マナタン3歳のお誕生日おめでとう!
やんちゃでおしゃまのマナタン、3月24日めでたく3歳になりました。いや~~~………やっぱり3歳ってひときわ感慨が深い。この1年で出来ることがとにかく増えてきたので(昼のおむつがほぼとれたとか着替えを自分でやれたりするとか)ちょっと人間らしくなってきたんですよね。一個の人格が出来てきたというか……三つ子の魂百まで、とはよく言ったものです。……つうことは、この性格でこやつは一生やっていくということか……うわお。ともあれ、3歳です。めでたい。この子を妊娠したときはちょうど2年生を担任していた夏で、「ありゃりゃ~~、また産休かあ。…生徒にぼやかれるなあ。でもお兄ちゃんたちが低学年の間、家にいられてラッキー」と思ったのを覚えています。予定日は4月14日。その後ちょっとだけ切迫流産をやったくらいで、無事3月3日に産前休に入りました。ところが、学年末の時期だったから3学期の成績も要録も通知票も結局家で大きなおなかを抱えて家のダイニングテーブルでやっていました。で、それらが全部終わって、学校に提出に行ったのが3月23日午後。職員室でお茶を飲んでいたら、自分のクラスのいじめられタイプの女子が「男子に鞄を廊下に出されて、蹴られた」と泣きついて来るではありませんか!やった男の見当はすぐ付いたので、副担のM先生に指導をお願いしたんですが、(産休に入った者が出張るわけにはいきません)もう頭に来て頭に来て。渡り廊下をドスドスと怒りにまかせて歩いていたら、帰る頃になって下腹に痛みが。お兄ちゃんズを保育園に迎えに行って、家に帰るなり気分が悪くておなかがしびれて、夕飯は適当にその辺のモノで食べさせて、とかっちゃんに頼んで、横になっていました。そしたら、その晩、日付が変わる頃、「パン!」と音がして、破水。いや、あのときは慌てた慌てた。だって、予定日までまだ3週間もあったから、いくら何でも産まれないだろうと思ったのに、3月生まれだと大変だから絶対4月に産むつもりだったのに、あわわわわわ。でも、その1時間後には経験あるあの「ひっひっふー」の痛みが来て、破水から4時間後、マナタンはしっかり産まれてしまったわけです。いや~~、無事産まれてくれて良かった………ホンットーに良かった……かっちゃんには「臨月入ってんのに、仕事なんかしてるからだ!」と叱られ、(なによ~~!血が怖いって3回とも分娩室に入れなかったくせに~~!)かっちゃんから、出産の連絡を受けた私の勤務校の職員室を「えっ?だって、昨日学校来てたよな?!」「あれから帰ってから産んじゃったのか?」と驚きのドツボにたたき落とし、…………まあ、私らしいお笑い色の濃ゆいお産でしたよ。どうせね。そんなわけで、マナタンはすくすく大きくなりありがたいことにめでたく3歳になったわけです。パパと一緒にいたのはわずか1年3ヶ月。もうパパの思い出は何も覚えていないでしょう。ただ、毎晩仏壇の遺影に「おやすみなしゃい、おとうさん」と言うだけの対象。先日、独り言で「おとうしゃんはね~、おやすみしてるの。」とつぶやいているのを聞いてしまいました。う~~ん、確かにお休み中だな。ちょっと長くて、もう会えないってだけの、お休み。でもね、マナタン、人はみんないつかお休みするんだよ。だから、お父さんはちょっと長いお休みにちょっと早く入っちゃったけど、でも、お母さんはいつか必ずもう一度お父さんに会えるって思ってるんだよ。その日までお母さん頑張るから、マナタンも一緒に頑張ろうね。マナタン、お誕生日おめでとう。