散歩で出会ったお花たち、ネリネ(ダイヤモンドリリー)、ランタナ
散歩で出会ったお花たち(ネリネ)ダイヤモンドリリーヒガンバナ科ネリネ属 半耐寒性球根 日差しが晩秋の透明感を増した光に変わる頃、宝石のようにキラキラと輝きを放つネリネが花を開きます。ネリネの花弁は光が当たると金属光沢のように輝くので、別名ダイヤモンドリリーとも呼ばれています。ネリネはヒガンバナの仲間のリコリスの近縁で、交雑も可能で多くの類似点があります。両社共、ヒガンバナ科の表皮球根植物で草姿、花容もよく似ていて秋に花を咲かせ、花後に葉が出て生育し、5月頃に葉が枯れて夏に休眠する点も同じです。逆に相違点は、リコリスは約20種類が日本から中国大陸、ミャンマーにかけて広い地域に分布するのに対し、ネリネは約50種類が、南アフリカという限定された地域にのみ分布する点です。耐寒性も異なり、リコリスは霜の降りる冬季マイナス以下の気温で比較的雨量ご多い所に自生しているのに対し、ネリネは霜の降りない温暖な、やや雨量の少ないところに自生しています。ランタナランタナランタナ