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カテゴリ:医療全般
先日学会出席のため京都に行ったときのこと。
朝、学会場に向かうバスの中で若い女の子3人組がしゃべっている。話の内容からして3人とも研修医のようだ。来年の春には自分の専門を決めなければならないなどと話しているのでそろそろ研修1年目が終わるのだろう。 「もう何科に行くか決めた?」 「まだ決めてへんけど、どうする?」 「産婦人科と小児科と救急だけはやめとくわ。自分の時間なんか無くなるし、なんかあったらすぐ訴えられるし。全然割りに合わへんやん。」 「そやなー。普通に診療してて逮捕されるなんてありえへんわ。産婦人科選ぶ人なんかいるはずないで。」 「小児科は診察そのものよりも親へのムンテラが大変らしいで。診察時間よりもムンテラの方が何倍も時間かかってほんまに疲れるって先輩が言うてたわ。」 「その点○○科とか××科はむっちゃ楽やん。時間通りに帰れて、呼び出されることも無いし。」 「私もそう思うわ。私は絶対○○科やわ。」 よっぽど「わし、産婦人科ですけど(`ヘ´)」て名乗り出たろうかと思ったけど、残念ながら学会場に到着。 彼女たちは多くの研修医の中の特殊な例と信じたい。しかし少なくとも産婦人科、小児科、救急がしんどいことだけは彼女たちの言うとおりではある。 けど○○科や××科がこいつらが考えてるほどには甘いことは無い。 大体楽したいんやったら最初から医者なんか目指すなよ。 「しばき倒すぞ、ワレー」と吉本の室谷信雄に言わせたい。 (古いネタですんません。わからん人は↓参照) http://www.youtube.com/watch?v=MneDqxZizMw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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