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2008年01月16日
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カテゴリ:起業のお話
ドラゴンクエスト(Dragon Quest)という
テレビゲームソフトをご存じでしょうか。

かつて、テレビゲームといえばアクションゲームであった時代に、
日本初のRPG(ロールプレイングゲーム)として
スクウェア・エニックス(旧エニックス)から発売されました。

この作品の大成功によって、
日本のコンピュータRPGの礎が築かれたと言っても過言ではなく、
特に3作目、「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」は、
発売日に長蛇の行列ができ、
テレビニュースで何度も取り上げられるほどの
大きな社会現象となりました。

ロールプレイ (role-play)という言葉は、文字通り、
キャラクターの社会背景や立場、仮想の人格を含めた
「役割を演じる」という意味があります。
ゲームを途中で終了させる際に、
そこまでプレイして来たデータを記憶させることができます。

従って、次回開始する際には、
その記憶させたところから開始できることができ、
より深く、より広いストーリーを展開できる道を開いたことは、
まさに革命的なことでした。

ファミコン等には、ほとんど興味がなかった私が、
唯一、心をときめかせながら挑戦したのが、
「ドラゴンクエスト3」でした。

日本経済がバブル絶頂の頃である1988年に、
ファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたものですから、
実に20年も前のことになるのですね。

当時、爆発的なブームに流されたカタチで、
それまでファミコンに全く触ったことがなかった私も
話題に流されて興味本位で購入することとなったのです。

ブームとか勢いというものは、
いつの時代もそのようなものなのかも知れません。

だって、その当時の私は、ソフトは買ったものの、
ソフトを動かすゲーム機本体が必要なことも知らず、
ソフトを買った後から、
あわててゲーム機本体も購入したのですから。(^_^;)

そのような経験からしても、起業創業を志す皆さんは、
常に時代の大きなトレンドを意識し、
時代勢いや流れを味方につけた目標を立てるように
心がける必要があるでしょうね。

目標の立て方については、
現、スクウェア・エニックス相談役名誉会長の福嶋康博さんは、
講演で、以下のようなことを主張しておられました。

***

福嶋さんが中学生くらいの時、近所の子供を集めて、
焼け跡に捨ててあった紙しばいで初めて商売したのだそうです。

時代はどんどん進んで、
紙芝居からファミコンの時代へ。

その福嶋康博さん曰く、
「「夢は大きい方がいい。」
先ず大目標や人生の答えを先に決めよう。
そして実現するにはどうしたらよいか、考えよう。」

「自分は今年、ここまでできそう、だから三年後はあそこまで」
という積み重ね型の発想はだめです。
大きい苦労も小さい苦労も同じことですからからね。
それなら、夢は大きい方がいいでしょ? 」 と。


***

ところで、
「ドラゴンクエスト3」のエンディングでは、
「そして伝説へ…」という主題の通り、
ゾーマとの闘いから、
勇者ロトの伝説となったファイナルシーンは感動的でした。

テーマのメロディは、すぎやまこういち作曲の
オーケストラ組曲という懲りようだったのですから。


<ご参考>
Symphonic Suite Dragon Quest IV ~ Overture
http://www.youtube.com/watch?v=MATZR7LGECQ&NR=1

ドラゴンクエストIII そして伝説へ...~エンディング
http://www.youtube.com/watch?v=00rdzq2g6Qk





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最終更新日  2008年01月16日 11時08分03秒
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