座っていたニキータが最高でした（笑）（ニキータについてはこちら参照ｗ）もるとやさんにも、残念ながらお目当てのモートラックはありませんでしたが、とても楽しい時間をすごすことができました。1杯目CRAGGANMORE 12YO, OBとりあえず、駆けつけ一杯。当たり前だけど、普通のクラガンモア。逆に言うと安心して呑めます。クラガンモア12年正規　40度750ML（スペイサイド）CRAGGANMORE 12Y2杯目Broｒa (CLYNE BURN), ACORNモートラックを所望しましたが、生憎在庫切れ。では、ハイランドでしっかりめのを、ということで頂きました。バランスのとれた佳酒です。もう一度しっかり呑みたいボトルですね。3杯目Longrow 10YO, OBなんとなく塩っぽいモルトが呑みたくなってlongrowに行きました。１９７４ビンテージはちょっと手の出ない価格なので（半額の日狙っていきますｗ）久しぶりにオフィシャル１０年頂きました(Tokaii Finishもあったのですが）。直前にしっかりしたBrora頂いたせいか、ちょっと負け気味（？）。でもlongrowのピーティーさはそれほど感じませんでした（酔いが回ってた？）。【OB】 ロングロウ 1995 （10年）でその後、ちょっと球を撞いて、また呑みに走りました（アル中ですな）。Bar Moo にて1杯目Macallan 11YO, Dun Eideannマスターお勧めのお酒。でも酔いのせいか、イマイチ、っちゅうかイマニくらい（大汗）。こんなもんなのかなぁ。もうちょっと腰があるといいのにな。2杯目Ichiro's Malt噂のイチローズモルトです。ただ、残念なことにグラス切れ（団体客の所でグラスが滞っていて、グラス不足に陥っていました（苦笑）でロックグラスっぽいので出てきました。ので、ちょっと評価は控えます。イチローズ・モルト19883杯目Caol ila 15YO, 花と動物シリーズ3杯目はちょっと趣向を変えてカリラへ。ちょっと度数も少ないこともあって、わりと穏やかな風味。それほどヨード香も感じなかったなぁ。開封してからちょっと間があったせいもあるのかな？4杯目ARRAN chateau margaux cask finishラスト、デザート系でいこう、ということでアランのシャトーマルゴーを頂きました。初っ端からデザート系の甘い香りがガツン。シャンパーニュフィニッシュより更に甘さを感じます。でも、カルバドスほどくどくないかな。〆の一杯にはよろしいかと。アラン　シャトー・マルゴー・フィニッシュ　59.4度　700ml　【新発売】ふぅ、昨晩はよく飲みました(^O^)V

