仙台クラシックフェスティバル2016
今年も行ってきました!仙台クラシックフェスティバル♪( ´θ`)ノ仕事の都合上、今年は4公演しか行けませんでしたが、すべて行きたかった好きな公演。チケットが取れて良かった〜まずは1公演目。『ピアニスト・サミット』〜豪華4人のピアニスト勢揃い!一期一会の”ピアノの祭典”最初に牛田智大くんによるガーシュインのラプソディ・イン・ブルーいや〜大人になりましたね(^^) オケとの競演ではなく、ピアノでのラプソディはどんな感じかな?と期待してましたが、見事に期待通り素晴らしい演奏でした。スゥイング感というかジャズっぽさも良い感じに出ていたし、なにより大人の演奏になってきました。今後ますます楽しみなピアニストです。続いて、及川浩治さんによるリスト:ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲こちらも、キタキタ〜っ!(≧▽≦) 及川節炸裂!!っという感じで、圧巻の演奏でした。目が離せない演奏というか、その迫力に圧されて、息づかいというか演奏中の声までもが激しく、お見事!としか言い様が無い素晴らしい演奏でした。宮城出身、ファンも多いですね(^^)トリは上原彩子さんと仲道郁代さんによる2台のピアノでの連弾。モーツアルト原曲グリーグ編曲のピアノソナタハ長調K.545ピアノを習ってたひとならすぐ分かる?ドーミソシードレド♪で始まる有名なピアノソナタの連弾です。この曲の連弾は初めて聞いたのですが、とっても面白かった!発表会に良い感じって思ったのですが、2台用意するのは大変かも(;´▽`A`` かわいらしいステキな演奏でした〜演奏会終了後、サイン会があったのですが、サインをもらうためにはCDを買わなければならず、牛田くん目当ての方々がものすごい行列になっていて、自分が持ってるCDとかぶらないように買おうとじっくり脇から覗き込んでいるうちにレジにはさらに大行列が出来ていて、自分が買うころには仲道さん上原さんは退席してしまい、せっかく買ったのにサイン貰えませんでした(T^T)及川浩治さんと牛田くんからはなんとかゲット出来ました(≧▽≦)そして2公演目は仙台国際音楽コンクールから羽ばたいた優勝者・魂の協奏曲最初は津田裕也さんのラヴェルのピアノ協奏曲ト長調のだめカンタービレの中にもちょっと出て来た、とっても楽しいコンチェルト!!仙フィルの方々も楽しそうに演奏されていました(^^)そして津田さんの演奏もとってもノリノリで楽しそうで、一体感がとても良かったです。一緒にせんクラに行った娘もこの演奏が一番良かったと言ってました。続いて、これは私が楽しみにしていた、スヴェトリン・ルセフさんによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲ニ短調俗にいうシベコンってやつです。シベリウス大好きなので、もう楽しみにしてました!!そして、とっても良かった!!北の雪原を思い浮かべながら聴いてました。若く生き生きとしたヴァイオリンの音色も良かったし、コンチェルトの迫力も良かった。日にちは変わって、最終日のまずは1公演目。大好きな西江さんのヴァイオリンが聴ける〜(≧▽≦)「スーパー・ガラ・コンサート」〜麗しの貴公子、ここに集結!タイトル通り、皆さん麗しい貴公子でございました(*^_^*)金子三勇士さんのリスト:ラ・カンパネラいろんな人がこの曲を弾くので、色々なラ・カンパネラを聴いてきましたが、金子さんのこの曲はオリジナル感がありました。とってもステキでした〜Youtubeに動画がありましたのでリンク貼ります。https://www.youtube.com/watch?v=-6mdY8eK0KEそして、待ってました!!西江さんの登場です(^^)西江辰郎さんと金子三勇士さんで、クライスラーの愛の喜びと愛の悲しみもううっとりでございます〜!!西江さんのヴァイオリン、唄っておりました(*^^*)何と言っても西江さんのヴァイオリンの音色最高にステキです〜金子さんのピアノも柔らかく優しい音色で、足下を見るとソフトペダルをずっと踏んでたように見えました。コンサートホールの広さとヴァイオリンとの音の感じで、そうしてたのかな?3曲目は西江さん、金子さん、三浦一馬さんのバンドネオンで、ピアソラのブエノスアイレスの冬この曲は高橋大輔さんのスケートを思い出す〜(^^;) バンドネオンのキレッキレの音が素晴らしく、良かったです。4曲目は上野耕平さんのサクソフォンと山中惇史さんのピアノでミヨー:スカラムーシュアルトサックスのノリノリの楽しい演奏と弾むようなピアノの演奏が素晴らしかったのですが、途中、踏めくりの人が2ページめくってしまい、演奏が途切れるんじゃないかとハラハラした場面があったのですが、無事に流れてくれて良かったです(^^;;5曲目は成田博之さんのバリトンと金子さんのピアノで、カプア:オー・ソレ・ミオとカルディッロ:カタリ・カタリ(つれない心)バリトンの声は素晴らしいですね!!広いホールを感じさせない通った声にウットリ♡選曲も良かった!ブラボー出ました(^^)6曲目は成田さん、金子さん、三浦さんでビゼー:「カルメン」より闘牛士の歌MCで、三浦さんの名前に1がつくのは長男で午年生まれだから一馬なんですって教えてくれて、金子さんの名前に3がつくのは3番目に生まれて勇ましい武士のような子に育って欲しいという意味でみゆじと読むけどミュージックとは関係ないですって話しは面白かったです。そして成田さんは次男ということで、3兄弟で演奏しますってなかなか楽しいMCでした。闘牛士の歌は日本語で歌ってくれました(^^) 日本語の歌詞が物語の情景を見せてくれるので良かったです。そして3人の演奏がカッコよかった!!ブラボーです!!最後に西江さん、上野さん、金子さん、三浦さんでガーシュインのラプソディ・イン・ブルーなんと!この公演の編曲は全部三浦さんが1人でやっていたんだそうで、このラプソディも三浦さんが編曲。これが素晴らしかった!!最初のアルトサックスで痺れたし、バンドネオンの音の厚みがオケみたいで、ピアノの迫力と、そして西江さんのヴァイオリン、4人がとっても良い演奏で、最高でした!!私が選ぶ、今回のせんクラで1番の演奏でした0(≧▽≦)0 サイコー!!!!!これ、録音してないのかな?CD化して販売してほしいくらい、すごく良かった〜もちろん、西江さんからサイン頂きました♪ヽ(´▽`)/最後に聴いた公演は未来へ羽ばたく若き才能!リストとチャイコフスキーの華麗なる響き仙台フィルハーモニーとの競演です。牛田智大くんのリスト:死の舞踏昨日のガーシュインとは違って、オケとの競演は迫力が違いました!当然と言えば当然なのですが、すごくよく指が回るというか、音の粒がキラキラしていて、リストが観客に魅せる為の曲を書いたのが分かるような演奏でした。素晴らしい〜演奏中は堂々としていて大人な感じなのに、演奏が終わるととっても謙虚な感じでかわいくなるところはどっかの誰かさんのようで、可愛かった〜(^^)そして、せんクラ最後に聴いたのは大江馨さんのチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲二長調仙台出身の大江さん、まだ若い!!チャイコンもシベコンと同じく、大好きな曲なので、これで終演ってのもいいかな?という訳で、楽しみにしていました。期待を裏切らない、フレッシュな演奏で、仙フィルのコンマスも今日は客演で昨日シベコンを弾いたルセフさんで、息もピッタリ。最高でした(*^^*)やっぱりクラシックはいいですね〜