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カテゴリ:起業のお話
ドラゴンクエスト(Dragon Quest)という
テレビゲームソフトをご存じでしょうか。 かつて、テレビゲームといえばアクションゲームであった時代に、 日本初のRPG(ロールプレイングゲーム)として スクウェア・エニックス(旧エニックス)から発売されました。 この作品の大成功によって、 日本のコンピュータRPGの礎が築かれたと言っても過言ではなく、 特に3作目、「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」は、 発売日に長蛇の行列ができ、 テレビニュースで何度も取り上げられるほどの 大きな社会現象となりました。 ロールプレイ (role-play)という言葉は、文字通り、 キャラクターの社会背景や立場、仮想の人格を含めた 「役割を演じる」という意味があります。 ゲームを途中で終了させる際に、 そこまでプレイして来たデータを記憶させることができます。 従って、次回開始する際には、 その記憶させたところから開始できることができ、 より深く、より広いストーリーを展開できる道を開いたことは、 まさに革命的なことでした。 ファミコン等には、ほとんど興味がなかった私が、 唯一、心をときめかせながら挑戦したのが、 「ドラゴンクエスト3」でした。 日本経済がバブル絶頂の頃である1988年に、 ファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたものですから、 実に20年も前のことになるのですね。 当時、爆発的なブームに流されたカタチで、 それまでファミコンに全く触ったことがなかった私も 話題に流されて興味本位で購入することとなったのです。 ブームとか勢いというものは、 いつの時代もそのようなものなのかも知れません。 だって、その当時の私は、ソフトは買ったものの、 ソフトを動かすゲーム機本体が必要なことも知らず、 ソフトを買った後から、 あわててゲーム機本体も購入したのですから。(^_^;) そのような経験からしても、起業創業を志す皆さんは、 常に時代の大きなトレンドを意識し、 時代勢いや流れを味方につけた目標を立てるように 心がける必要があるでしょうね。 目標の立て方については、 現、スクウェア・エニックス相談役名誉会長の福嶋康博さんは、 講演で、以下のようなことを主張しておられました。 *** 福嶋さんが中学生くらいの時、近所の子供を集めて、 焼け跡に捨ててあった紙しばいで初めて商売したのだそうです。 時代はどんどん進んで、 紙芝居からファミコンの時代へ。 その福嶋康博さん曰く、 「「夢は大きい方がいい。」 先ず大目標や人生の答えを先に決めよう。 そして実現するにはどうしたらよいか、考えよう。」 「自分は今年、ここまでできそう、だから三年後はあそこまで」 という積み重ね型の発想はだめです。 大きい苦労も小さい苦労も同じことですからからね。 それなら、夢は大きい方がいいでしょ? 」 と。 *** ところで、 「ドラゴンクエスト3」のエンディングでは、 「そして伝説へ…」という主題の通り、 ゾーマとの闘いから、 勇者ロトの伝説となったファイナルシーンは感動的でした。 テーマのメロディは、すぎやまこういち作曲の オーケストラ組曲という懲りようだったのですから。 <ご参考> Symphonic Suite Dragon Quest IV ~ Overture http://www.youtube.com/watch?v=MATZR7LGECQ&NR=1 ドラゴンクエストIII そして伝説へ...~エンディング http://www.youtube.com/watch?v=00rdzq2g6Qk お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月16日 11時08分03秒
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