  2006.01.21

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  誕生日に呑んだお酒（書き直し）

  昨晩はお誕生日ということで（という言い訳をつけてｗ）平日から飲みにいって来ました。場所は大塚のBar Moo。ここはなかなかの品揃えでお気に入りです。ちなみに今現在だいぶ酔っ払っているのと、昨日の出来事ということで大分記憶が曖昧になっております。一番まずいのが、折角とった写真がどっかいっちゃっていること(o_._)o ドテッ１杯目Aberlour 15YO, Sherry Wood Finish, 40% (OB)　以前より呑んでみたかった銘柄の一つ。１０年と１５年があったのですが、今回は１５年（シェリーウッドフィニッシュ）に挑戦。シェリーフィニッシュとありますが、それほどシェリーシェリーしているわけでもなく、シェリーと麦芽のバランスの良い香りです。味の方は、少しワインのような酸味を感じ、滑らかで飲み易い。最初の一杯にはいいかもしれません。Aberlour 15YO, Sherry Wood Finish, 40% (OB)２杯目Arran, Grand Cru Champagne Cask Finish, 58.9%, OB　最近はちょっとアランに凝っていて（というほどでもありませんが）、見つけると呑む機会が多いです。フィニッシュ樽をいろいろ模索しているようで、それぞれ個性があって、比較すると楽しいです。今回はシャンパーニュ・フィニッシュを選択。アルコールのキックの後に、バニラとキャラメルのふくよかな甘い香りが広がってきます。味わいも甘くスパイシーでちょっとクリーミー。満たされた気分になれます。個人的好みを言うと、「シャンパーニュ」＞＞＞「ラム」＞「カルヴァドス」かな。シャンパーニュくらいのほうがしつこさがなくて好きです。Arran, Grand Cru Champagne Cask Finish, 58.9%, OB３杯目Royal Blackla 10YO, 46%, (DUN EIDEANN)　これはMooのマスターご推薦のボトル。DUN EIDEANNのボトルは値段の割りに味が良いらしく、マスター、いろいろボトルそろえています（本当はマッカランを飲ませたいらしいｗ）。ただ、今回は直前にARRANを呑んでいるのが響いてか、イマイチ印象が薄い（＾＾；穏やかで麦芽っぽい味わいだったと思うのだけれど、思い出せないんですよね。。。また挑戦します。カウンターでボクが「う～む・・・」といっているのを見てからバーカウンターに並んだボトルをマスター見た瞬間「しまった、出す順番間違えた」とのことでした(o_._)o ドテッ４杯目Balvenie 21YO, Port Wood Finish, 40% (OB)　実は4杯目、モートラックを所望したのですが、生憎在庫切れ。それではと「フルボディーで美味しいやつ。でも、アイラはダメねｗ」とマスターにオーダーしたところでてきたのがこのボトル。マスター、ボクがバルヴェニー好きなのをちゃんと知っています（笑）。ただ、家にあるダブルウッドとは大分違った印象。もちろんバルヴェニーらしい蜂蜜っぽい甘さやフィニッシュのスパイシーさ、微かなピートなどもあるのですが、華奢な、ワインっぽい華やかさがポートウッドフィニッシュには感じられます。あと味わいも、ちょっとドライだったかなあ。この辺、大分酔いが回っていたのか、あまりよく覚えていないのですが(o_._)o ドテッBalvenie 21YO, Port Wood Finish, 40% (OB)５杯目Strathspey 34YO, 44.3％ (Scotch Malt Sales)　酔っ払った勢いで、「誕生日記念だ～」とかいって、封切りしちゃいました（今思えばちょっと惜しい（ぉぃ））。いやぁ、うまいっす。以上。やっぱりこれうまいわぁ。。。【DC】 ストラススペイ 1971 （34年）

  2006.01.19

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• 誕生日に飲んだモルト

  昨晩はお誕生日ということで（という言い訳をつけてｗ）平日から飲みにいって来ました。ちょっと時間がないので、また帰宅してからインプレッションを綴ってみたいと思います。１杯目Aberlour 15YO, Sherry Wood Finish２杯目Arran Champagne Cask Finish３杯目Royal Blackla 10YO, (bottler)４杯目Balvenie 21YO, Port Wood Finish５杯目Strathspey 34YO, (Glenfarclas) SMSでした。５杯目は自宅で封切りしました。うんめ～♪

  2006.01.18

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• あれからもう１１年たちました

  　本当は昨晩途中まで書いていたのですが、酔っぱらって寝てしまってエントリーできなかった話題（でも本当は酒の話よりよっぽど大事・・・）　そう、昨日１７日は、神戸の大震災の日だったんですね。丁度あの頃、ボクは神戸と京都の中間あたり、伊丹空港の近くに住んでいました。伊丹駅といえば、当時２階建ての高架駅だったのですが、１階部がぺしゃんこにつぶれて２階部がどしん、と落ちちゃった、あの駅です。駅の地震計の深度７が振り切れていたそうです・・・当時貧乏学生だったボクのアパートは、とりあえず柱はなんとか持ったので倒壊は免れましたが、近所の友人のアパートでは「地震がおさまって分ったんだけど、壁が倒れて柱しか残ってなかったよ」とか「階段が落ちちゃって、２階から降りられないんだ」なんて話があったくらいです。ボクの部屋も、もうぐちゃぐちゃで、倒れてきた本棚が他の家具に引っかかってかろうじて下敷きにならずに済んだ、という状況でした（目の前で開封せずに取っておいた貰い物のロイヤルサルートがゆっくりと落下していって目の前で割れてしまったのを何故か鮮明に覚えています）。幸いちょっとした怪我で助かりましたが、２軒先の家で、倒壊した家の下敷きになって亡くなった方がいたり・・・ホント、人間の命って、運というか、宿命というか、自分の力ではどうにも成らないところで決まっていくんだなぁ。と思ってしまいました。そして運良く生き残った事に感謝したいと思います。合掌（・人・）

