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B.C.B.G.な暮らし

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2007.04.15
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テーマ:本日の1冊(3693)
カテゴリ:本・映画・展覧会
お久しぶりです。
書きたいことがいっぱいたまっているのですが、あわてずゆっくり更新したいと思います。

パソコンの前に座っていることができる時間は限られていますからね。

今は、ローマvsサンブドリア戦を観ながらです!

今のところ、勝っています。




さて、昨日は、ある見学会に行ってきました。


    現地説明会.jpg

    こんな感じ。何の見学会? わかりますよね。ふふ。


    竪穴住居跡.jpg

    じゃ~ん。竪穴住居跡ですよ。



実は、私が今住んでいるところ一帯は、○○○○遺跡とよばれ、
弥生時代から、古墳時代を中心とした、集落跡があちこちで見つかっています。
かなり大きな集落だったようですよ。

庭を掘ったら、何かがみつかりそうです。
ちょっと掘ってみようかしら。


    柱跡.jpg

    これが、竪穴住居の柱の跡。4本の柱で作られていました。




この遺跡は、1974年に実施された地下鉄の北進工事で、見つかりました。

旧石器時代から、縄文時代、飛鳥・奈良時代から平安時代以降の遺物が見つかっていて、
かなり長期にわたる遺跡であることがわかってきたようです。


     石さじ.jpg

     6000年~7000年まえの石さじ。
     獲物の皮をはぐための道具だそうです。


     遺物.jpg


     鉢.jpg


     土器。触らせてくださいました。意外に軽くて薄い。




こうして、住居跡をみてますと、
それほど、遠い昔のことでもないのかとも思えてきました。
もっと、奥深いところに存在しているのかと思っていたのです。

何人ぐらい前なんだろう。自分の祖先って。600人ぐらい前?


中学の頃読んだ、シュリーマンの古代への情熱を思い出しました。

     

     ギリシャ神話を信じ、一生をかけて古代トロイ遺跡の発掘に成功した
     シュリーマンの著作です。
     どちらかといえば、彼の語学習得法が印象に残っていたりしますが。。。(笑)



邪馬台国論争が盛んに行われてますが、結論はでませんし、
当分出そうにもありません。

邪馬台国の所在を特定するためには、考古学上の発掘による実体確認が必要です。

遺跡は土地の下に眠っており、当然土地はその所有者がいて、
偶然性に期待しなければならないのですよね。

古事記や、日本書紀も政治的に構想された偽書ですね。

ただ、激しい時代変遷の中で、次々失われていく風俗・伝承というのは、
時の積み重ねの中で抽象化・不明瞭化はされてきているものの
より人々の暮らしに裏打ちされているという重みを感じます。

実際にシュリーマンの発掘は、その後の発掘で、
シュリーマンの夢想したトロイ遺跡では無かったのですが、
神話・伝承が、歴史的事実の裏付けを持っていたことを実証した功績は、
賛辞されるべきものだと思います。


残念なことに、近年、非常に豊かになったと思われた日本の旧石器時代の情報の多くは、
一人のアマチュア考古学者の捏造発掘によるものであったことがわかりましたよね。
このような捏造ニュースが伝えられると、考古学に関する興味が失せてしまいがちですが、
真実の過去を求めて、負けずに、掘り下げていくことは大切なのかもしれません。


最近、あの友人夫婦が近所に土地を購入しました。
(ほら、以前からMittiブログを読んでくださっている方は覚えてくださっているかしら。)
 
夫婦で入院した夫婦です。

入院のために、ご主人は廃業されたのですが、人生の再出発に向けて
自宅の近所で開業されることにされたのです。ご夫婦で力を合わせて。

そのお話を聞いて、とてもうれしかったです。
一時はどうなることかと本当に心配しましたから。本当に。

人生、どんなことが起こっても夢は忘れない。こちらが勇気づけられますね。
何歳からでも再出発できるのです。
いつまでも情熱は忘れたくないものです。


ここで終わっておけば、きっと美しいのでしょうね。

ところが、またお話の続きが。。。しょんぼり



普通の住宅だと、建築の時、それほど掘らないのですが、
鉄骨や鉄筋にすると、その下の遺跡がみつかることが多いみたいです。
そうすると、自費でその調査をしなければならないと嘆いていました。

古代への情熱、夢の実現もお金がかかりますね。







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Last updated  2007.04.15 23:00:54
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