平凡すぎる日常がいいネ

昨日はカラオケオール明けで朝７時帰宅，９時半就寝

で，夜はお芝居観に行きました。

以前から行ってる「鈴置洋孝プロデュース」のラスト公演です。

ご存知の方もいるかもしれませんが，声優・鈴置洋孝さんの劇団で，ご本人は去年亡くなりました。

声優として，ガンダムのブライト艦長，キャプテン翼の日向小次郎，ドラゴンボールの天津飯などたくさんの名キャラを演じてきた人ですが，芝居演出として「煙が目にしみる」など，賞を取っているので，そちらにも才能があった方なんでしょうね。

今回の作品の原案も生前用意していたというので，遺作となるのかしら。

内容は言うまでもなく，すごくよかった！

ここの芝居は前半はとにかく笑い，笑いで進め，後半にグッとくるパターンが組み込まれていることが多いんですが，今回もそんな感じで，終盤はあちこちですすり泣く声が。

そして芝居の大ラスでは，今回の大御所・麻生美代子(サザエさん・フネ役)さんがマジ泣きする展開があり，そりゃもう見てる方だって感動です。

……で，お芝居が終わったら当然帰るわけですが，その途中で野沢雅子さんがいたんです。

まあ，私はいろいろな声優さん主催のお芝居を観に行っているので，野沢さんだけでなく色々な声優さん，役者さんを見ることはあるんで「あっ野沢さん観に来てたんだ」で終わったのですが，同行の友人…声優を目指している仕事場の同僚…はそりゃもう感激！

「あああ～，もっとちゃんと見ておくんだったー！」

と後悔と感動が入り乱れている様子。

ドラゴンボール大好きな彼女の憧れの人なんだよねえ，野沢さんは。

ふと，そんな彼女を見て，最近の私ってそこまで劇的に感動することがないなあと思ってしまいました。

そりゃ，お芝居はよかったし確かにそれも感動ですが…興奮を伴う感動っていうのかな，そういうのがないような気がする。

そういうのをみつけよう，私も。