  2006.01.17

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  GLENROTHES 32YO(1972) [43%]

  「我が家もモルト：＃５」GLENROTHES 32YO (43%)distilled in 1972,　最近ようやっと市場に出回るようになったグレンロセスの３２年もの、１９７２年蒸留の一品です。実は１９７２年はお誕生日ヴィンテージで、以前から欲しいな、欲しいなと思っていたのですが、1971年、1973年に挟まれてなかなか出てきませんでした。「も、もしかして、チョ～出来が悪くて世に出ることはないのかも・・・(ToT；」なんて思ってたくらいです。　GLENROTHESは、その味わいの秀逸さから有名ブランドのキーモルトとして大部分がブレンド用原酒として買われていくそうです。そして熟成させた樽のうち、最も出来の良いわずか2％のみがシングルモルト用として長期熟成に回されるということです。モルトマスターが熟成のピークに達したという判断を下したもののみが瓶詰めされる、ということなので、きっと遅咲きのモルトだったのでしょう(^o^)V　1972年vintageは2005年度の"The international Spirits Challenge 2005 "で栄えある栄冠を獲得したそうです。公式web siteによると「このヴィンテージの印象は、まるでスパイスとオレンジマーマレイドの風味の爆発のようである。オーク樽から得た素晴らしい風味にあふれ、クリーミーでベルベットの様な舌触りである」との事です。とりあえず記念ボトルなので、何か特別なことがあったときにでも開栓しようかな、と思っています。グレンロセス1972・43度・700mlあっという間に売切れそう(^^;

  2006.01.17

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  本日のお酒

  　土曜日～日曜日3時間睡眠、日曜日～月曜日３０分睡眠という過酷な勤務を終えた後なので今日はふらふら。休日返上でようがんばった！ということで自分へのご褒美を兼ねて洋酒房30.3へ。体の疲れもあって、男呑みはできそうもないので「今日は３杯かなぁ～」という予定。（１）あっさりめのモルト（２）SWMS24.70（お気に入り）（３）アイラのモルトという順番で呑みました。1杯目まずはアイドリングとしてグレンゴインを所望。ところがいつものグレンゴイン１０年がないという。ってか、最後飲み干したのは自分だったような（大汗）。のでちょっと贅沢だけれどもGlengoyne 17YO, OB, 43%を頂く。１０年物と違い、開栓したとたんにシェリーの甘い香りが広がってきます。もちろん１０年ものからもシェリー香はしますが、そのパワーが違います。次第に麦芽香とシェリー香のバランスが取れてきてGlengoyneらしさ（Danny認定（笑））が出てきます。味わいも、なんというか「滋味あふれる」味わいですね。最初の1杯にはもってこいだと思います。2杯目二杯目は予定通り、SMWSの24.70（マッカラン）。オフィシャル物とは異なり非常にパワフル。ふくよかな香りが一気に放たれ、しかもシェリー樽とモルトそのもの重厚な香りが絡まりあって次から次へとアタックをかけてくれます。人によっては「ゴム臭」あるいは「ゴム風味」を感じて悪い印象を受けるようですが、僕自身はこのボトルに関しては「ゴム」の嫌な印象派受けません（思い込み？）今日はこの1杯を飲むために30.3に来たんだ！って感じです。ただ、惜しむらくは、このボトル、あとショットで3杯分くらいしか残っていません。残りをボトルごと譲ってくれるよう、マスターと協議中です（笑）3杯目3杯目は、今年の年度目標（ってほど大げさのものではないけれど）のアイラモルトのお勉強です。どうもアイラの、海藻臭さというか、端的に言えば「ヨード香」が苦手で須らく敬遠してきましたが、自分の引き出しを増やすためにも少しづつでも挑戦して行こうと思っています。で、白羽の矢が立ったのはCAOL ILA 1993 CASK, GM, 57.8%このボトルはファースト・シェリーカスクということも合って、これまらシェリーの甘い香りがします。でもでもね、やっぱりどうしてもヨードの香りが立ってきちゃうんですよね。ちょっと逡巡しているとマスター曰く「チョット加水してごらん」ここ3滴ほど加水したところ、ヨードの角のある若さが押さえられ、とてもフルーティーで甘い香りが広がってきました。味わいもなかなか秀逸で、いつまでもフィニッシュが続くような感じでした。これからも少しづつ、アイラのモルトに挑戦して行こうと思います。

