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カテゴリ:本・映画・展覧会
ようやく、見にいくことができました。
芸術作品にふれることができるのは、とても幸せです。 今日は、日中はぐんぐん気温があがって熱かったですが、 5月の風は、ここちよく、緑が目にしみるようでした。 世界が、きらきら輝いていました。 今回の展覧会では「都市と自然と人びと」をテーマに 15世紀ヴェネツィア派から20世紀絵画までが取り上げられてました。 大宮殿にて宝物を拝見するというよりも、 小さなサロンで、ゆったりと佳作を眺めるというイメージの展覧会でした。 ”大”がついているわりには、展示作品が小粒な感じ。 最も「エルミタージュ」は「隠れ家」の意味ですから、 そのほうが本来のイメージに近いのかもしれません。 目玉は、ゴーギャンでした。 チケットや、パンフに印刷されているからか、近寄れないほどの人だかりでした。 でも、私は、ゴーギャンってどうも好きになれません。 私は、 マティスや、マティスをとりまくフォービズム系の画家たちの作品に どうしても、目が吸い付けられてしまいます。 ヴラマンクやドラン。 こちらは、アルフレッド・ヘンリー・モーラーです。 彼もマティスと交流があったようです。 ”カフェにて” くつろぐ人々の様子を建物の上から描写しています。 視点がとてもユニークです。 そして、印象に残ったのが、 19世紀ベルギーの画家ギュスターヴ・ド・ヨンゲの作品です。 ”変わりやすい天気” 窓の外に目をやり、この服で大丈夫かどうか、 空模様を確かめ、ランデブーが雨で台無しにならないか 心配しているところなのだとか。。。 単なる空模様だけではなく、人の心のうちをも表しているようです。 ”散歩の後 ” 若い女性はまどろんでいるのか、恋の思いに心を馳せているのか どちらともとれるようです。 繊細な白いドレスに青いリボンのコントラストが可愛く、とても素晴らしいです。 ホイッスラーの白を思い出しました。 さりげない日常の姿を美しく描き出す画家だと思います。 ともに光の表現が素晴らしいとても透明感があって惹き込まれました。 エルミタージュ美術館のエッセンスを網羅したというよりも 魅力的な絵画作品を紹介するといった感じを受けました。 そして、主人とお茶。アールグレイをポットで。 おいしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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