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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2024年06月27日
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カテゴリ:認識の歩み


西欧の中世では、キリスト教は、
社会生活と密接に関連しています。

教会は絶大な権力をもち、
社会生活もすべて
キリスト教を中心にしてうごいています。

そのため、教会の腐敗は、
たちまち社会の堕落につながります。

そこでグレゴリー改革派の人びとは、
この不正をなおそうと立ちあがり、
精神の刷新をもたらしたのです。

その影響について、ふたたび
『西欧精神の探求』から引用すると
「グレゴリー改革は……
さまざまな学問興隆のきっかけをあたえました。
批判的精神のおこりは
ここにあったといってよいのです……
こういった学問の興隆は
やがてヨーロッパの
諸大学の興隆をひきおこします。……
アラビアをとおしての学芸の導入が、
グレゴリー改革終了後、
せきを切ったようにおこってくるのです。」

グレゴリー改革後に、
キリスト教徒の学者たちが真理にあこがれて、
熱心に学問をもとめたこと
(古代ギリシャとイスラームの学問を吸収した)が
進歩の原動力となったのです。

宗教改革をなしとげた西欧の人びとは、
精神的にも経済的にも発展の意気が充満し、
おくれていた文明も
ようやく発展の時代へはいりました。

しかし。西欧よりすすんでいる
アジア諸国を追いぬいていくには、
まだこれから数世紀の時間が必要でした。

これからのち数百年の間、
世界は依然として
アジアを中心にして動いています。





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最終更新日  2024年06月27日 05時10分09秒
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