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カテゴリ:医療全般
麻生さん、口が軽すぎるねどうも。暗礁に乗り上げた思いつきの定額給付金。さらには「医師には社会的常識の欠如した人が多い」発言。
医師不足に関する発言では二階経産相の「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」というのもぶっとんだ発言である。 政治家からモラルだの社会常識だのを諭されるとほとんどジョークとしか思えない。 しかし国の舵取り役ともいえる人間が、医療崩壊、医師不足についてこの程度の認識しか持ち合わしていないとは・・・開いた口がふさがらない。 現場で耐えている医師の最後のやる気を無くさせるに充分なお言葉である。 それとついでに言っておくと、マスコミがしょっちゅう使う「受け入れ拒否」と「たらい回し」という言葉。この言葉の使い方は明らかにおかしい。というかそこに特定の意志がハッキリと現れている。それは二階経産相のそれと同じものだ。 「拒否」とは能動的に要求をはねつけることである。ベッドが空いていない、他の救急患者の治療のため新たに受け入れる余地がない等は「受け入れ拒否」ではなく「受け入れ不可能」なのである。受け入れられる状況にありながら断ることを拒否するというのである。まあ、こんなこと小学生でもわかるわな。 「たらい回し」とは次々と送り回し誰も責任を取らないことをいう。受け入れ先が無い状況はたらい回しとは言わない。自民党のようにいったん引き受けた責務を放棄して次々と総裁が入れ替わるようなことをたらい回しというのである。総裁候補すらいない状況はたらい回しとは言わないだろう。 政治家もマスコミもこの期に及んでまだ医師を悪玉にしておきたいという意識があるのだろうけど・・・・もういいかげんにしてもらいたいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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