  2006.01.16

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• ウィスキーマガジンライブ

  　以前より気になっていた、ウィスキーマガジンライブ、思い切って申し込んでみました。「ウィスキーマガジンライブ」とは、本場スコットランドや日本のモルト蒸留所、あるいは瓶詰め業者が自社製品を広くカスタマーに紹介する祭典です。世界中の著名なウィスキー評論家やブレンダー、蒸留所の所長なども参加し、世界のウィスキー関連イベントの中では最大規模だということです（単にアルコール中毒患者の乱痴気騒ぎという噂も）。　Bowmore, Laphroaigといった人気蒸留所のマスタークラス（各蒸留所の所長やゆかりの評論家などによる専門的製品紹介）はあっという間にチケット完売したようでしたが、ヨードが苦手な私には、まぁ関係のない話（笑）。いろいろ悩みましたがＭＣ１１：ＡＲＲＡＮ蒸留所ＭＣ２３：白州蒸留所ＭＣ２２：ＧＲＥＮＲＯＴＨＥＳ蒸留所の３コースを選択しました。ＡＲＲＡＮは島モノの割にはピートがしつこくなく、また若い蒸留所でこれからどのような方向で製品化されていくのかに興味があります。また白州のところは、正直Highland Parkを考えていたのですが、逡巡しているうちにSold Outになってしまいました(o_._)o ドテッで、一番の楽しみは、大好きなGRENROTHESのＭＣです。色々なvintageのグレンロセスが飲めるかと思うと今からワクワクしてしまいます。なんとなく気分がいいのでGrenrothes(1972)を衝動買いしてしまいました（ぉぃ）。皆様はどのようなＭＣを選択されたのでしょうか？

  2006.01.13

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  CRAGGANMORE 12YO, 40%

  「我が家のモルト：＃４」CRAGGANMORE 12YO, 40% これは今年の正月、池袋のヨドバシカメラ・お酒館（ビック酒販）で衝動買いしちゃった、200mlのミニボトルです。ディアジオの「クラシック・モルト・シリーズ」のミニボトル版として売られているようで、他の５つもしっかり売ってましたよ。今回はこのCRAGGANMOREとDALWHINNIEのミニボトルを買ってきました。CRAGGANMOREは、有名なブレンディッド・スコッチであるOLD PARRの原酒としても知られていますね。　このCRAGGANMORE、「あー、あれねー、ふつー」みたいな感じで今一歩高い評価を身近では受けていないようですが、私個人としては、非常に完成度の高いモルトの一つなんではないかな？と思っています。香りは、派手さはないけれど、穏やかな甘い香り。よく草っぽいなんていわれますが、ボクはそこまで草っぽさは感じません。むしろ、穀物っぽい、麦っぽい香りを感じます（これが「草っぽい」匂いなのかも知れませんが）。味わいもマイルドで「つるつるっ」と飲めてしまう滑らかさを持っています。若干軽めかなぁ。でもきちんとフィニッシュもそれなりに続きます。　主張に乏しい、と言われるとちとつらいところですが、複雑な香りを持っているし、ボクのようなモルト初心者にはとても素敵に感じる一品です。オフィシャルの良く見るモルトですが、あなどれませんぞ！クラガンモア12年こちら一般の750mlボトルです。オールド・パー　12年　正規品　750ml　43度（Grand　Old　Parr　12YO　Extra　Rich　Scotch　W...例のごとくOLD PARRも貼っておこうｗ

