漢方薬と陳皮梅
今日、生理1週間前とあって近所の漢方屋さんに出向いて、台湾の中医さんに処方してもらった漢方を頼みに行ってきた。この薬は以前台湾で飲んだのだが、すぐに反応した。下痢だ。この漢方を飲んでいる間中、下痢に悩まされた。せっかく台湾へ来たのにどこへも行けず、殆どホテルに篭っていた。処方前、中医さんに診てもらったら、お血があると言われた。 ↑ (だらだら血)当たっている。この中医さんは当たりかもしれない。そう、思っていた。だが、この漢方を飲んでもお血は治らなかっし、他に特別何か変わった感じもしなかったし、せっかくの台湾があまり楽しめなかった。そして、また懲りずに試そうと思い、近所の漢方屋へと出向いたのである。1日1回、6日間飲まなくてはならない。1日HK$30×6日でHK$180(2,880円)。薬と煎じてもらってこの値段だから安い方だと思う。(自分で煎じたらもっと安い)さっそく、今日の夕方に飲んだのだが、熱い漢方薬は一気飲みができず、味わいながら飲まなくてはならないのでなんとも飲みづらい。そこで、漢方屋さんは陳皮梅を毎回くれる。梅をミカンの皮と砂糖で漬けたんじゃないかと思うのだが、よくはわからない。私はこれを口直しに食べながら、顔が歪んでしまいそうになる苦い漢方を飲んでいる。夕方、この陳皮梅を食べながら、ふと思い出したことがあった。香港には夏バテにならないように、涼茶(リョンチャ)がある。これは道端で飲めるのだが、これもまた苦い。そこで、陳皮梅をくれる店もあって、私はそれを初めて頂いた。陳皮梅と書かれた紙の中に更に白い紙に包まれ、オブラートに包まれた梅が出てくる。涼茶を飲んだあと、私はそれを一口で口に入れ、食べ始めた。梅の中には種があり、少し食べづらい。かんでも、かんでも硬い皮が邪魔をして中々食べ終わらなかった。口の中でもごもごしていると、何かがおかしいことに気が付いた。硬い皮だと思っていたのは実はオブラートで、そのオブラートは中々口の中では溶けてくれなかった。更に私はしつこく噛んでいた。が、どのくらい経っても梅はなかなか終わらない。未だに口の中に何かが残っている。そこで、私はあることに気がづいた。そういえば、このオブラートはあまりにも透明で、厚かったこのオブラートはもしやビニールか?!↑(気付くの遅すぎ!)気が付いた時には既に遅し、梅とビニールが混ざり合って出すには出せない状態まできている。それに生憎、軽装のままだったのでティッシュがなかった。仕方がないので、私(←よく飲み込む人*参照)はその梅と混ざり合ったビニールを飲み込んで食べてしまった・・ ←(仕方がない??) そんな失敗もあったなと思い出しながら、ビニールを剥ぎ苦い苦い漢方薬を飲みながら、陳皮梅を食べた。