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カテゴリ:育児
カツヤザウルスと一緒に帰ってくる2年生は、リュウ君(仮名)、ナリ君(仮名)、ジュリアちゃん(仮名)の4人。
(ジュリアちゃんはカツヤザウルスのことが結構好きでよくまとわりついていたんだけど、 最近はそうでもないかな?フラレたかカツヤザウルス。) ま、それはいいんです。 カツヤザウルスはナリ君が大好きで、この二人は相思相愛。 男同士で手を繋いで帰って来るというゲゲゲな現場をしばしば見かけます。 ナリ君は体が小さくて子供っぽい性格の子。 でも馬鹿にされて黙っている子でもありません。 リュウ君は幼稚園の頃から母親に髪を染められ(!)金髪で入学してきた変わり種。 言葉遣いが荒く小ずるく、ちと乱暴系。 でも、けんかもめ事が大嫌いなカツヤザウルスはリュウ君とも仲良くやってきていました。 リュウ君はよくナリ君をしつこくからかうため、2人は入学当時からけんかばかりしていました。 ナリ君が泣いて帰ってくるのを見かけ、なんどかリュウ君をたしなめたこともあります。 リュウ君はカツヤザウルス・ユウヤノドンと同じスイミングの同じ時間帯に同じバスで行くんですが、 先月ついにユウヤノドンのこともひどくからかったらしく、 彼は憤慨して帰ってきました。 「ぼく、なんでナリ君がリュウ君を嫌いか分かった気がする!」 で、ついに昨日。 近くまで迎えに行ったら、しょんぼり帰ってくるカツヤザウルスを発見。 訳を聞いても言おうとしない。 後ろから歩いてきていたナリ君とユウヤノドンに事情を聞いたら、 リュウ君に「人殺し」と言われたとのこと。 ありゃ~~、コレはカツヤザウルスにはショックだ………… カツヤザウルスも黙ってなくていろいろ言い返していたらしいから まあ、親の出る幕じゃないな、と、 後で本人に「気にすること無いよ」って言うにとどめたんですが。 さて、ここからがカツヤザウルスの彼らしいところですよ。 寝る前のこと、彼がぽつりと「僕、明日リュウ君に謝るよ。」 「なんで?」 「……だって、僕もひどいこと言ったし。」 何を言ったか聞いたら、たいしたことじゃないんだなあ。 少なくとも「人殺し」に匹敵する言葉じゃなかったですよ。 ああ、この子はホントにもめ事が嫌いなんだなあ。 担任の先生が言ってたとおりだなあ、と、感心しましたよ。 (むしろ穏やかすぎて損しちゃうタイプかもしれない) 親としては、リュウ君め、このやろう!、と言いたいところなんですが。 (ほかにもいろいろいろいろあるので) まあ、今度何かあったら直接リュウ君をしかるつもりです。 親に言うよりその場で叱った方が早いからね。 教育は現場主義。その場で速攻対応です。 それにこのタイプの子供はまず親に報告しないよ。 自分が悪いから。 子供のつきあいが広がると親もいろいろあるんですよね。 ははは。 で、その後。 カツヤザウルスがけんかした次の日も、ふらりと見回り兼出迎えに出ると、 問題のリュウ君が6年生のマサル君と通学路でない道から帰ってくるのを発見。 マサル君はかねてから見回り中の私に通学路でない道を 下校してくる現場を押さえられており、 何度か注意を受けているため、やべっという表情。 「あ~~!?マサル君、リュウ君、何でそっちから帰っているのよ?」 するとリュウ君、「だってマサル君がさそったんだもん」 すかさず私、 「こらあ!付いてきたのはあんたでしょう。人のせいにするんじゃないよ!!」 確かにマサル君が誘ったんでしょうが、リュウ君すぐさま人のせいにして言い訳をするところがよくありません。 マサル君もまとめて叱っていたところに、何というタイミングか、 小学校の教頭がパトロールでふらり。 早速 はっはっは。 正義は勝つ! ……しかし、すっかり「口うるさい近所のおばさん」化してるなあ、ぢぶん。 カツヤザウルス、一応「ごめんね」と言ったらしいです。 翌日はウチにリュウ君遊びに来てました。……子供って、子供って。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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