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カテゴリ:本・映画・展覧会
今年の冬はほんまに暖かかったどすねぇ。 "暑さ、寒さも彼岸まで"という言葉があてはまりまへん 例年やったら、3月10日の、奈良の春日大社のお水取りまでは、まだまださぶいな~と みんな言わはるんどすが。 今年はそんな声も聞きまへん。 なんでかと言うたら、もう春が来たような陽気やから。 京都の冬は底冷えするんどすが。手袋もいらへんかったわぁ~ おかしな冬どした。。。 不都合な真実 inmotion さんに教えていただいた本です。 映画も公開中です。 地球は長い歴史の中で、何度も氷河期と間氷期を繰り返しています。 だから、人間が何もしなくても、地球は何もしなくても、 自然に熱くなったり冷たくなったりするわけです。 現在の地球温暖化もそうした自然のサイクルの一環なのだと主張する人もいます。 しかし、この本を読んでみて、データや写真とともにいくつかの事実を突きつけられると、 現在の温暖化はとても自然なサイクルの中には収まり切らない、 不自然で人為的なものであるということがわかります。 それでも「温暖化はない」「温暖化は深刻な問題ではない」と言い続けられるのかしら? 著者は、長年、人間の経済活動による地球温暖化に警鐘を鳴らしてきた、 米国の政治家、アル・ゴア氏です。 クリントン政権では副大統領をつとめましたね。 この本は、単に環境保護を主張する本ではなく、 ゴア自身が、どうして地球環境保護に興味を持つようになったか という回想部分も含まれています。 とても情熱的な人だと思いました。 政治家が本を出す場合、なんらかの政治的な行動と結びついていることが多いので、 ゴア自身が今年の大統領選挙に出馬することを念頭に置いて、 執筆した可能性は否定できないのですが。。 (Mittiはまた余計なことを言ってしまいましたが、聞き流しておいてね) 不都合な真実「An convenient Truth」というタイトルの通り、 人間にとって、不都合なことはたくさんあります。 特に政治と経済が一体化した世界では、「利権」が中枢におかれ、 その妨げになるものは「悪の中枢」として、叩かれる運命にありますから。 希少価値となりつつある化石資源の奪い合い、 さらにそれらで利権を蝕む人たちがいる以上、 地球の健康は蝕まれていくのでしょうね。 写真やイラストが多く、まるで写真集のようです。美しい造りの本ですが、 これまで「不都合」だから、と隠されてきた、 または目を覆ってきた「真実」を淡々とパワフルに伝えてくれます。 氷が解けると、ホッキョクグマは、溺れ死んでしまう。 「私たちには何ができるか。どうすべきか」を伝え、 「もう手遅れだ」ではなく、 「まだ間に合う。変えていこう!」 という力強いメッセージと希望を与えてくれる本です。 私たちが直面しているのは 警鐘をならすべきことだけでなく、希望を持つことでもあると。。。 危機という中国語は、危険と機会という意味だそうです。 だから、ある意味温暖化の危機は、 危険とともに、 人間にとって、かつてないほどの挑戦の機会も差し出しているのです。 あなたにできる10のこと。(本より、抜粋です) 1 Change a light - 電球を替える。 2 Turn off engine - エンジンを切る。 3 Recycle More - もっとリサイクル。 4 Check your tires - タイヤの空気圧をチェックする。 5 Use less water - 節水。 6 Avoid products with a lot of packaging - 過剰包装なものは買わない。 7 Adjust your thermostat - 冷暖房の温度を調節。 8 Plant a tree - 木を植える。 9 Be a part of the solution - 行動を起こす。 10 Encourage your friends to see An Inconvenient Truth - 『不都合な真実』を友だちに勧める。 というわけで、、、おすすめします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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