  2006.01.11

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• 楽天ブログぜっ不調（ＴｏＴ；

  　昨晩、今晩とエントリが上手くいかず四苦八苦していたところ、どうやらシステムに異常仕様に問題があったようですね。新しい試みをしていくことは競争社会では非常に重要な課題ではありますが、元の基本システムがまともに動かなくなるような様では本末転倒ですよね。今晩も２２時くらいにエントリしようとしましたがサーバーエラーで書き込めませんでした。ぷんすかぷん　凸（-o-メ）コトの顛末はこちら（対策）とこちら（問題）でご確認下さい。　ただ、この件に関するＴＢをちらちら覗いていたところ、ひょんなことから面白いサイトを見つけました（モルトとぜ～んぜん関係ありませんが）。web宝くじシミュレーター　まぁ、宝くじもサイコロと同様確率論にすぎないわけですが、それでも一抹の夢をかけて毎年年末には大1枚ほどジャンボ宝くじを購入したりしていましたが、このシミュレーターの結果を見て呆然としました。１００万円程度購入しても1億どころか１０００万円に到達することも、まぁないわけですね。悔しくて１００万円を目処に１０回くらいまわしましたが、結果は大差なし。結局賭け事は胴元が勝つように出来ているわけです(o_._)o ドテッ　もう宝くじを買うのは金輪際止めようと心に誓ったのでありました。。。　追伸：もしこのシミュレータで「元がとれた」方、是非ご一報下さい。再チャレンジします（笑）

  2006.01.10

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  STRATHSPEY 34YO(1971), (GLENFARCLAS)

  「我が家もモルト：＃３」STRATHSPEY 34YO (44.3%),sherry caskdistilled in 1971,(Scotch Malt Sales LTD)　これは昨年出会った中では一押しのモルト。味わった時はしばらく声も出ませんでした。中身はGLENFARCLASということです（でもラベルには表記はありません）。私自身、他のヴィンテージのGLENFARCLASをほとんど飲んだことがないので比較はできませんが、このお酒、すごいですよ。　香りは、突出した特徴は持たず、むしろシェリー香、ウッディな甘さ、気分のよい煙香、嫌味のない麦芽香といった複雑な香りが絡み合いながらモルトから放たれます。味わいも素晴らしく、甘く（しつこくないのが素晴らしい）滑らかで「ふくよかさ」を感じさせてくれます。こういうのを「フルボディ」って言うんですかね。とにかく私のボキャブラリーでは表現しつくすことができません。　「飲んでなんぼ」が信条の私ですが、このお酒はまだ空けておりません。いきつけの洋酒房 30.3のボトルが開くまでは、そちらを頂こうと思っています（笑）。前述のGLENROTHESが開いたら、開栓しようかな。【DC】 ストラススペイ 1971 （34年）正直いうと、リンク貼るの止めようかと思いました。完売したら困るので（苦笑）　

