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カテゴリ:政治
小沢さん、一番デリケートな部分をあっさりと言ってしまいましたね。
↓ http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090225/stt0902250151000-n1.htm 自民党は鬼の首を取ったような喜びようだが、ヘタしたら足元すくわれるんじゃないだろうか。批判したところで決して自民党の株が上がることは無いと思うけどね 「アメリカさん守って下さい。あなたが間違っていようがどこまでもついていきます。」ではいつまでも通用しないだろうと多くの人が思っているんじゃないかな。 「小沢の発言は軍備増強に繋がる」というのが一般的な批判のようだ。 じゃあなぜ軍備増強がいけないのかと言えば、もちろん現行の憲法上では違憲ということになるのだけど、その精神は紛争解決の手段としての戦争は認めないということだろう。その具体的な形としての戦力不保持のはずだけど、実際のところはアメリカ軍に守られていて、アメリカの起こした戦争は理由はどうあれ応援するし、自衛隊は派遣するわ攻撃のための燃料も補給するわでは全く平和憲法の精神など無視しているではないか。 先の大戦では日本中が軍国主義に染まり、反戦や平和主義などを唱えようものなら非国民といわれるような時代だった。マスコミの報道も戦争を煽るようなものばかりだった。 今は自主防衛、軍備増強、徴兵制復活などと言ったりしたら批判の嵐だ。マスコミもそんなことはタブーであって絶対書かない。これって現象だけは裏返っているけど、根は同じことなんじゃないか?どちらも全体主義であってまともな議論ができないことに変わりはない。 自民党の連中が、「そんなこと言ってアメリカさんが引き上げてしまったらどうすんだ?」と怒っているが、本気で現状を未来永劫維持していくつもりなのだろうか。国家百年の大計を語る政治家なんていないのかねー。 ちなみに同じく敗戦国であったドイツは自主防衛の目的で軍隊を保有している。イラク戦争には反対し、参加しなかった。 自国の軍隊を保有した上で大儀のない戦争にはっきりNoと言うのと、アメリカに防衛を頼り切って大儀のない戦争に盲目的に追随するのとどちらが道徳的に正しいか。そんな議論をすることすらむずかしいということが今回の小沢発言で炙り出されたってことか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.06 09:43:14
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