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カテゴリ:英田サキ
久々にBL作品のレビューなんか書いちゃいます☆ なぜなら、わたくし満がとても好きな、英田さんの『エス』 と同じ世界でのお話が出たから、なのですよ。 デコイ~囮鳥~/英田サキ Ill.奈良千春(大洋図書) とゆうものです(´∀` ) 過去に書いたエスのレビューはこちら☆ ※ちょいネタバレあります(-ж- ) ■あらすじ 安見亨は暗い雨の石段の下で、拳銃を片手に倒れ、記憶喪失になっていた。 自分が誰なのか、誰と知り合いで、どういう生活をしていたのか、 そして自分を助けた火野一左という男のことも、 すべて思い出せない。しかも片手に握っていた拳銃はなんなのだ。 自分は誰かを、殺したのだろうか? そして火野は自分にとって、なんだったのだろう? 「お前が何者でも気にしない。だから俺から離れるな。お前のことは、俺が守ってやる」 優しいが正体のわからない男火野に安見は溺れていくのだが…。 そんなころ、関東侠和会の那岐顕司と加賀谷功は、 高仁会元会長の笠尾が殺害された事件を巡り、呼び出されていた。 那岐は加賀谷を相棒として最も大事に思っているが、 加賀谷の男としての愛情を受け入れることは出来ずにいた。 ”笠尾殺しの犯人を抑える”という命を受けた二人は、動き始めるが、 そのことで那岐は、過去の亡霊因縁の男、火野と再会することに…。 一方記憶の戻らない安見は、 自分の驚くべき素性を知ってしまうことになる。 それは火野との行く末を揺るがすものであった───。 ■■■ 時間軸としては、エス残光から三年後くらいのようです。 複雑に考えられたストーリーはもう、さすがとしか言いようがないです。 かなり深く読み込まないとなかなか事件の全貌にたどり着けない感じです。 そこが、単純にBL作品とは言いがたいこのシリーズのよさ!(`∀´) ちゃんとミステリー作品としても面白いので、読みガイがあります☆ エスシリーズの椎葉と宗近なども登場します☆ 椎葉はあんまり出てこないのですが、宗近との今を伺えて、なんだかほっとしました。 椎葉の義兄篠塚は、かなり重要ポジションにおります~! 三木さんだったんですよね(ノ´∀` )ノ 好きだったんで再登場に心躍るですよw エスシリーズを読んでいなくても、面白いと思いますが、 読んでいると余計に良く分かると思います☆ 9/5に出る続編の『デコイ~迷鳥』が楽しみデス! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 1, 2008 11:32:47 PM
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