  2006.01.09

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  BAR MOO (大塚）

  ＢＡＲ巡りでは、美味しいモルトをそろえているＢＡＲを紹介していきたいと思います。とはいっても、入ったことのないＢＡＲって、気兼ねしてなかなか入りにくいものですよね・・・ＢＡＲ巡り第一弾は、東京は大塚にある、BAR MOOです。大塚駅からだと徒歩3分くらいかな。詳細はweb siteの地図をどうぞ。ここは、よく行くビリヤード場のすぐそばにあり、ぱっと見はカクテルなんかを出しそうなＢＡＲ（いや、実際出していますが）。ラムやバーボンなんかはいっぱいありそうなイメージですが、ところがどっこい、モルトの揃えもなかなか。ここのマスターも相当のモルト好きで「最初はそうでもなかったんですけどね、自分で飲んで美味しかったモルトをどんどん入れていったら、随分な数になっちゃいました。最近仕入れてるのはモルトばっかりかも。あはは・・・」とのことです。ボトラーズものも、テイスティングしてよいと思ったものはどんどん仕入れているようで、私のような若輩者では聞いたことのないようなボトラーズのもの（ヨーロッパ経由？）もあったりします。これからも楽しみなＢＡＲです。ちなみに昨夜頂いたお酒はビール（バドワイザー）GLENGOYNE 10YO, 40% 麦の暖かい香りとともに、紙を濡らした様な生っぽい香り。味わいはクリーミー、ライトでまろやか。飲みやすい。SPRINGBANK 10YO, 46% スパイシーで微かに海のニュアンス。味わいはちょっとしょっぱくオイリー。でもこんなに軽かったっけ？LONGROW 10YO, 55.6％、tokaii wood パンチ力はありますが、樽からもらった甘い香りが一面に広がる。こんなに甘いLONGROWって、あり？BOWMORE 12YO, 58.1%, (1991) WC オーセンティック・シリーズ。ちょっと記憶が曖昧なので、感想はもう一度飲んでから。といったところです。グレンゴイン10年スプリングバンク10年ロングロウ 10年　トカイウッド　　55.6°　(700ml)

  2006.01.08

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  GLENROTHES 27YO, distilled in 1973

  「我が家もモルト：＃２」GLENROTHES 27YO (43%)distilled in 1973, これもまた華やかな香りのMaltです。果物や花の甘い（エステル、ケトン、ラクトン？）香り、そしてその陰で柑橘系（テルペン系）の香りがします。Balvenieの蜂蜜系の甘さとはちょっと違います。味わいは、これまた甘くリッチで、わずかな苦味が甘さを更に引き立て感じです。癒し系のMaltです。私の寝酒は現在こいつです。　GLENROTHESはカティーサークの原酒として有名で、ブレンダーにも非常に評判のいいMaltだそうです（あわせやすいのかな？）。1973年蒸留のものはMalt Whisky Companion (Jackson, M(2004))でも非常に高い評価（90点）を受けています。この達磨さんみたいなボトルの形も、愛嬌があって好きです。手書き風のラベルもいいですね～（本当に手書きなら更にかっこいいのですが）。グレンロセス1973 　　次はいつ入荷するのでしょう？グレンロセス1992　　最近のヴィンテージも美味しいです。カティサーク　25年　700ml　45.7度　箱付　　ついでにカティーサークも（笑）

  2006.01.07

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  The BALVENIE 12YO, double wood

  　「我が家のモルト」コーナーでは、家でちびちびやっているお酒たちを紹介していきます。　「我が家のモルト：＃１」は　The BALVENIE 12YO, double wood (43%)　オレンジのような柑橘系の香りと、蜂蜜のような甘い香りがふわっと湧き上がり、その奥にかすかなピート香を感じます。色はキラキラ光る琥珀色。味は甘さとスパイシーさのバランスが見事です。ちょっと前までは40％で瓶詰めされていたようですが、現行品は43％と表示されています。　Balvenieは、世界一の販売量を誇るGrenfiddichの第二蒸留所として知られていますが、風味は全く異なりGrenfiddichより遥かにリッチな味わいに仕上がっています。ポットスチルの形の違いが味わいの違いになっている、などと言われていますが、実際の所どうなのでしょう？　BARなどでもよく見かけるボトルですが、とても飲みやすく、よく出来たモルトなのではないかと思います。初めてモルトを飲んでみよう、という方にもお勧めの一品です。バルヴェニー12年ダブルウッド(43%)バルヴェニー12年ダブルウッド(40%)

  2006.01.06

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• 謹賀新年

  昨年末、不思議な縁でシングルモルトと出会ってしまい、あっという間にその魅力にとりつかれてしまいました。下戸でそれほど量は呑めないのですが、出会ったモルト達の紹介などしていきたいな、と思っております。ちなみに私の好みは・・・・好き：甘い、エステリー、複雑、暖かい苦手：ヨード香、激しくスパイシーです。ので、荒々しいアイラモルトはちと苦手です。これからも宜しくお願い致します。

  2006.01.01

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